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ムレは靴ずれの原因にも。夏山登山にぴったりの靴下を集めました!

ムレは靴ずれの原因にも。夏山登山にぴったりの靴下を集めました!

普段の生活であれば、寒暖や季節に合わせた素材や厚さを選ぶことが多い靴下。でも長い距離を長時間かけて歩くアクティビティである登山用の靴下には、それに見合った機能が求められます。今回ご紹介するのは、汗を吸う吸湿性や足の負担を軽減するクッション性など、登山に適したものになります。履き心地のいい靴下で、夏の登山を楽しみましょう!

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目次

アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

夏の靴下選び。街なら綿や麻の薄手ですが……

靴下を履いてスニーカーを履く
出典:PIXTA

皆さんは「夏の登山用靴下」ってどのように選んでいますか?
タウンユースでは涼やかな綿や麻素材の薄手のものを選んでいるかもしれませんね。でも、登山ではしっかりとした基準で選ばないと、いろいろ問題が起きてしまうかも。そこで、夏山登山での正しい靴下の選び方とおすすめ商品をご紹介します。

登山の靴下選び。3つのポイント

靴下と脱いだ靴
出典:PIXTA

当たり前ですが、登山では長い距離を何時間もかけて歩きます。もし靴下選びを間違えると靴擦れをはじめ、夏ならば長時間靴を履いたままになることで、蒸れて不快になってしまいます。では何を基準に選択すれば良いのか?そんな皆さんの疑問に、早速お答えしましょう!

汗を吸湿して蒸れを防ぐ「吸湿性」

長時間、長距離を歩くことの多い山登り。登山靴にしっかり包まれた靴の中は、汗によって蒸れやすくなっています。そこで、靴下選びのひとつめのポイントは、汗を吸収して蒸れないようにする「吸湿性」を重視することです。蒸れを防ぐことは、皮膚がふやけることによって起きる靴擦れなどを防ぐことにつながります。

衝撃を吸収する「クッション性」

登山と街中を歩くのとは、まったく道の状況が違います。岩場やデコボコとした自然道などを歩くうえに、登りや下りもあります。つま先や土踏まず、かかとなど、足の色々なところに大きな負荷がかかります。登山用靴下には、負荷がかかりやすい場所に厚みを持たせるなど、衝撃を吸収する「クッション性」が、しっかり考慮されているものが多数あります。

サイズにぴったりと合った「フィット感」

最後に意識してほしいのが、足と靴下との「フィット感」。それに加えて、自分が使用する登山靴との「フィット感」も大事です。自分の足のサイズに合ってない、靴を履いたら隙間があるなど、実際に試着して確認しておかないと、楽しい登山が靴擦れで台無しなんてことにも!登山用品専門店なら試着用靴下が用意されている場合もあるので、活用しましょう。

登山用靴下に「夏用」ってあるの?

夏山
出典:PIXTA

残念ながら、「夏用」というものはあまりお店でも見かけません。でも大丈夫。夏山に行く場合、自分が登る山のレベルや目的、使用する登山靴に合わせて靴下を選ぶことで、登山を快適にすることが可能ですからご安心を!

がっつり登山靴に合わせるなら中厚手〜厚手

木道を歩く登山者

出典:PIXTA

夏山縦走やアルプス級の高山など、ハードな山登りでは、多くの場合、ミドルカット〜ハイカットの靴が使用されます。それに合わせる靴下は、くるぶしと靴の擦れを防げるものがベターです。丈の長さはくるぶしより上にくる程度のものを選びましょう。
また夏には3シーズン用の中厚手〜厚手のものがおすすめです。逆に厳冬期用の極厚のものは避けましょう。

ライトなハイキングやトレランは薄手でもOK

トレランをする人

出典:PIXTA

歩行時間が数時間程度や日帰りでの低山ハイキング、身軽さが必要なトレイルランニングの場合は、シューズもローカット〜ミドルカットが主に使用されます。この場合は、薄手かつショート丈の靴下を合わせるのがベスト。トレイルランニング用シューズは通気性も良いので、薄手の靴下ならさらに快適さが増すことでしょう。

高機能ならメリノウールソックス

メリノ種の羊
出典:PIXTA

汗などの吸収力が高く、外へ発散させる能力もあるのが、メリノウール(羊毛)という素材の大きな特徴。天然素材のため、価格は高めになりますが、その素材特性から、吸収発汗性が求められるベースレイヤーや靴下にもよく使用されています。メリノウールにほかの素材を混紡し、耐久性などを高めている製品も多いですが、選ぶ場合はメリノウール60%以上を基準にすると間違いないでしょう。

スマートウール

創業当時からメリノウール素材にこだわり、高品質な製品づくりを手がけるアメリカのブランドです。春〜夏〜秋までの3シーズンならば、5種類ある<ハイククラシックシリーズ>の中のライトクッションまたはフルクッションがおすすめ。ワンランク上の快適さを求めるなら、<ハイクシリーズ>を選ぶのも◎。

<ハイククラシックシリーズ>
登山・ハイキング向けのスタンダードなメリノウールソックスです。5種類の厚みがありますが、夏を中心とした3シーズンの登山にはライトクッションまたはフルクッションが適しています。

スマートウール ハイククラシック ライトクッション クルー

サイズ M、L
素材 ウール69%、ナイロン30%、ポリウレタン1%

スマートウール ウィメンズ ハイククラシック ライトクッション クルー

サイズ S、M
素材 ウール67%、ナイロン32%、ポリウレタン1%

スマートウール ハイククラシック フルクッション クルー

サイズ M、L
素材 メリノウール67%、ナイロン8% 、リサイクルナイロン23%、ポリウレタン1%、ポリエステル1%

スマートウール ウィメンズ ハイククラシック フルクッション クルー

サイズ S、M
素材 メリノウール56%、ナイロン11%、リサイクルナイロン31%、ポリウレタン2%

<ハイクシリーズ>
ハイククラシックシリーズと比べて、通気性・フィット感・快適性をより向上させたシリーズです。運動量の多いシーンに適しています。

スマートウール ハイク ライトクッション クルー

サイズ M、L
素材 ウール56%、ナイロン41%、ポリウレタン3%

スマートウール ウィメンズ ハイク ライトクッション クルー

サイズ S、M
素材 ウール56%、ナイロン41%、ポリウレタン3%

スマートウール ハイク ライトクッション アンクル

サイズ M、L
素材 ウール56%、ナイロン42%、ポリウレタン2%

スマートウール ウィメンズ ハイク ライトクッション アンクル

サイズ S、M
素材 ウール55%、ナイロン43%、ポリウレタン2%

スマートウール ハイク フルクッション クルー

サイズ M、L
素材 メリノウール56%、ナイロン11%、リサイクルナイロン31%、ポリウレタン2%

スマートウール ウィメンズ ハイク フルクッション クルー

サイズ S、M
素材 メリノウール56%、ナイロン11%、リサイクルナイロン31%、ポリウレタン2%

ダーンタフ

すべての製品が「生涯保証」という、耐久性の高さに定評のあるアメリカのソックスブランド。30,000回に及ぶ摩擦テストでも優れた摩耗耐久性を示しており、長く愛用できます。部位ごとに素材や編み方を変えるなど、長時間履いても疲れにくい設計も魅力です。

<ライトハイカーシリーズ>
夏のハイキングやトレッキングに最適な、薄手のシリーズ。足裏のクッション機能と軽量性、通気性を両立しています。汎用性の高い「マイクロクルー」をはじめ、1/4丈などもラインナップ。

ダーンタフ メンズ 1972 ライトハイカーマイクロクルー ライトウェイトクッション

サイズ M、L
素材 メリノウール43%、ナイロン54%、Lycraスパンデックス3%

ダーンタフ ウィメンズ 1967 ライトハイカーマイクロクルー ライトウェイトクッション

サイズ S、M
素材 ナイロン54%、メリノウール43%、Lycra スパンデックス3%

ダーンタフ メンズ 1991 ライトハイカー 1/4 ライトウェイトクッション

サイズ M、L
素材 ナイロン52%、メリノウール44%、Lycraスパンデックス4%

<ハイカーシリーズ>
夏を中心に春〜秋の3シーズン使いやすい、中厚手のシリーズ。足裏のみクッションの配置されたマイクロクルー丈のモデルは、汎用性が高く、はじめてダーンタフを試す人にもおすすめです。

ダーンタフ メンズ 1466 マイクロクルー ミッドウェイトクッション

サイズ M、L
素材 メリノウール61%、ナイロン36%、Lycraスパンデックス3%

ダーンタフ ウィメンズ 1903 マイクロクルー ミッドウェイトクッション

サイズ S、M
素材 メリノウール59%、ナイロン39%、Lycra スパンデックス2%

キャラバン

日本の登山靴メーカーとして60年以上の歴史を誇るのがキャラバン。「軽くて、履きやすくて、歩きやすい」と高く評価される靴づくりの思想は、靴下づくりにも現れています。基本的に男女兼用で、高機能なメリノウールを使用した<RLメリノシリーズ>がおすすめです。

<RLメリノ・レトロトレッキング(男女兼用)>
メリノウールを60%使用したトレッキング用の中厚手ソックス。締めつけ感のない優しいフィット感です。

キャラバン RLメリノ・レトロトレッキング

サイズ S、M、L
素材 メリノウール60%、アクリル17%、ポリエステル10%、ナイロン8%、ポリウレタン5%

リーズナブルさを求めるなら化繊ソックス

化繊工場
出典:PIXTA

比較的安価な靴下を選びたいなら、化学繊維素材メインのものがおすすめ。メーカーによって配合や作り方が違うため、色々な+αの特徴はありますが、基本として化学繊維素材は伸縮性があり、耐久性、速乾性に優れるなど、多くの強みがあります。中にはメリノウールをブレンドして性能を高めているものも。価格も快適さも妥協したくない人はぜひ!

ザ・ノース・フェイス

1966年、アメリカのカリフォルニアで創業したアウトドアブランドとして、日本でも人気。靴下はいずれもユニセックス仕様。心地よいフィット感を生み出すアーチサポート機能で、登山の快適性もアップします。その中から夏におすすめの2商品をご紹介。

<トレッカーズ ドライウール クルー(男女兼用)>
メインにポリエステル・メリノウール・リネンの混紡素材を使用した中厚手ソックス。高い通気性とクッション性にアーチサポート機能も備え、3シーズンのトレッキングや縦走登山にもおすすめです。

ザ・ノース・フェイス トレッカーズ ドライウール クルー(ユニセックス)

サイズ S、M、L
素材 ポリエステル36%、ウール28%、リネン26%、ナイロン8%、ポリウレタン2%

<トレッカーズ クルー(男女兼用)>
残雪期も含む3シーズンの登山に対応。一般的なポリエステルよりも耐久性とストレッチ性に優れたPBTにメリノウールをブレンドした、中厚手のフルパイル仕様のソックスです。

ザ・ノース・フェイス トレッカーズ クルー(ユニセックス)

サイズ XS、S、M、L
素材 ウール40%、ポリエステル40%、ナイロン17%、ポリウレタン3%

モンベル

日本を代表するアウトドアブランドとして、抜群の知名度を誇るのがモンベル。機能性にこだわった製品の数々は、ウエアから、ザック、キャンプ道具類まで実に多彩。夏用靴下には、耐久性と吸汗性、速乾性を合わせ持った高機能素材「ウィックロン」を使用した製品がおすすめ。

<WIC.トレッキングオーパイルソックス>
パイル面を外側に向けるというデザインで、独特のフィット感を得られるのが特徴。耐久性、吸汗性、速乾性も抜群です。

モンベル WIC.トレッキング オーパイルソックス Men's

サイズ S、M、L、XL
素材 アクリル50%、ポリエステル26%、ナイロン15%、ウール7%、ポリウレタン2%

モンベル WIC.トレッキング オーパイルソックス Women's

サイズ S、M
素材 アクリル51%、ポリエステル24%、ナイロン16%、ウール7%、ポリウレタン2%

<WIC.サポーテックトレッキングソックス(男女兼用)>
土踏まずを下から支える独自構造と優れたクッション性が、歩行の際に足にかかる負担を軽減してくれます。

モンベル WIC.サポーテック トレッキングソックス

サイズ S、M、L
素材 アクリル47%、ナイロン36%、ポリエステル8%、ウール5%、ポリウレタン4%

靴下にもこだわれば、夏山はもっと快適で、楽しくなる!

青空の下の夏登山
出典:PIXTA

山登りにおいて、足回りにこだわることはとても大切なことです。汗をかいて靴の中が不快になる、足が蒸れて皮膚が柔らかくなり、靴擦れしてしまう……など、夏は靴の中のトラブルも多発。そんなイヤな思いをしないためにも、今回ご紹介した夏山用の靴下選びのポイントを参考にしてみてください。そして、皆さんも夏山を快適に楽しんでください!