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乗鞍岳はどんな山?

乗鞍岳は日本百名山にも選定されている、主峰3,026mの剣ヶ峰をはじめとする山々の総称。剣ヶ峰の山頂近くまで道路が開通されており、手軽に登れる3,000m峰として人気の山です。広大な山頂部には、大小のピーク、雪渓、湖沼などが点在、美しく変化に富んだ地形を楽しむことができます。
紅葉の見ごろは?

北アルプスでも随一の広大な裾野も持つ乗鞍岳は、麓から山頂までの高低差があるため、長い期間紅葉を楽しむことができます。山頂部では例年9月の中旬から色づき始め、9月下旬から10月上旬にピークを迎えます。その後は少しずつ高度を下げていき、10月下旬ごろまで麓の高原一帯を美しく染め上げます。
混雑状況は?
乗鞍岳ではマイカー規制が行われていますが、山頂付近の畳平までバスやタクシーで上れるため、登山客だけでなく観光客でも賑わいます。紅葉シーズンはとくに混み合い、山頂付近の登山道やシャトルバスでは待ち時間が発生することもあるため、時間に余裕をもった計画を立ててください。
麓の駐車場から登山道を歩いて登ることもできるため、混雑を避けたい場合は、体力があれば歩いて登るのもおすすめです。
乗鞍岳のおすすめ紅葉撮影スポットを紹介
麓から頂上までの標高差が大きい乗鞍岳は、豊かな植生が特徴です。標高1,500mまでの低山帯、2,400m以上の高山帯まで、高度によって植生も変化します。とりわけ特徴的なのが山頂一帯のハイマツの樹海と高山植物群落で、この一帯が絶好の紅葉スポットとなるのです。