ー天気のことわざ・気象編ー
質問1:山は平地より寒い。標高が100mあがると何度気温が下がる?
出典:pixabay
正解:0.6℃です。ということは1,000m上がれば約6℃気温が下がります。例えば海抜0m地点が35℃の時、富士山頂(3,776m)では約12.3℃となります。このことは、夏山でも防寒着が必要であることを表しています。
質問2:山は紫外線も強い。標高が100mあがると何%紫外線が増える?

出典:PIXYA
正解:約1%です。標高が上がれば大気が薄くなります。すると大気中に分散されていた紫外線が、より直接届くようになります。これからのシーズンは雪面の照り返しで、さらに紫外線が強くなります。雪山へ行く時は、サングラスと日焼け止めクリームをお忘れずに!
質問3:「朝ぐもり、昼日照り」の意味は?
出典:pixabay
正解:朝もやなどに霞んでいる朝は寒く感じます。しかしそれも束の間、日中は日が差して暑くなるということわざです。
質問4:「子どもさわげば●が●●」、●に入る言葉と、その意味は?

出典:pixabay
正解:子どもさわげば「雨」が「降る」です。科学的根拠は薄いです。子どもはいつでも元気ですからね(笑)。
質問5:「西の雲が曇ってくると雨になる」その理由は?

出典:pixabay
正解:日本周辺は偏西風の影響により、主に西から天気が変わってきます。なので西空の雲が雨雲であったら、その後雨が降る可能性があります。もし西空に夕焼けが見えれば、翌日の天気は晴れると期待できます。反対に、東の空の朝焼けが妙に美しい時は、午後から雨が降ったりします。
質問6:「●が水面に出て呼吸していると雨」●に入る言葉と、雨の理由は?

出典:pixabay
正解:「魚」が水面に出て呼吸していると雨。好天が続くと水中の酸素が減ってくるので、魚は水面に出て呼吸するということわざ。魚と天候との関連性がほとんどなく、あまりあてにはならないことわざの一つです。
質問7:「煙が●になびけば晴れ」●に入る方角と、晴れる理由は?
出典:pixabay
正解:煙が「東」にたなびけば晴れ。煙が東にたなびいているということは、西から風が吹いています。西風は、雨をもたらす低気圧が去った後に吹くことが多いことからできたことわざです。
山田ガイドの独り言~冬山は経験者と楽しもう!~

出典:pixabay
冬山にもいろいろあって、関東で言えば伊豆半島の山や箱根の山は雪が積もることはまれです。また奥秩父の山では、時により雪が積もります。冬山初心者の方にはちょうど良いフィールドとなりますが、冬山は装備も技術も身に着けておかなければならないことが沢山あります。必ず十分な経験を積み実績を持った登山者と行くか、ガイドに同行してもらい楽しみましょう。情報集めと計画をしっかり行って、楽しい冬山をエンジョイしましょう!
【登山時の注意点】
・しっかりとした登山装備で入山して下さい。(登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、帽子、ザック、ヘッドランプ、速乾性の衣類、食料、水など)
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
