軽アイゼンとは?
アイゼンとは、氷の上や凍った雪の上を歩く際に必要な、登山靴の下に装着する登山道具。アイゼンもいくつかのタイプがあり、登山のレベルに応じて使い分けるもの。チェーンタイプや4~12本爪まであり、その中の4~6本爪のタイプを軽アイゼン(簡易アイゼン・コンパクトアイゼン)と呼びます。
アイゼンの選び方は?
アイゼンの選び方の基本は「登る山に合わせて選ぶ」ことです。自分の行きたい山の積雪状況などを調べて選びましょう。
軽アイゼンの装着方法
①六角レンチで裏についている2つのネジを緩め、軽アイゼンの横幅を調整する
②かかととアイゼンの突起を合わせて幅をしっかりと合わせる
③そのまま固定しながらネジを閉める
④バンドをバックルに通して、黒いレバーを上げてきつくしながら調節する
軽アイゼンを装着した上での歩き方
歩行時には、少しガニマタで歩く意識をしてみましょう。そうしないとスパッツに引っかかって転んでしまう可能性があります。また、靴底に雪が付くため、その際にはピッケルやストックで叩いて落としましょう。
おすすめの軽アイゼン(4本爪)
低山ハイクに使いやすい4本爪タイプのおすすめ商品をご紹介します。軽量でコンパクトなので、必要かどうか迷った時などに予備として携帯することが出来ます。
スノーピーク トレックシックスセット
人気アウトドアブランドのスノーピーク。実はスノーピークが最初に作った製品はアイゼンなんです!軽量で携帯しやすく、持ち運びも苦労しません。
エバニュー 4本爪アイゼン EBY013
夏の雪渓歩き用に最適な軽量コンパクトな軽アイゼンです。登山靴からローカットシューズまで、幅広く着用でき、様々なシーンで活躍してくれます。
マウンテンダックス 4本爪アイゼン HG121
フロントベルトを締めるだけの簡単装着、片足90gの軽量モデルの軽アイゼンです。4本ある爪の後ろ2本を長くする事により、4本の爪全部が雪面をグリップしてくれますので、安定した歩行をサポートしてくれます。
ベルモント BS-011 軽アイゼン7SEVEN
軽量で強度があり、靴に良くフィットする三角形構造。いざという時の予備としても使えます。
モンベル スノースパイク シングルフィット
【スペック】
重量:180g[200g](ペア)
※[ ]内はスタッフバッグを含む総重量
モンベルの4本爪アイゼンは、バックルを留めるだけなので装着が簡単。一部の登山靴には装着できないので、購入前に確認しましょう。軽量コンパクトで、子ども用の靴にも装着しやすいサイズです。
おすすめの軽アイゼン(6本爪)
4本爪に比べやや重量がある分、しっかりとグリップしてくれます。雪渓歩きなど、不安定な場所に行く際には必須のアイテムです。
エバニュー 6本爪アイゼン EBY014
6本爪の操作の簡単なバックル式の軽アイゼンです。アイゼンに雪がダンゴ状に付くのを防止するスノープレート付きなので、もたつく事なく安定したスムーズな歩行が可能になります。
マウンテンダックス 6本爪アイゼン HG120
軽量でシンプルかつコンパクトな軽アイゼンです。両サイドにワイヤーとチェーンを使用しているため調整が不要で、部材調達から組み立てまで国内で行っている信頼性の高い軽アイゼンです。
ベルモント BS-028 軽量6本爪アイゼン
全面スノープレート付きでアイゼンに湿った雪がダンゴ状態に付着しにくい構造。ケースが付いているのも嬉しいポイントです。
エキスパート オブ ジャパン 軽アイゼン SP超リトルベアー卍セット
世界で初めて研究開発された6本爪軽アイゼンで、トレッキングシューズを含む、あらゆる靴にジャストフィットしてくれます。世界最軽量、コンパクトサイズなのも嬉しいポイントです。
モンベル スノースパイク 6
【スペック】
重量:490g[540g](ペア)
※[ ]内はスタッフバッグを含む総重量
高強度素材を用いた6本爪アイゼン。裏面の波型プレートにより、雪がつきづらく、グリップ力を発揮しやすくなっています。
モンベル スノースパイク6 クイックフィット
【スペック】
重量:520g[580g](ペア)
※[ ]内はスタッフバッグを含む総重量
赤いレバーを2つ同時に引き上げないと外れない、モンベル独自の「ラチェットバックル」を採用した6本爪アイゼン。行動中に不意にアイゼンが外れてしまうことを防いでくれる安心の設計です。基本機能はスノースパイク 6と同様。
夏の雪渓歩行、冬の低山ハイクには軽アイゼン!
軽アイゼンは冬だけに限らず夏の雪渓歩行でも活躍してくれる登山用品です。これからの寒くなる季節はもちろん、夏にも使用できるので、冬の低山や夏の雪渓に挑戦される方は自分の使用に合わせて、ぜひ軽アイゼンで安全に楽しくアウトドアを満喫しましょう。