【年間契約タイプ】1度の申込で完了!おすすめの山岳保険8選

年間契約プランを5種類ご紹介していきます。日割り計算だと、単発よりもお得に入会できるので、頻繁に登山やハイキングをする人におすすめです。
モンベル|野外活動保険
- 保険料&期間:1年(年払|3,420~65,360円)、3年(8,540~163,380円)、5年(13,660~261,360円)
- 補償内容:個人賠償責任、傷害医療費用、死亡・後遺障害、救援者費用、傷害医療費用(※シンプルプラン対象外)、入院・手術・通院・携行品損害補償(※安心プランのみ)
補償内容

プランの料金

1年・3年・5年と契約期間を選択できる保険で、アウトドアスタイルにあわせて3つのプランから選べます。仕事中の事故を除き私生活のみを補償する「就業中対象外プラン」と、就業中か否かを問わない「24時間補償プラン」があります。
加入にはまずモンベルメイトになることが条件です。
YAMAPアウトドア保険|外あそびレジャー保険
- 保険料:5,840円(個人プラン)、15,730円(家族プラン)
- 期間:1年
- 補償内容:傷害、遭難捜索費用、救援者費用
料金
契約期間 | 個人プラン | 家族プラン |
---|---|---|
1年 | 5,840円 | 15,730円 |
補償内容
対象種別 | 金額 |
---|---|
傷害保険 (ケガの補償) | 傷害部位症状ごとに 1人あたり 最大30万円 |
遭難捜索費用 (レスキュー費用の補償) | 1人あたり 最大300万円 |
個人だけでなく家族での申し込みができ、個別に加入するよりも保険料がお得になります。
レジャー保険以外に、アウトドア道具の破損を保証してくれる「アウトドア家財保険」も用意されています。登山やキャンプなどアウトドア活動中の道具破損はもちろん、家具・家電も対象になるので、気になる方は併せてチェックしてみましょう。
ABC少額短期保険|レスキュー費用保険
- 保険料:4,000円(年払)
- 保険期間:1年
- 補償内容:捜索・救助費用、対人費用(捜索救助活動に従事した人の人件費や日当など)、対物費用(対人費用以外の装備費・保険料・交通費・食糧費など)、ヘリコプター運航に関わる一切の費用

捜索・救助に特化した保険で、死亡や入院・通院、賠償責任補償などはついていないのが特徴。すでにほかの傷害保険に加入している人は、捜索・救助費用のみこちらで補償できるのでおすすめです。
日本山岳共済会|ハイキングコース
- 保険料:1タイプ:2,620円、2タイプ:6,930円(年払 ※途中加入は料金に変動あり)
- 保険期間:1年
- 補償内容:傷害死亡・後遺障害、救援者費用、日常生活賠償、入院、手術、通院(※ハイキングコースの場合)

日本山岳協会の会員(年会費1,000円)になることが必要。
登山コース、ハイキングコース、クライミングプラン、トレランプランなどいろんな登山スタイルにあった保険が用意されています。4月1日からの1年間契約で、途中から加入する場合は料金が変わるので公式HPを確認してください。
やまきふ|エキスパート保険
- 保険料:10,000円(年払)
- 保険期間:1年
- 補償内容:傷害死亡、後遺障害(1〜3歳)、入院、手術(入院時と外来時)、賠償責任、救援者費用

雪山やクライミング中の事故にも対応しているエキスパート保険。登山届けの提出で、救援者費用は1,000万円までの高額補償となります。
登山やハイキングはもちろん、災害特約付きなので地震や噴火の際のケガまでも補償対象。また、登山時のほかに日常生活での法律上の賠償責任も補償されます。
楽天|超かんたん保険 アウトドアプラン
保険料=本人型:1,750〜10,210円(年払・月払)
保険期間=1年
補償内容= 死亡・後遺障害(※節約コース対象外)、入院、通院(※充実コースのみ)、携行品損害補償、救援者費用等

楽天会員向けのアウトドア保険。節約・標準・充実コースから選択でき、本人型以外にも夫婦型、家族型のプランがあるので、家族揃ってのハイキングや軽登山にもおすすめです。
保険料金により楽天ポイントを獲得できる(※支払いはクレジットカード決済のみ)ので、楽天会員の人は必見ですよ。
PayPay ほけん|ちょこっと保険 山大好きプラン
- 保険料:本人型:330円〜1,110円(月払)
- 保険期間:1年
- 補償内容:傷害死亡、後遺障害、入院、通院、携行品損害、救援者費用等

申し込みの翌日から補償が開始。1年契約ですが、保険料は月払い。加入には、「Yahoo!プレミアム会員(月額508円)」になることが条件です。
会員に料金がかかってしまいますが、保険金額の増減や補償内容の追加などを自分でカスタマイズできるところがポイント。ほかの保険で傷害保険に加入していて、救援者費用だけ充実させたいという人にもおすすめです。
三井住友VISAカード|ポケット保険トレッキングコース
- 保険料:本人:460円~1,610円(月払)
- 保険期間:1年
- 補償内容:傷害死亡・後遺障害、入院、通院、携行品損害、救援者費用等

三井住友VISAカードを持っている人にはおすすめのトレッキング保険。S、M、Lと基本のパッケージを選んでから、補償内容や保険金額を自由に変更できます。サイトから保険料のかんたん試算もできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
保険とあわせて利用したい、新サービスとは?

意外と知らない、登山保険の落とし穴があるんです。それは「保険が下りるのは遭難者が見つかった後」ということ。万が一遭難者が見つからなかった場合、「死亡」ではなく「失踪」扱いとなるため、すぐに生命保険は適用されません。
継続的なヘリでの捜索も、高額な費用が発生するため保険だけではまかなえない、なんてことも。
遭難者をできるだけ早く見つけ出すサービス「ココヘリ」
そんな保険だけではまかなえない負担をなくすためには、国内で唯一の登山者向け民間ヘリ捜索サービス「ココヘリ」による、”民間ヘリ捜索” という選択肢があります。

登山中に発信器を携行し、万が一遭難したときにはその発信機による電波によってすぐに位置を特定できる、という仕組み。これで登山保険だけでまかなえない長期の捜索費用の負担をなくすことが可能です。登山保険とあわせて入会しておくとさらに安心、入会する人もどんどんと増えています。
ココヘリについて詳しく知るならこちら!
山岳保険加入は登山者のマナー

遭難して行方不明になってしまうと、ヘリの費用に加え1人あたり1日数万円かかる場合も。捜索が長期に渡れば、それだけ費用も増えていきます。山に入る際は、自分の登山スタイルに合わせて山岳保険に加入しましょう!
※記事内で説明している保険は、内容が変更する場合もありますので、リンク先のHPで確認してください。
山岳遭難について学びたい人はこちらをチェック
誠文堂新光社 生死を分ける、山の遭難回避術: 実例に学ぶリスク対策の基礎知識