舗装路の後、いよいよ本格的な山道のトレッキングコースへ。途中には、2007年に廃止されたロープウェイ乗り場跡も。徐々に傾斜がきつくなる登山道を進んでいくと清浄の滝が現れます。ここには東屋もあるので、休憩に最適。
さらに登山道を進みます。道には岩や木の根も多くなるため、転倒やスリップに注意しましょう。旅館跡地が見えれば三峯神社までもう少し。登山道を登ると遥拝殿があり、奥秩父の絶景を眺めることができるビューポイントです。
最後に三峯神社にお詣りをして下山しましょう。帰りは往路と同じ表参道でもいいですが、裏参道経由もあります。疲れていたら三峯神社からバスで帰るなど、体力と状況に合わせて選んでくださいね。
奥宮が鎮座する「妙法ヶ岳」登山コース
実は先の表参道コースでは妙法ヶ岳山頂は通りません。山頂へは三峯神社から向かいます。山頂には奥宮がありますが、そこに向かうまではきつい登りや階段、鎖場などもあるため、登山要素が多くなります。
三峯神社を起点とした往復ルートの紹介ですが、表参道からの続きとして登ることもできます。
最高点の標高: 1293 m
最低点の標高: 1048 m
累積標高(上り): 615 m
累積標高(下り): -615 m
- 【体力レベル】★☆☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:1時間55分
- 【技術的難易度】★★★☆☆
- ・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
三峯神社から雲取山に向かう縦走路に入ります。妙法ヶ岳分岐で分かれ、山頂を目指します。登山道上には鳥居があり、神聖な雰囲気。
鬱蒼とした山中を静かに歩いていきます。
五の鳥居。ここまで来たら、あと少しで奥宮のある山頂です。
最後の階段はかなり急なのでクサリを使用するなど慎重に登りましょう。
一気に視界が開けました。お犬様にお詣りをして、来た道を下山していきます。
登山口へのアクセス・駐車場情報
三峰山への登山口となる大輪と三峯神社へのアクセスと駐車場情報です。
クルマの場合
■大輪
駐車場は2か所あり、鳥居に近いのは紅乃屋になります。神庭交流広場は少し離れていますが、遊歩道を歩いて登山口に合流できます。
■三峯神社
公共交通の場合
・西武秩父線「西武秩父」駅もしくは秩父鉄道「三峰口」駅より、西武バス「三峯神社線」「中津川線」に乗車→「大輪」「三峯神社」バス停下車
※中津川線の西武秩父駅〜三峰口駅間は土日祝のみの運行。中津川線は三峯神社には行きません。
・西武秩父線「西武秩父」駅もしくは秩父鉄道「三峰口」駅より、西武バス「三峯神社線」もしくは秩父市営バス「川俣線」乗車→「三峯神社」バス停下車
西武バス|秩父エリア