ベースキャンプ登山

【テント泊ビギナー向け】重い荷物を置いてピークへ。「ベースキャンプ登山」のススメ

テント泊登山をやってみたいけれど、テントやシュラフなど重い荷物を担いで長時間歩くのは不安……。そんなビギナーにおすすめしたいのが「ベースキャンプ登山」。山麓や中腹で幕営することで、ピークハントへの負担を減らします。今回は達成感のある「北アルプス」「八ヶ岳」「百名山」から4コースを紹介します!

目次

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山小屋や行政・関連機関が発信する最新情報を入手したうえで登山計画を立て、安全登山をしましょう。
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はじめの一歩におすすめ!ベースキャンプ登山

はじめの一歩におすすめ!ベースキャンプ登山

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登山をやっていると、一度はやってみたくなる「テント泊登山」。大好きな山にテントを張って、満天の星の下、朝を迎える……憧れますよね。

でも、小屋泊から比べるとテント・シュラフ・マットなどなど、色んなものを持っていかなければならず、かなり重くなりそう……。重い荷物を長時間持って行動するという「はじめの一歩をどうやって乗り越えるかが肝心。

テントやシュラフ…どれだけ重くなる?

テントやシュラフ…どれだけ重くなる?

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では、実際にどれだけ重たくなるのでしょうか?日帰り登山の装備を5kgと仮定して、小屋泊、テント泊で必要なアイテムを加算しました。夏のソロ登山を想定してます。


装備比較

※数字は重量(g)。装備重量はあくまでも目安です
※画像をクリックして拡大できます

テント泊合計は10.7kg!小屋泊と比べ4.4kg、日帰りと比べ5.7kgも増加します。寒い季節になると、厚手のシュラフや防寒具でもっと重量は増えていきます。そんな荷物を担いで長距離を歩くのはちょっと不安な人が多いのでは?

そんなあなたにぜひおすすめしたいのが「ベースキャンプ登山」です。

ベースキャンプ登山とは?

ベースキャンプ登山とは?

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初日は、重い荷物を担いでゆっくりとテントサイトへ。翌日は、テントに荷物を置いて、山へ登るためだけの荷物だけでピークハントする。キャンプ場をベースに、周辺の山を登るのが「ベースキャンプ登山」です。翌日早朝に中腹からピークハントできるので、日帰りでは厳しい山へも登山可能です。

注意しておきたいポイントと持っておきたいアイテム

初心者のベースキャンプ登山には、気を付けておきたいポイントがいくつかあります。

穏やかで設営しやすいテントサイトを選ぶ

穏やかで設営しやすいテントサイトを選ぶ

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縦走とは違い翌日テントを撤収してから行動するわけではなく、テントを張ったまま荷物を置いておくので、穏やかな林間や山間のテントサイトを選ぶようにしましょう。稜線のサイトは、悪天候でテントが飛ばされる可能性もあるのでおすすめできません。
また、岩場やガレ場のサイトは、設営が難しく、場所の選定が難しいので、初心者のうちは避けるのが無難です。

テント内に貴重品は厳禁

テント内に貴重品は厳禁

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テントを置いて行動する際、貴重品などは必ず所持するようにしましょう。昨今、残念なことにテントサイトでの盗難が発生していますので、用心しておきましょう。入口にカギを付ける、テントを張ったままにして登山することを管理者に前もって伝えておくなどの対応を。

ピークハントでは登山装備を

ピークハントでは登山装備を

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翌日、ピークハントする場合、レインウェアや防寒着、携行食などの装備は必ず携帯しましょう。ちょっとそこまでという軽い気持ちで出かけてしまいがちですが、それなりの標高ですので、急な悪天候やガスの発生など、トラブルに発展する要素はたくさんあります。そのためにもしっかりとした装備は必須です。

アタックザックがあると便利

テントなどを担ぐ大きなバックパック(50~60L)は、ピークハントにはちょっと大き過ぎ。そんなときは、携帯できるアタックザックがあれば便利です。

初心者向けベースキャンプ登山の条件とは?

今回おすすめの初心者向けベースキャンプ登山の条件

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今回は初心者向けということで、以下の条件でピックアップしました。

 

■重い荷物を担ぐ登山口からテントサイトまで歩きやすく、ほどほどの距離。
■できるだけ使いやすいテントサイト。岩場ではない、強風が少ない、水場やトイレが近いなど。
■ピークハントする山岳がそれなりの達成感があるルート。

これらの条件に近い、4コースを選びました。
※ルート所要時間は標準時間です。テント泊装備で歩く場合は、歩行速度が遅くなることが多いので、多めに見ておくようにしましょう。

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