スマートフォン 簡単撮影テクニック

スマートフォンでも綺麗な写真が撮りたい!すぐに使える簡単撮影テクニック

登山中に出会う素敵な風景。その時の感動を写真に残したいと思う人は多いはず。でも一眼レフは重いからスマートフォンで綺麗な写真が撮れたらベスト! そこで今回はスマートフォンで実戦できる簡単な撮影テクニックを学んできました!

目次

アイキャッチ画像:加藤幸光(加工/吉澤英晃)

スマートフォンでも綺麗な写真を撮りたい!

スマートフォン 撮影

出典:PIXTA

一眼レフがあれば綺麗な写真が撮れるかもしれないけど、荷物が重くなるので二の足を踏んでしまう・・・。
「手持ちのスマートフォンで気軽に綺麗な写真を撮りたい」そんなハイカーのために、スマートフォンでも綺麗な写真が撮れる簡単テクニックを紹介します!

教えてくれた人

加藤幸光さん

提供:加藤幸光

撮影テクニックを教えてくれたのは、登山ガイド兼カメラマンとして活躍している加藤幸光さん。
スマートフォンで写真を撮影する講座も開くこの道のプロです。

最初にやって欲しいスマホの設定【グリッド線】

グリッド線

撮影:吉澤英晃

まずはカメラの設定からグリッド線を表示させましょう。グリッド線とは画面を縦横に三分割する線のこと。
グリッド線を表示させると、画面上で被写体の配置場所が把握しやすくなります。
スマフォの設定

作成:吉澤英晃(iOSの場合)
今回使用したスマートフォンは【iPhone 7】。記事内の写真は同機種で撮影したものです。
ほとんどの機種にこのグリッド線の表示機能は備わっているので、手持ちのスマートフォンの設定方法を確認してください。

意識することはたったの4つ!基本テクニック

ライター吉澤
本日はよろしくお願いします。さっそくですが、スマートフォンで“いい写真”を撮るためには特別な操作が必要でしょうか・・・?

加藤さん
スマートフォンでの撮影はとっても簡単。カメラアプリを起動し、画面に写る景色を見ながらシャッターボタンを押すだけです。基本的な操作以外に特別なことはしません。
ただし、ポイントを抑えておくかどうかで写真の見栄えは大きく異ります。これから紹介する誰でもできる簡単テクニックを一緒に学んでいきましょう。

①被写体は中心からズラして配置する

奥多摩駅

撮影:吉澤英晃

ライター吉澤
まずは出発地となる「駅」を撮影してみました。いかがでしょうか?

加藤さん
被写体が真正面にあると安定感はありますが、面白みに欠けますね。

奥多摩駅

撮影:加藤幸光(加工/吉澤英晃)

加藤さん
被写体を中心からズラしてグリッド線の交点に配置すると雰囲気が劇的に変わります。とても簡単なので、ぜひ意識してください。

ライター吉澤
印象が全然違いますね!「いつもと違う写真」という感じがして新鮮です。

②動き回って様々な角度から撮影する

御神木

撮影:吉澤英晃
ライター吉澤
今度は道中に出てくる御神木を撮ってみました。

加藤さん
見たままを撮影してベストな写真を撮ることは難しいです。ここでは自分が「いいな」と思える景色を探すことが大切になります。
御神木_加藤さん
撮影:加藤幸光

加藤さん
例えば、下から見上げて撮影してみるなど、角度をいくつか変えて撮影しましょう。撮る角度によって被写体の写真写りは大きく変化します。
手で枠を作って撮影後の写真をイメージしながら被写体を見てあげるといいですね。被写体と同時に、無駄なものが入り込んでいないか、背景も確認しましょう。

ライター吉澤
同じ被写体でも見る角度が変わると印象も変化しますね。

③撮影する的を絞って無駄を削る

未知の光

撮影:吉澤英晃

ライター吉澤
道に差し込む光が綺麗だなと思って撮影したのですが、いまいちイメージ通りの写真が撮れません・・・

加藤さん
左上や右上に林やコンクリートの壁など、不要な要素が写り込んでしまっているのが原因です。

道の写真
撮影:加藤幸光

加藤さん
そんな時は、思い切って撮りたい物にフォーカスしてみましょう。写真は可能な限り無駄をなくす、マイナスの作業も重要なんです。

ライター吉澤
自分で撮った写真とは全然違うのが分かります!
余計な要素が消えたことによって、「自分が撮りたい」と思った雰囲気がしっかり捉えられています。

④明るさを調整する

明るさ調整

作成:吉澤英晃

加藤さん
これまでのポイントを意識し、構図が決まったら、撮影する前に明るさを調整しましょう。
画面上で被写体をタップしてピントが合うと太陽マークが表示されます。そのまま指を上に動かすと明るく、下に動かすと暗くなるのが分かるはずです。明るさを調整することで、コントラストを高めたり、被写体を目立たせることができます。

明るさ調整

撮影:加藤幸光
ライター吉澤
手前の紅葉と背景の陰影がはっきりしているので、とても鮮やかに見えます!

【応用テクニック】縦と横の構図の使い方

人間が普段見ている風景は横方向に幅が広いため、横長の構図には安心感や安定感があります。これとは別に、奥行きや高度感を表現したいときに使うのが縦長の構図です。
「何を撮りたいか」考えて意識的に使い分けるといいでしょう。
横位置の写真

撮影:吉澤英晃

ライター吉澤
横長の写真は見ていて落ち着く印象を受けますね。

縦位置の写真

撮影:吉澤英晃
加藤さん
これを縦長の写真にすると、奥行きや高度感が伝わってくるはずです。

登山シーンで実践!被写体別の撮影方法

テクニックを覚えたら、被写体別の撮影方法を学んでいきましょう!

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