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どの方法が速いか「プラティパス乾かし方選手権」をやってみたら、予想外の展開に(2ページ目)

「第一回 プラティパス乾かし方選手権」開幕ッ!

タイトル2

撮影:ぶん

選手権の開幕にあたり、「最適な乾かし方」をテーマに使えそうな道具を用意しました。

これらのアイテムを使って、以下の内容で検証したいと思います。

 

【検証方法】
・新品の2Lタイプを使用。「乾かし方=干す」の場合は、上向き乾燥を隣に置いて比較検証
・プラティパスに入れた水を捨てた後、ブンブン振って水切りをし内部に空気を含ませてから計測スタート
・内部の99%が乾燥、もしくは乾燥が見込めない場合に計測終了とする
【選手リスト】
エントリーNO.1:ドライヤー
エントリーNO.2:無水エタノール
エントリーNO.3:珪藻土スティック
エントリーNO.4:てぬぐい差しこみ
エントリーNO.5:キッチンペーパーシャカシャカ

【エントリーNO.1】ドライヤー

ドライヤー

撮影:ぶん

「乾燥といえばこれ!」ということで「ドライヤー」の登場です。
本来は髪を乾かすための道具ですが、プラティパスのような素材にも効果はあるのでしょうか。

【乾かし方】
ドライヤー(1200W)の温風をプラティパスにひたすら当てる

それでは計測スタートです!

<途中経過>
2

撮影:ぶん(飲み口以外にもボディなど全体に温風を当てて検証)
5分が経過し水滴はやや蒸発している様子です。
ちなみにドライヤーの熱は100〜120℃なのに対し、プラティパスの耐熱温度は90℃
容器も熱くなっており、プラティパスが溶けたり変形しないか心配になってきました……。

【計測終了】省エネにつきタイムアウト

3

撮影:ぶん

10分ドライヤーを当て続けた段階で、水滴はまだ所々に残っている状態でした。
この後も気になるところですが、これ以上の検証は電気がもったいないのでタイムアウトとします。

 

【結果】
乾くスピード:★★★★☆
かかる手間:★★★☆☆
オススメ度:★☆☆☆☆
総評:乾くスピードはそれなりに速い(おそらく15〜20分で完全乾燥しそう)ですが、やはり電気がもったいなく感じてしまいます。またドライヤーの熱でプラティパスが溶けたり変形するリスクもありそうです。

まだまだ屈強の選手が控えています!次へいきましょう!

【エントリーNO.2】無水エタノール

無水エタノール

撮影:ぶん

続いては、高濃度の殺菌・消毒力と蒸発力を兼ね備えた液体「無水エタノール」がエントリーです。
ネットでは「プラティパス内を消毒しつつ、あっという間に蒸発させてしまう」との情報も。

どんな効果が現れるか期待です!

【乾かし方】
①水を切ったプラティパスにキャップ1杯の無水エタノールを入れ、水滴を取り込むようにまんべんなく行き渡らせる
②上向きで乾燥させる

それでは計測スタートです!

<途中経過>
エタ1

撮影:ぶん

まず無水エタノールですが、使用する際にはグローブをした方がよさそうです。液体がついた右手がカサカサになってしまいました。
天気もいいので、1時間経過時点でどちらもいい感じの乾き具合です。

※写真だとわかりにくいですが、無水エタノールはヌメっとした感じで内部に残っています

【計測終了】通常の乾燥よりも若干速いけど、いろいろ不安が残る

エタ2

撮影:ぶん

2時間30分が経ち無水エタノールのプラティパスが乾燥したので、ここで計測終了とします。
同時に、通常の乾かし方もほぼ乾いている状態でした。感覚的に無水エタノールの方が「若干速いかな?」という印象です。

 

【結果】
乾くスピード:★★★☆☆
かかる手間:★★★☆☆
オススメ度:★☆☆☆☆
総評:手がカサカサになるような強力な液体なので、乾燥後に水を入れて口にすることにためらいがありました。除菌が目的ならアルコールスプレーの方がよさそうです。またこの検証をした後、プラティパス内部の撥水力が落ちてしまったように感じます。ネットでも出回っている方法ですが、筆者としては「う〜ん……」という印象です。
ムムム……気を取り直して次に期待しましょう!

【エントリーNO.3】珪藻土スティック

珪藻土

撮影:ぶん

「何かいい乾燥グッズないかなー」と検索していてヒットしたのがこの商品。

日用品でも人気の100円ショップで手に入る「珪藻土スティック」がエントリーです!

【乾かし方】
水切り後、飲み口部分にスティックを投入し上向きで乾燥

それでは計測スタートです!

※珪藻土とは、ケイソウという藻が化石になった天然素材のこと。吸湿性に優れた性質があります。

<途中経過>
珪藻土1

撮影:ぶん

この時点では目に分かるほどの差はありません。

【計測終了】う〜ん…まあ若干速いかな?

珪藻土2

撮影:ぶん

3時間経過時点で珪藻土スティック入りのプラティパスが乾燥。ここで計測終了です。
画像を見ると通常乾燥の方はわずかに水滴が残っているのがわかります。

 

【結果】
乾くスピード:★★☆☆☆
かかる手間:★☆☆☆☆
オススメ度:★★☆☆☆
総評:”ないよりはあってもいいかも”程度の違いです。また珪藻土は粉が落ちやすいので、内部に白い粉がついてしまうのがマイナスポイントでした。今回は100円ショップの珪藻土スティックを使いましたが、もう少し値の張るモノだとまた違う結果になるかもしれません。
これはイケると思ったのですが、残念……。

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