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【目の付け所が速すぎ!】吉祥寺のアウトドア店「BLACK BRICK」の人気の秘密(2ページ目)

オンラインショップもやりながら、(ほぼ)365日店を開ける理由

海外イベントに出店

2018年は台湾と香港、2019年は国内3か所と、イベントへの出店も精力的に行っていますが、あくまでも実店舗での営業が基本スタイル。

「うちの店は3人体制なんですが、正月を除いて定休日もなく店を開けているんですよ」とコバヤシさん。

「地方のお客さんも多いのですが、イベントに出店するのは店のことを知って、足を運んでもらいたいと思うからなんです。ガレージブランドがイベント出店することはあるけど、ショップが出店するって意外性がありますよね。お客様をその場で待つのがお店というものの宿命なんですけど、それに対してインパクトあることをしたいんです」

オンラインショップも運営していますが、ブランドの世界観を直接スタッフが伝えることができることが、実店舗を重要視する理由

財布

撮影:YAMA HACK編集部(sayama worksのミニマリストウォレット)

「例えば、<sayama works>のミニマリストウォレットは、みなさんinstagramなどネット上で見たことがあっても、実物を見たことがないはず。そしてガレージブランドは『知ってもらいたいけど、作ることで手いっぱい』。ならば、自分たちが橋渡しのお手伝いをできればと思うんです」

いろんな人の「ほしい」が揃うセレクトショップ

オリジナルTシャツ

撮影:YAMA HACK編集部(オリジナルTシャツ)

ところで、冒頭のステッカーはイラストレーターの苦虫ツヨシさんによるもの。最近は彼のイラストを使ったTシャツなどオリジナル商品も大人気のもよう。

「1周年のときにイラストを描いてもらったのですが、想定外の人気で。もともとアパレル出身なので洋服づくりのノウハウがあり、商品化しました。でもプライベートブランドだけをやりたいわけではないんです。あくまでもセレクトショップだし、イラスト商品もお店に来てもらうきっかけになればいいなと思っています」

オリジナルシャツ

撮影:YAMA HACK編集部(オリジナルシャツ)

取材の日にやってきていたお客さんは、ランニング中の快活な女性2人組と、地元・吉祥寺らしい上品な母娘。前者はショートパンツの色柄が似合うかどうかスタッフに相談しながら試着、後者は「ほかの店でもいろいろ見たけれど、やっぱりこの色が良くて」とティートンのオゼジャケットを、母親はロウロウのタビチビトートを普段使い用に購入していました。

「アウトドア初心者のかたはいろいろな段階を経て、いいものに出合っていくかもしれません。でもそういう過程をショートカットして、うちの店で本当にいいものに出合えるのもいいなと思うんです

【BLACK BRICK】
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-22-5 サンウッド吉祥寺フラッツ101
電話:0422-27-5056
営業時間:(月~金)12:00~20:00、(土日)11:00~19:00


BLACK BRICK 公式サイト

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