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このステッカー、見かけたことありませんか?
バラクバラをかぶったマスクマンと、ポンポンベレー帽の女の子。かわいいけれど、ちょっと怪しげなステッカーをPCにはっているYAMA HACK編集部員たち。これはいま編集部が注目しているお店<BLACK BRICK(ブラック・ブリック)>のもの。でも、このステッカーではどんなアイテムが置いているのか、ちょっと想像つきませんよね?
アウトドアの街・吉祥寺でも注目の的!
実は駅周辺にモンベルや石井スポーツ、L-Breathなどアウトドアショップが揃っており、吉祥寺は「アウトドアの街」でもあります。その駅東口を出て、路地裏のある飲み屋街に行くと<BLACK BRICK>があります。

……うーん、山道具店ではなさそうだし、いったい何の店なの??
その疑問をブランドプロデューサーのコバヤシミネユキさんに訊いてみました。
アパレル目線での「いいデザイン」が店に並ぶ

コンセプトである「日常の機能服」というのは、機能性がデザインに活かされていて、なおかつ、それが日常に着る洋服としてデザインも優れているもの。たしかに<ティートンブロス>のツルギジャケットは「街着」目線で見ても、クールでかっこいい。
「ツルギジャケットを買いに来る人は9割は商品のことを知っています。そういうコアなお客さんもいますが、僕が見せたいのはティートンの色遣いが持つ世界観。その世界観に対して『かっこいい、かわいい』から、山に興味を持つのでもいいと思うんです。例えばMIL規格(米軍規格)のものは普通の人には必要ないけれど、ハイスペックへの憧れとそれを支える機能の説得力がありますよね」
オンラインショップもやりながら、(ほぼ)365日店を開ける理由

「うちの店は3人体制なんですが、正月を除いて定休日もなく店を開けているんですよ」とコバヤシさん。
「地方のお客さんも多いのですが、イベントに出店するのは店のことを知って、足を運んでもらいたいと思うからなんです。ガレージブランドがイベント出店することはあるけど、ショップが出店するって意外性がありますよね。お客様をその場で待つのがお店というものの宿命なんですけど、それに対してインパクトあることをしたいんです」
オンラインショップも運営していますが、ブランドの世界観を直接スタッフが伝えることができることが、実店舗を重要視する理由。

いろんな人の「ほしい」が揃うセレクトショップ

「1周年のときにイラストを描いてもらったのですが、想定外の人気で。もともとアパレル出身なので洋服づくりのノウハウがあり、商品化しました。でもプライベートブランドだけをやりたいわけではないんです。あくまでもセレクトショップだし、イラスト商品もお店に来てもらうきっかけになればいいなと思っています」

「アウトドア初心者のかたはいろいろな段階を経て、いいものに出合っていくかもしれません。でもそういう過程をショートカットして、うちの店で本当にいいものに出合えるのもいいなと思うんです」
【BLACK BRICK】
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-22-5 サンウッド吉祥寺フラッツ101
電話:0422-27-5056
営業時間:(月~金)12:00~20:00、(土日)11:00~19:00