【目の付け所が速すぎ!】吉祥寺のアウトドア店「BLACK BRICK」の人気の秘密

2019/09/10 更新

東京・吉祥寺は駅前にアウトドアショップが多く集まる「アウトドアタウン」。そこにある1軒のセレクトショップ[BLACK BRICK]。ほかでは取り扱いの少ないガレージブランドや、おしゃれな登山者には人気のアイテムが揃うと評判です。編集部にもファンの多いこの店の選択眼の秘密を探りに行ってきました!


アイキャッチ画像撮影:YAMA HACK編集部

このステッカー、見かけたことありませんか?

撮影:YAMA HACK編集部
バラクバラをかぶったマスクマンと、ポンポンベレー帽の女の子。
かわいいけれど、ちょっと怪しげなステッカーをPCにはっているYAMA HACK編集部員たち。これはいま編集部が注目しているお店<BLACK BRICK(ブラック・ブリック)>のもの。でも、このステッカーではどんなアイテムが置いているのか、ちょっと想像つきませんよね?

アウトドアの街・吉祥寺でも注目の的!

実は駅周辺にモンベルや石井スポーツ、L-Breathなどアウトドアショップが揃っており、吉祥寺は「アウトドアの街」でもあります。その駅東口を出て、路地裏のある飲み屋街に行くと<BLACK BRICK>があります。

撮影:YAMA HACK編集部
オープンは2017年。コンセプトは「日常の機能服」。お店はそれほど広いわけではありませんが、財布などの小物類から、ザック、ウエアなどが見やすく並んでいます。壁面にはあのマスクマンと同じタッチのイラスト。

撮影:YAMA HACK編集部(ロウロウマウンテンワークスのザックなど)
そして商品を見ていくと、[ティートンブロス]や[ロウロウマウンテンワークス]といった、「山で見かけてかっこいいなと思ってたけど、どこで売っているんだろう?」と気になっていたブランドのアイテムが。その一方で、サイクルキャップやランウエアなど「山」ではないアイテムも同じくらいのボリュームで揃っています。

……うーん、山道具店ではなさそうだし、いったい何の店なの??
その疑問をブランドプロデューサーのコバヤシミネユキさんに訊いてみました。

アパレル目線での「いいデザイン」が店に並ぶ

撮影:YAMA HACK編集部(ブランドプロデューサーのコバヤシさん)
「これまでずっとアパレル業界にいたので、機能性だけでなくデザイン性も重視しているんです。そしてほかでは買えないもの、世の中にまだ出回っていないものを出していくのが、僕のミッションだと思っています」

コンセプトである「日常の機能服」というのは、機能性がデザインに活かされていて、なおかつ、それが日常に着る洋服としてデザインも優れているもの。たしかに<ティートンブロス>のツルギジャケットは「街着」目線で見ても、クールでかっこいい。

「ツルギジャケットを買いに来る人は9割は商品のことを知っています。そういうコアなお客さんもいますが、僕が見せたいのはティートンの色遣いが持つ世界観。その世界観に対して『かっこいい、かわいい』から、山に興味を持つのでもいいと思うんです。例えばMIL規格(米軍規格)のものは普通の人には必要ないけれど、ハイスペックへの憧れとそれを支える機能の説得力がありますよね」

オンラインショップもやりながら、(ほぼ)365日店を開ける理由

2018年は台湾と香港、2019年は国内3か所と、イベントへの出店も精力的に行っていますが、あくまでも実店舗での営業が基本スタイル。

「うちの店は3人体制なんですが、正月を除いて定休日もなく店を開けているんですよ」とコバヤシさん。

「地方のお客さんも多いのですが、イベントに出店するのは店のことを知って、足を運んでもらいたいと思うからなんです。ガレージブランドがイベント出店することはあるけど、ショップが出店するって意外性がありますよね。お客様をその場で待つのがお店というものの宿命なんですけど、それに対してインパクトあることをしたいんです」

オンラインショップも運営していますが、ブランドの世界観を直接スタッフが伝えることができることが、実店舗を重要視する理由

撮影:YAMA HACK編集部(sayama worksのミニマリストウォレット)
「例えば、<sayama works>のミニマリストウォレットは、みなさんinstagramなどネット上で見たことがあっても、実物を見たことがないはず。そしてガレージブランドは『知ってもらいたいけど、作ることで手いっぱい』。ならば、自分たちが橋渡しのお手伝いをできればと思うんです」

いろんな人の「ほしい」が揃うセレクトショップ

撮影:YAMA HACK編集部(オリジナルTシャツ)
ところで、冒頭のステッカーはイラストレーターの苦虫ツヨシさんによるもの。最近は彼のイラストを使ったTシャツなどオリジナル商品も大人気のもよう。

「1周年のときにイラストを描いてもらったのですが、想定外の人気で。もともとアパレル出身なので洋服づくりのノウハウがあり、商品化しました。でもプライベートブランドだけをやりたいわけではないんです。あくまでもセレクトショップだし、イラスト商品もお店に来てもらうきっかけになればいいなと思っています」

撮影:YAMA HACK編集部(オリジナルシャツ)
取材の日にやってきていたお客さんは、ランニング中の快活な女性2人組と、地元・吉祥寺らしい上品な母娘。前者はショートパンツの色柄が似合うかどうかスタッフに相談しながら試着、後者は「ほかの店でもいろいろ見たけれど、やっぱりこの色が良くて」とティートンのオゼジャケットを、母親はロウロウのタビチビトートを普段使い用に購入していました。

「アウトドア初心者のかたはいろいろな段階を経て、いいものに出合っていくかもしれません。でもそういう過程をショートカットして、うちの店で本当にいいものに出合えるのもいいなと思うんです

【BLACK BRICK】
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-22-5 サンウッド吉祥寺フラッツ101
電話:0422-27-5056
営業時間:(月~金)12:00~20:00、(土日)11:00~19:00


BLACK BRICK 公式サイト


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YAMA HACK編集部 村岡

YAMA HACK運営&記事編集担当。スキー好きが嵩じて北アルプス山麓に移住し、まんまと夏山登山にもはまる。アクティビティとしての登山の楽しみとともに、ライフスタイルとしての「山暮らし」についても発信していきます。

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