「せっかく来たんだから」は要注意。登山に必要な○○を決める勇気

2019/08/14 更新

仕事の休みを利用して久しぶりに登山だ!でも悪天候・・・そんな時「せっかく来たんだから・・・」と思ってしまうことはありませんか?無理をしてでも行くべきなのか、日を改めるべきなのか、一体何を優先するべきなんでしょうか?本当に大切なのは何か、改めて考えてみましょう。


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登山者全員が持っている気持ち

登頂
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山に行く理由は人それぞれ、「山頂からの景色」「山ごはんを作ること」「自然を感じたい」など、山には沢山の魅力があります。地元の山に行くこともあれば、離れた県外へ足を運ぶこともしばしば。日帰りから泊りの登山など、登山スタイルも様々です。
しかし、多種多様な登山スタイルがあるなかでも、「山を楽しみたい」という気持ち登山者全員に共通しているのではないでしょうか?

毎回うまくいくとは限らない

避難する人
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楽しく登山ができれば素晴らしいことですが、登山は自然が相手。天候が悪いことはしょっちゅうです。「休みに合わせて計画していたのに・・・」なんて経験がある人も多いのではないでしょうか。

そんな時、ふと、「せっかくきたから」という気持ちをもったことはありませんか?

「多少天気が悪くてもしょうがない」そんな風に考えることは自然なことです。しかし、登山には常に危険が伴うということを絶対に忘れてはいけません。

【大前提】自己都合で考えちゃダメ!

北アルプス
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当たり前ですが、登山は都市部ではなく自然環境で行うもの。言わば自然相手の遊びです。
「晴雨」「気温」「湿度」「風の状態」といった天候は人間がコントロールできるものではありません。

リスクを減らすには「自然の都合」を優先しよう

天気予報
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仕事などが理由で、山にいけるタイミングが限られている人も多いはず。自分や仲間のスケジュールを考えて山行計画を立てるのはごくごく一般的。

ですが、最も優先するべきものは「自分たちの都合」ではなく「自然の都合」です。

何度も登っている山でも、気象条件次第では生命にかかわる事故に繋がりかねません。自然環境を相手にしている以上、自己都合を優先することは危険につながるのです。

引き返す「勇気」を持とう

連休
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そうは言っても、自然環境の状態は不確定要素が多いのも事実です。
大前提を理解しているつもりでも「行ってみなければ分からない」「回復するかもしれない」「多少雨が降っていても大丈夫」と山に行きたい気持ちを抑えるのは難しいもの・・・

危険を感じるその前に

悪天候
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しかし、実際に行ってみたら「やっぱりダメそうだ・・・」では危険なんです。
「本当に危険を感じてからでは遅い」と言葉にするのは簡単ですが、実際にどこで判断するのかは難しいですよね。

その先にどんなことが起きるか予想できない時には、“確実に引き返すことができる場所”で判断しましょう。

早めに決断することは非常に難しいもの。「行けるかもしれない」という可能性を捨て、【撤退】という選択をすることには勇気が必要です。
本当に大切なことを考え、進む時と同じだけの“覚悟”をもって引き返しましょう。

チャンスは必ずまた訪れる!

晴天の北アルプス
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登頂できなかった時のことを「敗退」と表現することがあります。しかし、撤退したことは何一つ恥ずかしいことではありません!

“無事に下山する”という、何よりも大切な約束を果たす勇気ある行動なんです。

「山は逃げない」という言葉がありますが、必ずまたチャンスは巡ってきます。一度の機会に無理をすることなく、余裕をもって山を楽しみましょう!

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YAMA HACK編集部 生井
YAMA HACK編集部 生井

YAMA HACK編集部。大学時代に山岳部に所属し、縦走からクライミングまでオールラウンドに活動。トレイルラン・ボルダリング・沢登りなど、山を軸とした様々なアクティビティの魅力を発信してきます。

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