笠山(かさやま)ってどんな山?

標高 | 所在地 | 山域 | 最高気温(6月‐8月) | 最低気温(6月‐8月) |
---|---|---|---|---|
837m | 埼玉県比企郡小川町 | 奥武蔵 | 25.7度 | 12.1度 |
さまざまなコースがあるので、初心者から上級者まで多くの登山者に親しまれているのが大きな特徴です。
都心からのアクセスも良好!景色を楽しむ関東百名山

周辺の各登山口にも路線バスが走っているので、様々なコースアレンジが楽しめるのも魅力の一つ。この記事では日帰りで楽しめる2つのハイキングコースを紹介します。
外秩父七峰縦走ハイキング大会にチャレンジ!

笠山の登山適期は?

天気のチェックや地図の準備も忘れずに!
低山であっても登山前に天気を調べましょう。また、必ず地図の準備とルートの下調べを行ってください。てんきとくらす|笠山
このエリア定番!堂平山・笠山縦走コース

- 【体力レベル】★★☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:5時間55分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
ルート概要
白石車庫(10分)→分岐(60分)→白石峠(40分)→堂平山(25分)→篭山のタル(30分)→笠山(60分)→萩平分岐(20分)→ツルキリ山(30分)→物見山(80分)→和紙の里
低山ハイキングとは思えない眺めを楽しむことができる定番コース。アップダウンを繰り返しながら程よい距離を歩くので、しっかり歩きたい人におすすめです。








体力にあまり自信のない方は、笠山からスタートの「白石車庫バス亭」に下る周回コースもおすすめです。
健脚者におすすめ!比企三山周回コース

- 【体力レベル】★★★☆☆
- 日帰り
- コースタイム:7時間15分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
ルート概要
橋場(60分)→粥新田峠(40分)→大霧山(40分)→旧定峰峠(50分)→定峰峠(60分)→白石峠(40分)→堂平山(25分)→篭山のタル(30分)→笠山(60分)→萩平分岐(30分)→皆谷
外秩父七峰縦走ハイキングコースの一部で、比企三山を周回するコース。歩きごたえのあるルートと雄大な景色を楽しめるとあって「里山ハイキングを満喫したい!」という方におすすめです。








立ち寄りたい周辺施設情報
笠山周辺には登山以外の楽しみ方もいっぱいあります!ここではぜひ立ち寄りたい観光地をご紹介します。満点の星空にうっとり|堂平天文台

センター内にはログハウス、モンゴル式テントなどの宿泊施設などが完備され、3月~12月に開催される「星空観望会」では一晩中星空を楽しむことができますよ。
埼玉県ときかわ町|堂平天文台
大空をゆったりお散歩|堂平スカイパーク
普段は見上げる山々を空から見下ろすという非日常的な体験ができるのがこちらの施設です。堂平スカイパークの特徴は、ライズアップ体験コース、フライト体験コース、タンデム体験コースなど自分にあったコースを選択できるのが魅力的。堂平スカイパークパラグライダースクール|公式サイト
家族や友人で楽しめる場所|道の駅和紙の里ひがしちちぶ

茅葺屋根の紙漉き家屋や日本庭園の中庭などがありまるで江戸時代にタイムスリップしたかのような場所で、秩父に訪れた際にはぜひ立ち寄りたいスポットです。
東秩父村公式観光サイト|和紙の里
アクセス・駐車場情報
笠山を登山するにあたって便利なアクセス方法をご紹介します。堂平山・笠山縦走コース
【車の場合】関越自動車道「嵐山小川」ICー県道11号ー国道254号ー県道274号ー県道11号ー道の駅・和紙の里(イーグルバスで「和紙の里」バス亭から「白石車庫」バス亭へ)
【公共機関の場合】
・東武鉄道「小川町」駅下車、イーグルバス東秩父村路線「白石車庫行き」乗車ー「白石車庫」下車
イーグルバス|東秩父村路線バス
比企三山周回コース
【車の場合】ヤマメの里公園駐車場(駐車可能台数:約20台、無料)
花園ICから約30分、嵐山小川ICから約45分
【公共機関の場合】
・東武鉄道「小川町」駅下車、イーグルバス東秩父村路線「白石車庫行き」乗車ー「皆谷」下車
週末は一日中楽しめる魅力がいっぱいの笠山周辺へ

道もしっかり舗装されていて歩きやすく、コースアレンジも豊富なので幅広い登山者におすすめできます。低山ではありますが、里山ハイクを楽しむにはおすすめのスポットです。
【登山時の注意点】
・登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山してください。足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに! ・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんでください。