明神ヶ岳|360°大パノラマ!贅沢な景色を楽しむ登山ルート紹介

2019/10/16 更新

明神ヶ岳は箱根外輪山の一峰。富士山を満喫できる名峰ですが、首都圏から日帰りで登れることは案外知られてないかも?この記事ではモデル登山コース、周辺観光情報、登山口へのアクセスをご紹介します。これを読めば週末の山行計画はバッチリです。

台風19号の影響により、主に東北、関東、中部、近畿を含め、山域によっては通行が困難な状態となっている場合があります。 登山情報を調べる際には、各行政のHPや山荘・山小屋の運営するHP/SNSをご覧いただき、登山道や交通機関の状況を必ずご確認ください。 通行にあたっては、十分注意し、危険と判断された場合は引き返すなど、適切な対応をお願いします。


アイキャッチ画像出典:PIXTA

明神ヶ岳(みょうじんがたけ)ってどんな山?

明神ヶ岳明神ヶ岳
出典:PIXTA
標高所在地体力レベル難易度レベル
1,169m神奈川県足柄下郡箱根町★★★★
凡例はこちらをクリック:グレーディング表(上記グレードは記事内で紹介しているコースに限ります)
神奈川県屈指の観光地「箱根」。その中心にある箱根山を囲う「外輪山」とよばれる山々の一つの『明神ヶ岳』は、日帰り登山から箱根周辺の縦走など、多くの登山者が訪れる人気の山です。
首都圏から車や電車で行けるアクセスの良さと、箱根の温泉を楽しむことができるのが人気のポイント。

最大の魅力は展望の良さ!

景色
出典:PIXTA
明神ヶ岳の魅力は何と言っても山頂からの展望の良さ!東を見れば日本一の富士山、その手前にぴょこっと見えるの「金時山」、南西には芦ノ湖を背景に箱根山、東側に噴煙上げる大涌谷と豪華な景観が楽しめます。

箱根外輪山は歩き方いろいろ!

稜線の道
出典:PIXTA
この記事では二つのモデルコースを紹介していますが、明神ヶ岳を含む「箱根外輪山」は繋げ方次第で様々な行程が組めます。初級者から上級者まで、幅広い登山者が楽しめるのもこのエリアの魅力です。

明神ヶ岳の登山適期は?

明神が岳の桜 年間を通じて登山が楽しまれている明神ヶ岳ですが、積雪期にはアイゼンやチェーンスパイク、防寒対策が必要になります。
山麓に山桜やヤマツツジが美しく咲く、4・5月に箱根観光を兼ねて登るのがおすすめです。

天気も必ずチェック

GPSアプリやココヘリも忘れずに!

登山時には必ずGPSアプリなど地図の準備はしておきましょう。また、もしもの遭難時に、登山者を早く見つけ出すことに特化したサービス「ココヘリ」も登山の新常識となりつつありますよ。


【初級者向け】強羅駅からの周回コース

コースマップ
提供:YAMAP
【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コース距離:約10km
コースタイム:約5時間
参考:YAMAP
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
一番人気の定番コースを紹介します。箱根登山鉄道強羅駅から大文字焼きで有名な明星ヶ岳に登り、稜線を経て明神ヶ岳山頂に向かうルートです。短いながら稜線の開けた展望を満喫できる初心者におすすめのコースです。

コース詳細

強羅駅
出発は「強羅駅」から。駅にはコインロッカーやトイレもあります。
駅を出て早川方面に東に進みます。駅の出口と反対方向なので要注意。国道138号線沿いを歩き、宮城野橋を渡り右に。
宮城野橋から歩いて約20分、明星ヶ岳登山口に到着。ここから登りが始まります!
明神が岳山頂から
最初は木立の道ですが、大文字焼きを過ぎると展望が良くなり、箱根の街を一望できます。
木々に囲まれた道を歩き、明星ヶ岳山頂に到着すると次に向かう明神ヶ岳が見えてきますよ。
稜線
進行方向に富士山、左手に箱根山、右手に相模湾を見ながら開けた稜線を歩きます。
山頂
約2時間で明神ヶ岳山頂に到着です!遠くに富士山と金時山が見えます。
宮城野分岐
山頂の景色を堪能し、十分に休憩をとったら下りへ。下り始めて50分で宮城野分岐に出てます。
下山道
下りの道は竹に囲まれています。登りよりも暗い道が続くので足元に気を付けて。
宮城野橋
分岐から約50分下ると、行きに渡った宮城野橋に無事到着。強羅駅までは数分です。

【中級者向け】金時山登山口‐最乗寺コース

コースマップ
提供:YAMAP
【体力レベル】★★☆☆☆
日帰り
コース距離:約10km
コースタイム:約5時間
参考:YAMAP
【技術的難易度】★★☆☆☆
・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
凡例はこちらをクリック:グレーディング表
二つ目は外輪山の外側に抜けるコース。距離が長い分、稜線からの開けた景色を満喫できるルートです。こちらには曹洞宗第三の名刹最乗寺や、二宮金次郎の芝刈り路があり、歴史好きには堪りません。

コース詳細

仙石バス停
今度は箱根登山バスの仙石バス停スタート。箱根裏街道を進むと数分で金時登山口が見えてきます。
金時山登山口
金時登山口から別荘地、保養所などを通り過ぎ、いよいよ本格的な登りスタートです。
しばらく狭い登りが続きます。この道は金時山と明神ヶ岳両方に行く道なので、混雑することも。前の人と程よい距離で登りましょう。
矢倉沢峠からの金時山
登り始めて30分、矢倉沢峠に出ます。矢倉沢峠を右に曲がると金時山。明神ヶ岳に行くので左へ。
金時山までは距離がありますが、健脚者の方はピークを踏むこともできるかも!?
富士山と金時山
矢倉沢峠を過ぎると視界が開けてきます。金時山の後ろに富士山も。清々しい風が吹いて気持ちが良いです。
稜線から見た大涌谷
しばらく緩やかなアップダウン。稜線からは噴煙上げる大涌谷が見えています。
明神が岳山頂
矢倉沢峠から約2時間。箱根竹の狭い道を抜けると見晴らしが素晴らしい山頂に到着です!
独特な山容の金時山、日本一の富士山、大涌谷、箱根山、これまでの景色が360°ビューで楽しめます。
ヤマツツジ
このルートは下山道の景色まで期待です。春はヤマツツジが目に美しく、遠くに相模湾が見えています。
下山道の丹沢の山々
さらに遠くに見えるのは大山、塔ノ岳、蛭ヶ岳。これは全て丹沢の山並みです。次の登山への想像も膨らみますね。
奥の院の山道
下り始めて約3時間、穏やかな西日が差すころ、巨大な杉林に迎えられます。ここは曹洞宗第三の名刹最乗寺の参道。神秘的な空気、午後の木漏れ日が疲れた体に染み入ります。
最乗寺本堂
最乗寺の山中に天狗がいると言われ、境内に天狗と天狗の高下駄が多数奉納されています。高下駄は対で用をなすことから夫婦円満の象徴とも。
道了尊バス停から帰路につきましょう!

立ち寄りたい周辺施設情報

明神ヶ岳の登山ルートを紹介しましたが、関東屈指の観光地箱根に来て下山直帰は勿体ない。ついでに寄りたいスポットもご紹介します。

女性に人気|メルヴェール箱根強羅

メルヴェール箱根強羅
まずは旅の疲れを癒しましょう強羅駅から徒歩5分、御殿場ICから車でおよそ15km。強羅公園近くの綺麗なホテルです。日帰り温泉で利用可。ロビーでゆったり休憩することもできます。オシャレな雰囲気に心も体も癒されること間違いなしです。

【住所】神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300-70
【電話番号】0570-783-144
【料金】1500円(※料金には、内湯のご利用、ロビーサービスのご利用、レンタルタオルが含まれます)
【営業時間】13:00~18:00

メルヴェール箱根強羅

乳白色の濁り湯|川涌の湯 マウントビュー箱根

川桶の湯 二つ目のルートの始点、金時山登山口から徒歩15分。国道138号線に立派な旅館が現れます。川桶の湯は乳白色の濁り湯が楽しめる関東では珍しい温泉です。露天風呂から見える箱根竹の林は風情溢れ、旅の疲れが癒されます。

【住所】神奈川県足柄下郡箱根町仙石原885
【電話番号】0460-84-9805
【料金】大人(中学生以上)1100円、小人(3歳以上)630円
【営業時間】10:30~15:00

川涌の湯 マウントビュー箱根

アクセス・駐車場情報

明神ヶ岳登山口


【車の場合】
御殿場ICから国道138号線経由で約30分
付近の駐車場:タイムズ強羅駅前:300円/時間、最大800円/日

【電車の場合】
箱根登山鉄道強羅駅から徒歩約30分

【バスの場合】
箱根登山バス桃源台行、宮城野営業所前バス停から徒歩約15分

バスの時間もチェック

金時山登山口


【車の場合】
御殿場ICから県道78号経由で約30分
付近の駐車場:金時山登山用有料駐車場(500円/日)

【バスの場合】
①新宿から小田原箱根高速バス、金時登山口下車、大人1900円(2019年5月)
バスの時間もチェック

②箱根湯本駅から箱根登山バス、桃源台行き、金時登山口下車
バスの時間、運賃をチェック

大雄山最乗寺の登山道


【車の場合】
大井松田ICから県道78号線経由で約20分
付近の駐車場:大雄山最乗寺駐車場:無料、250台収容可能

【公共交通機関の場合】
JR小田原駅から大雄山線で21分、大雄山駅下車
大雄山駅から伊豆箱根バスで10分、道了尊バス停下車後徒歩すぐ
道了尊の場バスの時刻をチェック

週末は雄大な明神ヶ岳へ!

富士山と金時山 明神ヶ岳は日帰りで雄大な自然を堪能できる山。箱根外輪山の一峰から富士山や丹沢の山並みを臨めば、次に行く山への期待も膨らむはず。帰りに温泉に浸かり、活火山の恵みを満喫すれば、日ごろのストレスも吹っ飛ぶこと間違いなしです。

【登山時の注意点】
・登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山してください。足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんでください。

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wakiko
wakiko

千葉生まれの神戸人です。山暦10年近く。 安全登山や登山技術専門です。 関東、富士山、神戸、中国で夏山と沢を楽しんでいます。 今年こそ六甲山を攻略するぞ!

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