登山の準備中のこと……
登山の計画を立てていた、ある日のこと…。
「もうすぐ登山♪楽しみだな~!そろそろ準備を始めなきゃ!あっ、登山に持っていくご飯がなくなっていたんだった。買わないとなぁ。」
「あれ?このカラー見た事ある…」
「これは…、お茶づけで有名な永谷園!永谷園ってフリーズドライご飯の販売してたの!?」
「えっ……。しかも水で5分、お湯で3分!カップラーメンと同じ時間で、ご飯が出来るって…すごくない?
それに、お湯・水だけじゃなく、そのままでも食べられるって書いてある…。」
水で5分、お湯で3分!永谷園フリーズドライとは?
他会社からも販売しているフリーズドライ。永谷園のフリーズドライごはんは、他ととこが違うのでしょうか?優れた技術によりうまれた特徴の一部を具体的に見ていきましょう!
特徴①:お湯で3分・水で5分!圧倒的な速さ
お湯を入れてたった3分待つだけ。永谷園のフリーズドライ技術により、短時間でおいしいご飯が食べられるようになりました。3分という短時間でできるため、”温かいまま食べられる”というのも大きなポイント!特に寒い時季に早く温かく食べられるのは、登山者にとってはかなり嬉しいですね。
特徴②:アレルゲン物質不使用
乳や卵、小麦、そば、えびなど。食物アレルギーを持っている人は、今や人口の1~2%に及ぶと言われています。永谷園フリーズドライご飯はアレルゲン物質を一切使用していないため、安心して食べることができます。
(※同一ラインで製造している商品に、アレルゲン物質が入っている商品もあります。使用しているアレルゲンはパッケージ裏面をご確認下さい。)
特徴③:長年の努力が身を結んだ、フリーズドライ製法
フリーズドライとは、ご飯の水分を凍結させて真空にする「真空凍結乾燥」のこと。お米が潰れることなくそのままの状態を保ち、水を入れるとすぐに元のご飯へと戻ってくれる製造方法なのです。
しかし、実はご飯のフリーズドライは、おかゆのような状態になってしまうため製造が非常に困難。約40年のフリーズドライ技法の歴史をもつ永谷園でも難しいものでした。
この製造方法が実現されたのは、永谷園の長年にわたる研究のたまもの。これにより、おいしいご飯がいつでもどこでも短時間調理で食べられるようになりました!
永谷園フリーズドライご飯は、水を入れなくてもサクサクとした食感のまま食べる事ができるのです。
特徴④:丁度良い量、2つの食感が選べる
できあがりご飯の量は、おにぎり約2つ分の約260g。お湯の量を変える事で「ふつう」「やわらかめ」2つの食感に変える事が出来るので、ご年配の方や子供、咀嚼の弱い人でも食べやすい!
特徴⑤:持ち運びに◎スプーン封入+食器も不要!
フリーズドライご飯の袋にはスプーンが入っています。また、袋に入れたまま食べられるので食器を用意する必要がありません。内部には水の目安線も付いているので計量する必要もありません!
特徴⑥:賞味期間は約6年!もしものときの非常食にも
災害備蓄用として作られたこのフリーズドライご飯。賞味期間はなんと6年!登山での山ご飯にピッタリなのはもちろんですが、もしもの時の為に家にストックしておくのもおすすめです。
番外編:実は特別な、この”定式幕”カラー
「永谷園」と聞くと、お茶づけのこの定式幕が思い出されませんか?
実はこの定式幕は、永谷園の他の商品には使用されていませんでした。しかし、このフリーズドライご飯には特例で使用されています。
もともとは「災害備蓄用」として開発されたこのフリーズドライご飯。災害時にも安心して食べてもらいたいという思いから、みんなが知っているおなじみのデザインを採用しているのとのこと。パッケージにもそんな配慮がされているんですね。
いざ、実食!
非常に魅力的な永谷園フリーズドライご飯。しかし、食べてみないと味はわかりませんよね…。
そこで実際に食べてみる事に!味には個人差があると思いますが、是非参考にしてみてください。
食べた人:私の家族全員(大人2人、小学生、園児)
食べた味:カレー味、わかめ味、ピラフ味、梅しそ味、白飯の5種類
(柔らかさも確認するため、わかめ味・カレー味は柔らかめ、その他はふつうで調理。)
◆わかめ味(やわらかめ調理)
優しい味わいのわかめ味。しっかりとわかめの風味が感じられるご飯です。
やわらかめで調理したので、リゾットのような仕上がりになり食べやすかったです。子どもたちは、ごはんの旨みがあまり感じられないようで食べ進みは良くありませんでした。通常炊きのご飯が好きな子どもたちにはあまりうけなかったようです…。胃にやさしい、わかめリゾットのようでした。感想:satomi
◆カレー味(やわらかめ調理)
大人も子どもも食べやすいカレー味。そのままでもおいしく食べられます!
食べやすくておいしい!辛くないので子どもたちが喜んで食べていました。おかず不要で食べられるのが◎そのまま食べてもカレー味のおせんべいのようでおいしかったです!ただ、大人には薄味かも…。やわらかめで調理したので、硬めだともっとおいしかったかもしれません。感想:satomi
◆梅しそ味
梅しそ味で食欲がないときにも食べやすいご飯です。
梅しその風味があり、酸っぱいので食べやすい。お米を噛んだら梅の味がありおいしかったです。そのまま食べてていても、お菓子感覚でずっと食べていられそう!感想:satomi
◆ピラフ味
ピラフの風味も良い◎子どもが食べやすい味付けです。
通常のピラフに比べると、味が薄くてねっとりしている。(水分量の調整のせい?)おいしいけどたくさんは食べられないかな…。でも、封を開けた時の香りがGOOD!感想:satomi
◆白米
これがフリーズドライ?優しいお米の味が感じられるご飯です。おかずとも相性が良い!
みんなが満足!匂いも◎お米が好きな子どもたちもたくさん食べていました。米の粒も感じられました。“ふつう”の水分量を入れると、少しゆるくなってしまうので注意が必要です。感想:satomi
フリーズドライご飯の作り方&注意点
このフリーズドライは、調理方法もとても簡単!
①袋を開けて脱酸素剤とスプーンを取り出す
②袋を傾け、内側の黒い線を確認し、平らなところに置く
③お湯や水をゆっくり注ぎ、ご飯が膨らみ線が見えなくなったらスプーンでかき混ぜ、ご飯を平らにする
④黒い線のところまでお湯や水を追加し、チャックを閉める
⑤お湯で3分、水で5分待てば完成!
作る時の注意点
1:脱酸素剤は必ず取り出して
注意書きにも記載がありますが、脱酸素剤は取り除いてから水分を入れてください。脱酸素剤がご飯で埋もれて見えなくなっていることも多いのでご注意を!
2:水加減に注意
“ふつう”の線はかなり下の方にあるので、封を開けたら袋を斜めにして線を確認してから水を入れてください!硬めがお好みの場合は少し水の量を控えめに入れると良いかもしれません。
3:”しっかりと混ぜる”のが大事
水分を入れてから、下の方からしっかりと混ぜましょう!混ぜが甘いと、上の方のご飯が硬いままになってしまいますのでご注意ください。
登山におすすめ!永谷園フリーズドライご飯
全て短時間調理で食べることができ、5種類もあるので飽きずに食べられるのも良いですよね。全てお湯などで戻さなくても、そのままでおいしく食べることができます!
※原材料等の情報は、2019年3月時点のものです。
登山で簡単、おいしいご飯を食べよう!
ご飯をしっかり食べれば元気いっぱい!存分に山が満喫できるはず。準備するものが多くて、荷物が多くなりがちな方にも、この永谷園フリーズドライご飯ならコンパクトなのでおすすめです。いざという時のためにも多めに持って行ってもよいかもしれません。手軽においしいご飯が食べられれば、登山がもっと楽しみになりますよね!