真俯瞰で「映える」写真を撮るための7つのポイント
①背景はフローリングがオススメ。反射の少ないマットな質感なら尚良し
道具を整列して配置するときに、下が無地だとどうしてもゆがんだり傾いたりしてしまいます。フローリングであれば板の継ぎ目があるので平行・垂直に道具を並べることができ、仕上がりのチェックも楽です。また、艶のあるフローリングだと光が反射して写真に光のムラが出やすくなるので、できるだけマットな質感の板の上で撮るのがオススメです。
②前方からの自然光がベスト。順光や複数照明はNG
撮影するときの光で写真の印象が大きく変わります。最も理想的なのは昼間のレースを通したような柔らかい光で、前方からの逆光か斜光(半逆光)。順光で撮影するとどうしても自分の影が入ってしまいます。自分の影が被写体に重なってない位置を探して撮る場所を決めましょう。
反対にあまり良くないのは複数の光源がある場所。いろんな方向に影が出てしまい、地面が影だらけで煩くなってしまいます。
③等間隔に並べる。斜めにならないように
道具同士は数センチの等間隔で並べるようにし、似たような形状は近くに配置するようにしましょう。例えば、レインウェアやゲーター、シュラフなど収納袋に入っているものや細々したナイフやコンパス、ヘッドライトをそれぞれまとめておくと統一感が出ます。そして最も重要なのが平行と垂直を意識すること。少しでも斜めだと写真で悪目立ちしてしまいます。真上からなん度も見返して斜めになってないかを確認するようにしましょう。
④全部並べたときに大きな四角になるように
全て並べたときに、大きな四角になっているとまとまりが出ます。台形っぽくなっていたり、凹んでいるようないびつな形だと写真でも美しくありません。真上から見た時にできる限り余計な穴ができないように調整しましょう。
⑤できるだけ高い位置から撮影する
撮影するときは可能な限り高い位置から少し拡大して撮るようにしましょう。
立体的な道具はできるだけ距離を置いて取らないと、側面も映り込み歪んで見えてしまいます。遠くから撮ることで被写体の上部だけを写すことができ、ゆがみの少ない写真を撮ることが可能です。