登山靴はなぜ大切なのか?
登山で最も大事な道具のひとつ、登山靴。しかし初めて登山靴を買おうという方は、たくさんある登山靴からどうやって選んだらよいのか迷いますよね。きちんと自分に合った登山靴を選びたいけど、そもそもなぜ登山靴が重要なのでしょうか?
スニーカーでの登山をお勧めしない2つの理由
・疲れやすい
スニーカーの様にソールが薄いと、石・木の根の感覚や衝撃をダイレクトに足裏に受けるため、疲れやすくなってしまいます。長時間足場が悪い道を歩くため、ソールが分厚くしっかりしている登山靴を選びましょう。
・足首まわりがノーガード!
足首から下をたくさん動かすほど足は疲れます。登山靴は足の甲、足首まわりがしっかりサポートされるので、余分に足首を動かして足が疲れてしまうのを防ぐことができます。また、疲労が溜まっている時、思ったより足が上がらなくてつまずいてしまう…なんて場合も、足首をしっかり守ってくれる登山靴なら安心。ひねりを防止してくれます。
登山靴を選ぶ時にチェックしたいポイント5つ
では、たくさんある中でどう選べばいいのか?押さえておきたいポイントを紹介します。
とにもかくにもお店で採寸&試着!
人の足も登山靴も千差万別。自分に合う登山靴を見つけるためには、とにかく登山ショップで試着をしましょう!登山靴を履く時は、登山用の厚手の靴下が必要です。そのぶん選ぶ登山靴も実寸サイズとは異なります。まずは自分の正しいサイズを測り、メーカーにこだわらず候補をいくつか絞りましょう。
※登山ショップには試着用の靴下を用意してあることが多いですが、できれば自分用の靴下を購入して履いた上で登山靴を試着しましょう。
チェックすべきポイント5つ
しっかりと靴ひもを締めたら、下記の5つをチェックしましょう。自分でひもを締めづらい場合は店員さんが手伝ってくれるので、声をかけてみましょう。
・靴のインソールにかかとを合わせて足を置いた時つま先に1cmほどの捨て寸があるか
・くるぶしはあたっていないか
・幅や甲はきつくないか
・靴の中でゆるすぎて足が動いていないか
・靴の先まで足を入れてみてかかとに指1本分のゆとりがあるか
ここがポイント!店内を歩きまわろう
履いただけの状態と、実際に歩いてみたとでは足にかかる負担は大きく変わります。登山ショップによっては、デコボコや坂など登山靴を試せるコーナーを用意してあるところもあるので、出来るだけ歩き回ってフィット感を確認して下さい。
実際にスニーカーと登山靴の違いについて、プロに聞いてみました。こちらも合わせてチェックしてみてください!
無雪期に使えるおすすめの登山靴20選
まずは無雪期に使えるおすすめの登山靴をご紹介します!日帰り低山(高尾山縦走、丹沢登山など)から、1泊2日程度の2000m~3000m級の山(八ヶ岳やアルプスなど)、夏の富士山など幅広く対応してくれるので、今後山に行く機会が増えても安心ですよ。
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購入したら、手入れも忘れずに!
登山靴を正しく選んで楽しもう!
登山靴は日本のメーカーから海外ブランドまで千差万別。できるだけ実際に履いてみて自分の足にフィットするかチェックしてから購入しましょう。あなたにぴったりフィットした靴を見つけて、これからの季節、山の楽しさを味わってください!