登山マナー②|ごみは必ず持ち帰る!
ごみを必ず持ち帰るというのは山だけのマナーではなく、街中であっても守らなければならないとても基本的なマナーですよね。
ビニール袋やお菓子の袋など、自然に還らないものは持ち帰るべきだと簡単に判別できますが、パスタのゆで汁やラーメンの残ったスープはどうでしょうか?
また、熊の出没情報がある山では廃棄した汁のにおいにつられて熊がやって来る危険性もあります。
捨てられない水分は、どのように処分したらいい?
パスタのゆで汁でスープを作る、ラーメンの残り汁にはご飯を入れて雑炊を作る!など工夫して料理に使いましょう!
山では水以外のものはすべて持ち帰るように心がけてください。
登山マナー③|食器は洗わないで持ち帰ろう!
料理で使った鍋やお皿、山で洗ったりしていませんか?
汚れた鍋やお皿はどうするの?
お皿はティッシュやトイレットペーパーでふき取り、ジップロックなどで密封して持ち帰るようにしましょう。
登山マナー④|登山道の登りと下り、どっちが優先?
登山道によっては、登り下りの道が分かれている場合もありますが、どちらも同じ道の場合もあります。
下る人が動いて落石を起こしてしまうと、下で待機している登りの人に当たる恐れがあり、最悪の場合怪我をさせてしまう事も。
また、下る人の方が相手に気づきやすく、よける余裕のあるスペースを確保しやすいといった理由などから、一般的に登りが優先といわれています。ただし、道を譲るときはできるだけ道幅が広く安全な場所で、そして譲るときは山側によけて下さい。すれ違いざまに相手に接触し、滑落するのを防ぐためです。
早く下りたいのに…、待っていないとダメ?
「私が」「私が」となると、事故を招いてしまいますよね。心に余裕を持った山行計画を立てることが大事。
ただ、登り優先とはいっても、すれ違う場所によっては登りの人がよけた方が安全な場合や、登っている人が少し休みたい場合など様々な状況が考えられます。その場の状況に合わせて臨機応変に対応するのが一番大切です。