聖岳

登山開始地点 | 山頂標高 | 標高差 |
---|---|---|
便ヶ島/969m | 3,013m(前聖岳) | 2,044m |
このコースで一番大変なのは、西沢渡の渡渉かもしれません。橋が使用できればラクなのですが、川の流れが激しいときは手繰り寄せて動かす人力ロープウェイを使用します。女性が一人で動かすのは難しいでしょう。苔むした森林歩きと、森林限界を超えたときの雄大な展望、どちらも絶景を楽しむことができます。
※令和5年12月下旬より、地質調査に伴う通行止めとなっている箇所があります。詳細情報は長野県飯田市HPにて確認してください。
塩見岳

登山開始地点 | 山頂標高 | 標高差 |
---|---|---|
越路(駐車場)/1,657m | 3,052m | 1,395m |
往復15時間半、距離は約24.1km。登山道はなだらかなようですが、距離が長いため、小さなアップダウンがじわじわと効いてきます。塩見岳は南アルプスの中央にある山で、山頂からは北部と南部の山を見渡すことができます。それぞれが独立峰のような大きく存在感がある山の姿は迫力があります。
鳳凰三山

登山開始地点 | 山頂標高 | 標高差 |
---|---|---|
青木鉱泉/1,088m | 2,840m(観音ヶ岳) | 1,752m |
青木鉱泉からドンドココースで登り中道を下る周回コースで、13時間5分、15.3kmの行程です。ドンドコ沢コースはきれいな滝を見ながら登り、地蔵岳からの縦走コースは稜線歩きを楽しむことができます。中道はつづら折りの急な斜面を下り最後は林道歩きです。
黒法師岳

登山開始地点 | 山頂標高 | 標高差 |
---|---|---|
戸中山林道ゲート/627m | 2,068m | 1,441m |
往復でコースタイム10時間10分、距離およそ17.5km。標高差高く急登が続く上級者向けコースです。原生林がそのまま残る、山深い南アルプス深南部ならではの樹林帯の景色が続き、山頂は笹薮で覆われています。×印のついた珍しい一等三角点がある、三角点マニア憧れの山です。
南アルプスを日帰りで!

南アルプスを日帰りで行くのには、登山口をいかに早く出発できるかがカギになっています。いずれもコースタイムよりも速く歩ける人でないと厳しいですが、なかなか登ることができない南アルプスを登るきっかけになるのではないでしょうか。一度登るとはまる南アルプス。ぜひ登ってみてください!
【登山時の注意点】
・南アルプスは本格的な山岳エリアですので、しっかりとした登山装備と充分なトレーニングをしたうえで入山して下さい。足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんで下さい。