【午後】黒部の絶景スポットへ行ってみよう!

午後の散策は室堂からスタート。黒部側は移動が中心ながらも見どころがたくさんあります。おすすめの絶景スポットを4つ紹介しますので、時間に応じて、全部回るも良し、2~3つ厳選してゆっくり巡るのも◎です。
室堂をいざ、出発!

室堂から長野側の扇沢までは、ロープウェイ、ケーブルカー、電気バスと3つの乗り物を利用します。
2018年まで黒部ダム〜扇沢間を運行していたトロリーバスは電気バスへと変わりました。また、室堂〜大観峰間で雄山直下を通過して運行していた、日本唯一のトロリーバスも2024年11月末にて廃止となり、2025年4月からは電気バスに。
絶景スポット① 大観峰

室堂(バス10分)→大観峰
室堂から、大観峰までバスで10分。立山トンネルを抜ければ、断崖絶壁にせり立つ大観峰へ到着。駅から外にでることができませんが、屋上にある「雲上テラス」から、黒部湖やタンボ平などの絶景が楽しめます!
絶景スポット② 黒部平

大観峰(立山ロープウェイ7分)→黒部平
「立山ロープウェイ」で雄大な景色を楽しんだら、黒部平に到着。ケーブルカーの駅では日本でいちばん高いところにあります。6月ごろになると、色鮮やかな高山植物を見ることができます。湧水が飲めるスポットもあるので景色をみながらの休憩に最適です。
絶景スポット③ 黒部湖

黒部平(黒部ケーブルカー5分)→黒部湖
黒部平から「黒部ケーブルカー」で5分。最大勾配は31度、全線が地下のケーブルカーです。エメラルドグリーンがきれいな黒部湖では、遊覧船に乗ったり、周辺を散策したりと存分に楽しめます。
絶景スポット④ 黒部ダム

黒部湖(徒歩15分)→黒部ダム
0.6kmほどの道を散策しながら進むと、貯水量2億トンの水力発電専用の「黒部ダム」に到着。駅にある階段から展望台まで上がると、北アルプスが一望できます。晴れた日には放水により、虹が見られることもあります。観光放水の開催期間は、例年6月下旬~10月中旬です。
扇沢でゴール!

黒部ダム(関電トンネル電気バス16分)→扇沢
立山黒部アルペンルートの終着駅となる、長野県大町市の扇沢に到着。駅には土産屋があり、旅を締めくくるのにピッタリです。アルペンルートの長野側から出発点する場合は、今回紹介したコースを逆回りで進みましょう!
立山から扇沢まで。所要時間はどれくらい?

今回のモデルケースは、立山〜扇沢間を日帰りで移動した場合になります。公式サイトでは、待ち時間や昼食、観光を含めた目安として「6〜7時間」とされています。ただし、連休や紅葉シーズンともなると混雑必至なので、時間の余裕をみる必要があります。
特に立山〜室堂間は散策やトレッキングなど、自然の中をゆっくり歩くことができるので、駆け足観光だと十分とは言えません。できればホテルや山小屋など宿泊施設も多い、室堂や弥陀ヶ原で1泊するほうがベター。温泉や満天の星空など、宿泊ならではの楽しみも味わえます。
ルート詳細に関しては、公式サイトでも案内されているので、じっくりプランを考えて行きましょう!
ミシュラン3つ星なのも納得!ここにしかない景色の宝庫

壮大な景色が存分に楽しめる立山黒部アルペンルート。見どころがたっぷりでしたね。バスやケーブルカーなど乗り物も面白く、日本一標高が高い位置にある湖など、 特別なスポットが目白押し!ぜひ、大自然を満喫しに出掛けてみませんか?