気軽に紅葉の絶景を楽しめる千畳敷カール

中央アルプス・木曽駒ヶ岳のすぐ南に位置する宝剣岳の直下には、紅葉の絶景を観望できるスポット「千畳敷カール」があります。
ロープウェイがあるので初心者でも比較的行きやすいにも関わらず、標高2,612mの高所に広がるアルプスらしいダイナミックで雄大な山の姿とともに紅葉の絶景を思う存分満喫できるんです!
夏の千畳敷カール

短いけれども生命力に溢れる千畳敷カールの夏。夏に千畳敷カールを訪れたなら、緑に覆われ、場合によっては所々に残る雪渓の姿も見られます。千畳敷カールは高山植物の宝庫としても知られ、「シナノキンバイ」などが咲き誇る姿も楽しめます。
<秋の千畳敷カール>

秋になると彩りが一変!山肌一面が紅葉で赤やオレンジ、黄色に色付き、素晴らしい絶景を見せてくれます。
このように千畳敷カールは季節によって大きくその表情を変え、四季折々のアルプスの大自然を気軽に感じられるスポットとして多くの人に愛されています。
見ごろと混雑について

千畳敷カールでは、ダケカンバやナナカマドの紅葉が9月初旬から色付き始め、9月下旬頃から10月中旬頃にかけて見ごろを迎えます。2,600mもの高所なので麓よりも時期が早いのがポイントですよ。
ハイシーズンは2~3時間待ち!?

紅葉の見ごろである9月下旬~10月中旬の土日は特に訪れる人が集中し、場合によってはロープウェイに乗車するのに2~3時間待たなければならないほど混雑します。
ロープウェイで一気に千畳敷カールまで行けて、下車後すぐに絶景を見られるという気軽さから人気がとても高く、ハイシーズン中は長く待たされることが当たり前と考えて計画を立てる必要があります。
混雑を回避するコツ2つ

①始発で行く
人よりも早く、始発を利用することである程度混雑が回避できます。「菅の台バスセンター」からロープウェイの乗車駅「しらび平」駅までは一般車進入禁止なので、マイカーで行く人もバスの時刻とセットで考えましょう。
②前泊する
始発を利用するには前泊が前提となってきます。具体的には、「駒ケ根周辺で宿泊する」あるいは「菅の台バスセンター近辺の駐車場で車中泊する」といった形となります。
千畳敷カールの紅葉のみどころ!
ここでは、千畳敷カールの紅葉の楽しみ方を、写真を交えて紹介します。