漫画『岳』 一度は読んで欲しい山岳救助物語
wikiにも載ってる有名な漫画『岳』

『岳』漫画の作者は石塚真一
作者の石塚真一氏はアメリカの大学へ進学し、在学中にルームメイトに誘われたことがきっかけでクライミングに魅了され、その時の経験がもとで漫画『岳』を描き始めたとのことです。2001年に『This First Step』で第49回小学館新人コミック大賞一般部門に入選し、2002年にビッグコミックオリジナル増刊号にて同作でデビューしました。『岳』漫画のあらすじは?
若くして世界の巨峰を登頂し、アメリカで山岳救助の経験を積んで日本へ戻ってきた島崎三歩は、北アルプスの山中でテントを張って暮らしながらボランティアで山岳救助活動を行っていた。そこへ長野県警山岳遭難救助隊の新人・椎名久美が勉強のためやって来る。最善の結果を求めて救助に当たるが、時には非常な決断を迫られることも。厳しい現実に直面しながらも、山に魅せられて訪れる人がいる限り、彼らは危険を顧みず救助に向かう。『岳』の漫画 最終回は?!ネタバレ注意
ラストはどうなる?!漫画『岳』の結末に注目


『岳』の漫画の評価と全巻
『岳』の漫画 みんなの評価
「世界の名峰をいくつも登り日本に帰ってきた島崎三歩。彼の日本アルプスでの山岳救助ボランティアとしての生き様を描く物語。」
山での悲惨な事故の数々をストレートに伝え、山の危険性をきちんと描いていますが、その分だけ山の素晴らしさや魅力も主人公の大きな人間性を通して描いている傑作です。
強い意志をもった救助や壮大な山々の描写は秀逸です。ただそれ以上に、心に響き、感動をおぼえる三歩の言葉一つ一つがこの物語の大きな魅力ではないでしょうか。
また、山とは縁がなかったが、山岳救助をやることになった女性警官がなかなか興味深い登場人物で、「人はなぜ危険な思いをしてまで山に登るのか??」という読者の疑問を彼女が代弁してくれているように思えました。
作者の山に対する深い愛情がひしひしと伝わってくる作品で、山に興味のある方はぜひ読んでみると良いと思います。ですが、現実の社会を生きていくヒントも隠されているように思いますので、山に興味がない方も読んでみることをぜひおススメします。
ハードなクライミングはしたこと無いですが、その登攀シーンはなかなか迫力があってそそられます。
ドラマのひとつひとつも感動的。
山が好きで登る者にとって、読んでいて身につまされるものがあります。
でも、これを読んで、危険なこともあると認識しつつ、山に「みんな来ればいいのにって」私も思いました。
実際、読んでるうちに山に行きたくなって、北アルプス行ってきました。。。やっぱり山は最高!
テレビで山岳救助のシーンやニュースを見て「迷惑をかけて…」と思ったことはないでしょうか?
これはクライマーであり、民間救助ボランティアの島崎三歩の物語。世界の山を一人で渡り歩いてきた三歩。彼が救助する人々は山のベテランから準備不足の人まで様々。
しかし、その背後には様々な思いがあり山を目指している。
「自己責任」が流行語のように叫ばれている日本。そんな日本の未成熟さを突きつけられるような、考えさせられる作品であり、読み終わった後、なんとも温かい気持ちにさせられる作品です。
とにかく、とにかくすべての人に読んでほしい!感動します!
雑誌で連載されている時から、「いい話しだなあ・・・」と思ってました。
単行本になって、まとめて読むと、「さらにいい話しだなあ・・・」と痛感しました。
大変感動的なストーリーばかりなのに、ちっとも押しつけがましいところがない。
「ちょっといい話」や「感動巨編」が嫌いな人にこそ、読んで欲しい作品です。
厳しい環境にある人間を描いたお話を淡々と描く、石塚真一さんの力量に脱帽です!
これまで、ノーマークの作者でしたが、彼の作品は要チェック!
『岳』 漫画全巻 (電子書籍もある!)
読み切りがビッグコミックオリジナル本誌に掲載され好評を博し、増刊で連載することになった山岳救助の漫画『岳』の単行本第1巻から最終話を収録した第18巻まで全て揃ったセット商品です。電子書籍版もあります。山好きはきっと『岳』に夢中になるはず!

Follow the back of “Sampo”, the protagonist of GAKU !!
漫画『岳』の主人公 “三歩” の背中を追ってみよう !!