アイキャッチ画像撮影:washio daisuke(雨乞岳からの甲斐駒ヶ岳)
山頂からの絶景!最高のスパイスは…ツラい樹林帯の急登!?

撮影:washio daisuke(ひたすら続く地味な樹林帯の急登)
北アルプスの後立山連峰や表銀座、南八ヶ岳、はたまた北海道の大雪山など、常に大展望が広がる稜線を歩くのは何といっても登山の醍醐味ですよね。
けれども今回ご紹介するのは、その対極を行くドM登山。
展望がほとんどないツラい樹林帯の急登、あえぎあえぎ登った山頂で一気に大パノラマが開けたら…それもまた最高のごほうびになるのではないでしょうか。
そんな山頂からの絶景に出会う感動が倍増するルートを、ドM指数と共にご紹介します!
*ドM指数の算出方法:登山口と山頂の標高差÷片道歩行距離×100
高尾山・1号路の場合:408m÷4,600m(4.6km)×100=8.8
(注)あくまでも登山道の急さを表す指数なので実際にはコースタイムや歩行距離も加味して計画を立てましょう
眼前にそびえる甲斐駒ヶ岳・雨乞岳(2037m)|ドM指数:19.9

地図の出典:YAMAP(雨乞岳ルートマップ)
コース概要
ヴィレッジ白州登山口(100分)→水場(80分)→雨乞岳(60分)→水場(60分)→ヴィレッジ白州登山口
交通アクセス
・新宿駅〜小淵沢駅:JR中央線特急で約120分
・小淵沢駅〜ヴィレッジ白州登山口:タクシーで約20分
コースのポイント

撮影:washio daisuke(カラマツと照葉樹の樹林帯)
ヴィレッジ白州登山口からいきなり本格的な登りが始まりますが、林床が刈り払われた美しい樹林帯。カラマツ・カエデ・ブナなどの木が多く、紅葉の時期は森が色とりどりに染まります。

撮影:washio daisuke(主稜線に出ても続く樹林帯)
主稜線に近づくと植生は常緑針葉樹に変わり、笹やぶの中を縫うように続く登山道。やがて樹間から気になる山々が顔を出し始め、期待が高まります。

撮影:washio daisuke(山頂に近づくと広がる南アルプス・富士山の大パノラマ)
山頂に近づき樹林が切れると景観は一変。
目の前にそびえる甲斐駒ヶ岳を筆頭に鳳凰三山・富士山と山梨が誇る日本百名山が連なり、手前には山頂部が白い砂で覆われた日向山を見下ろす山岳パノラマが広がります。
秀麗富嶽十二景・滝子山(1610m)|ドM指数:18.8

地図の出典:YAMAP(滝子山ルートマップ)
コース概要
JR初狩駅(55分)→林道終点(45分)→水場(70分)→檜平(50分)→滝子山(35分)→檜平(45分)→水場(30分)→林道終点(25分)→JR初狩駅
交通アクセス
・新宿駅〜大月駅:JR中央線特急で約60分
・大月駅〜初狩駅:JR中央線で約6分
コースのポイント

提供:ヤマレコ/cidar(水場までは沢沿いの登山道)
JR初狩駅から藤沢川沿いの車道を経て林道を歩き、沢沿いの登山道を水場まで。せせらぎの音を聞きながら約450mの標高差を一気に稼ぎます。

提供:ヤマレコ/cidar(男坂の露岩帯)
稜線に出てからも、まだまだ続く険しい登り。檜平から上部の登山道は、険しい露岩帯の男坂と比較的なだらかな女坂に分岐、どちらを通っても山頂直下で合流します。

提供:ヤマレコ/cidar(山頂から望む富士山の絶景)
山頂に近づくと御坂の山々を前景に堂々とそびえる富士山が。秀麗富嶽十二景・四番山頂である滝子山からは、初狩の町が眼下に広がります。
