フィールドでチェック!想像以上の寝心地の良さに感動

気温30℃の7月のフィールドで実際に使用してみました。基本的な寝心地を確認しつつ、「R値が高いと夏は暑すぎるのでは……?」というポイントも合わせてチェックしてみました。
8cm厚で底付き感のない快適な寝心地

まず感じたのは、ふんわりとした高いクッション性。8cmの厚みのおかげで、ゴツゴツした不整地でも凹凸を吸収してくれ、薄手のマットにありがちな「底付き感」が全くありません。

横向きになって足を曲げても幅に余裕あり。体の一部だけがマットから落ちてしまうことも防いでくれました。

エアマットだとよくありがちな「ふわふわして不安定」という感覚も不思議とありません。凸部分の一つひとつがしっかりとしており、局所的に沈み込むことが少なく、安定して寝返りも打つことができました。

マミー形状の足元の細さが気になっていましたが、必要十分な広さがあり窮屈さはなし。むしろテントの限られたスペースで使いやすいと感じました。
寝袋の素材によってはやや滑りやすいかも

エアマット特有の滑りやすさは多少あり。端で寝返りを打つと、するりとマットが逃げてしまう場面も。ただ全身をカバーする長さがあるため、短めなエアマットより安定感は高いと感じました。
冷たさを全く感じさせない断熱性

大きな特徴である「断熱性」をチェックするために、カチカチに凍らせた氷枕をマット下に入れてみました。
15分ほど寝転がってみましたが、なんと全く冷気を感じず。接地面自体はかなり冷たくなっていたため、確かな断熱性を感じることができました。これなら雪上でも安心して使えそうです。
じんわりと感じる保温性

保温性については、触れたところがじんわり暖かくなるような感覚。体の熱を逃がさない保温力を感じることができました。
今回のフィールドは30℃近い高温だったため、正直、少し暑さを感じる場面もありました。ただ、使用できないほどではありません。真夏の低山よりも、夏でも気温が下がりやすい高山や春秋の山行で、より性能を発揮するマットだと感じました。
こんな人におすすめ!購入前に知っておきたいポイント
実際に使用してみて感じた、Ultrasphere 5が「向いている人」と「購入前に知っておきたいこと」をまとめます。
鋭利な地面では取り扱いに注意

軽量性が重視されているため、素材は20デニールとやや薄手。破損の不安を感じることはありませんでしたが、使用時は地面に枝や鋭利な石がないか確認しましょう。
また、マットを折りたたんで座布団代わりに使用したり、勢いよく飛び乗ったりするなど、一点に瞬間的な強い圧力がかかる使い方もパンクの原因になります。使用時はできるだけ荷重を分散させるよう意識すると安心です。
万が一破損してしまった場合は、付属の修理キットで応急処置を行うことができます。
なお、メーカーでは山で初めて使用する前に、自宅で膨らませて空気漏れや初期不良がないか確認することを推奨しています。
こんな人におすすめ

- 軽量化したいが、寝心地は妥協したくない人
- 雪上泊も含め、通年で使いたい人
- 寒がり、冷え性の人
高い断熱性を備えているため、季節や環境によっては寝袋の保温力を少し抑えることで、装備全体の軽量化につなげるといった工夫もできそうです。
一方で、夏の低山でのテント泊がメインなら、R値1〜2程度のモデルでも十分な場合があります。使用シーンに合わせて選ぶのがおすすめです。
軽くて快適なマットが、山行を変えてくれるかも!

軽量性と快適性を高いレベルで両立したUltrasphere 5。「軽量性」「183cmのゆとりサイズ」「R値5.5の断熱性」という三拍子が揃い、荷物を減らしながら快適な眠りを手に入れられるエアマットです。
ぜひ次の山行のパートナーとして、検討してみてはいかがでしょうか。
Rab Ultrasphere 5(レギュラー)
| R値 | 5.5 |
|---|---|
| 厚さ | 8cm |
| サイズ | 183×51cm |
| 収納時サイズ | 18×9cm |
| 重さ(マット本体) | 345g |
Rab Rab Ultrasphere 5(ワイド)
| R値 | 5.5 |
|---|---|
| 厚さ | 8cm |
| サイズ | 183×64cm |
| 収納時サイズ | 19 x 9cm |
| 重さ(マット本体) | 440g |
