まずはコレだけでも書いて!おさえておきたい「登山計画書」の書き方

2021/11/15 更新

安全登山に欠かせないとされている登山計画書(登山届)の記入と提出。けれどもいざ記入しようとフォーマットを見た途端に思考停止…という経験はありませんか。記入項目自体も多く、何を書けばよいか初心者にはわからない項目も。そこで今回は「何のために書くのか」を各項目で解説し、最低限おさえておきたいポイントをお伝えします。


アイキャッチ画像出典:PIXTA

必要なのはわかるけど…謎の記入項目が多過ぎる「登山計画書」

安全登山に必要な備えって?
撮影・作成:washio daisuke(安全登山に必要な備えって?)
安全登山のために必要な準備、あなたは何をしていますか?
ざっと考えてみるだけでも、

*手続系:山岳保険への加入・ココヘリへの加入・登山計画書の提出
*装備系:ヘッドランプ・地図&コンパス・ツエルトやエマージェンシーシートの携行
*行動系:地図&コンパス・GPSアプリを使った現在地と目的地のこまめな確認

などが挙げられます。

この中でも、初心者にとってハードルが高いのが登山計画書ではありませんか?一般的には登山届とも呼ばれるこの書類。様々な記入項目の中には、何をどう記入したら良いかクエスチョンマークが脳内で点灯してしまうものもありますよね。

とはいえ、記入&提出を怠る訳にはいかない重要な書類でもあります。

登山計画書の提出が義務化される流れが加速…中には罰則も!?

極めて困難な登山となるため20日前までの登山計画書提出が必須で、内容に不適切・不十分な点があれば中止・変更勧告も求められる積雪期の剱岳
撮影:washio daisuke(極めて困難な登山となるため20日前までの登山計画書提出が必須で、内容に不適切・不十分な点があれば中止・変更勧告も求められる積雪期の剱岳)
冬期の剱岳(富山県)や谷川岳・一ノ倉沢(群馬県)など危険度が極めて高い山域では、1960年代から登山計画書の提出が県の条例によって義務化されてきました。

この登山計画書提出の義務化が一気に加速したきっかけが2014年の木曽御嶽山噴火。被災者の多くが登山計画書を提出していなかったために、捜索活動がさらに困難になりました。
出典:PIXTA(登山計画書提出の義務化が加速するきっかけとなった2014年の木曽御嶽山噴火)
2021年現在、日本一の山岳県である長野県をはじめ、山梨県・静岡県・新潟県・岐阜県・福井県などが県内の主要な山もしくは特定の山域で、登山計画書の提出を条例によって義務化しています。中には未提出の場合には罰則として過料(罰金)を設けている県も。もちろんこれは、登山計画書未提出の登山者による遭難事故と救助要請の増加が背景にあります。

もしも遭難してせっかく救助されても、そして救助費用が山岳保険で補償されても、罰金はあくまでも自己負担。そこで今回は登山計画書を記入する際の疑問を解消し、欠かさず提出できるようになるための知識をご紹介します。

登山計画書の困った事例って?警察の人に聞いてみた

山梨県警ヘリ・はやてによる救助活動の様子
出典:山梨県警察・県警ヘリ映像(山梨県警ヘリ・はやてによる救助活動の様子)
まずは登山計画書の実態について、捜索・救助活動にあたる警察の人に聞いてみました。
お話を伺ったのは初心者も多い富士山から上級者向けの山まで幅広い山域を管轄する、山梨県警察本部生活安全部地域課の山岳警備安全対策隊隊長・細田茂樹警視です。
登山計画書の提出方法や提出の有無で、困ったことはありますか。
ライター鷲尾
ライター鷲尾

細田隊長
細田隊長
下山日を過ぎても帰宅しないのを心配した家族から通報があり、どんな手段で登山計画書を提出したかが分からない場合があります。
こうしたケースでは、
・登山口のポスト
・保管先の県
・電信申請システム「コンパス〜山と自然ネットワーク〜(※後述)」など
を並行して登山計画書を探さなければいけません。

そもそも登山計画書を提出されていない可能性もありますよね。
ライター鷲尾
ライター鷲尾
細田隊長
細田隊長
はい。登山計画書提出の有無に関わらず、通報や救助要請があれば捜索・救助活動に出動します。

本人からの通報でない場合は、メールで家族に送られてきた山頂での記念写真を見て、その場所を通過した時刻から現在地を推測。
写真に映っていた登山者のザックの色・服装などを頼りに捜索することもありますよ。
登山計画書の備考欄には、装備の他に服装やザックの色などの特徴も記入しておくと有効なんですね。
ライター鷲尾
ライター鷲尾
細田隊長
細田隊長
山岳遭難の捜索・救助活動は、登山計画書をはじめとした複合的な情報を精査する必要があります。
記入項目が不十分で、役に立たない登山計画書もまだまだあるのが現実ですね。

それでは細田隊長、ここから一緒に正しい登山計画書の記入方法チェックをお願いします!
ライター鷲尾
ライター鷲尾

細田隊長イメージのイラスト出典:PIXTA

まずこれだけは絶対に記入!基本となる5項目

様々な様式の登山計画書
出典:警視庁HP(左)・長野県HP(中央)・山梨県警HP(右)
都道府県によっても様々な書式がある登山計画書ですが、必ずこの書式を使用しなければいけない訳ではありません。
また、全員が同じスケジュールで行動するパーティー(グループ)で登山する場合は、1パーティーにつき1つの登山計画書を提出すればOK。

ただし、どんな書式であっても共通して記載が必要なのが、これから紹介する5項目です。

長野県の登山計画書様式
出典:長野県HP
長野県の登山計画書を例に、それぞれの項目を記入する理由と一緒にチェックしていきましょう。

①登山スケジュール

裏面に登山ルートが記載されており直感的に記入できる中央アルプス様式の登山計画書
出典:駒ヶ根市HP(裏面に登山ルートが記載されており直感的に記入できる中央アルプス様式の登山計画書)
警察がまず重要視しているのが、この項目。
捜索・救助活動の際に、いつどのあたりを行動している予定かを把握するために記入しておく必要があります。
細田隊長
細田隊長
登山スケジュールに記入された
・入山場所
・各ポイントの通過予定時刻や宿泊地
・エスケープルート
・下山場所
から現在地を推測することで、ある程度範囲を絞り込んだ効率的な捜索活動に役立つのです。

とはいえ、どこまで記入すれば良いのか迷うところですよね。
最低限記入しておきたいのが、以下の3項目です。

1、登山口・目的とする山・下山口の場所と、そこに居る予定の時刻
2、登山口・下山口と目的とする山の間に複数のルートがある場合は、経由地またはルート名
3、宿泊登山の場合は、宿泊予定場所

■実際に記入してみよう
八ヶ岳・赤岳の代表的な登山コースの例

地図の出典:YAMAP(八ヶ岳・赤岳の代表的な登山コースの例)
例えば、上記地図のようなコースを予定している場合はどう記入したら良いのでしょうか。この計画を長野県様式の登山計画書に記入してみました。

登山スケジュールの記入例
作成:washio daisuke/登山計画書の出典:長野県HP
コースタイムなどに無理のない登山計画かを自分の中でおさらいするためにも、登山地図などを見ながら記入してみましょう。

②持参する装備・食糧

ヘリコプターが飛べない場合は救助隊が徒歩で現場に向かうこともあります
出典:PIXTA(ヘリコプターが飛べない場合は救助隊が徒歩で現場に向かうこともあります)
捜索・救助にあたる際に警察が次に知りたいのが、その登山者がどれだけの装備や食糧を持っているか
天候が悪くヘリコプターが飛べない場合など救助に時間がかかる場合もあります。
細田隊長
細田隊長
装備の種類・食糧の数・年齢などは、遭難した人が「どれくらい持ちこたえられるか」を判断する基準になります。

装備で言うとヘッドランプやエマージェンシーシートの有無も有効ですね。
本来は夜間に行動したりビバーク(緊急露営)する際に使うものですが、昼間でもヘッドランプの灯りや太陽を反射して光るエマージェンシーシートが捜索の手がかりになることもあります。

ほとんどの書式が各アイテムにチェックを入れるだけなので記入自体は難しくないでしょう。
何のことかわからないアイテム名が出てくる場合もありますが、実はそれ、とっても大切なアイテムかもしれません。知っているという安心感を得るためにも、一度調べてみましょう。

③目的とする山(山域)

山や山域によって異なる管轄警察署
イラストの出典:いらすとや(山や山域によって異なる管轄警察署)
遭難事故発生時の捜索・救助の司令塔となるのが、それぞれの山域の管轄警察署。
例えば東京都の場合は…

*青梅警察署:秩父山系、大岳山系(JR青梅線沿線から入山する場合)
*五日市警察署:大岳山系(JR五日市線沿線から入山する場合)
*高尾警察署:高尾山系

と分かれています。

万が一の遭難事故発生時にどこの警察署が捜索・救助にあたるのかを伝えるために、登頂をめざす山名や山域(北アルプス・八ヶ岳など)は必ず記入しましょう。

④登山者自身の情報

登山口のポスト投函がためらわれる場合は事前の電子申請がおすすめ
出典:PIXTA(登山口のポスト投函がためらわれる場合は事前の電子申請がおすすめ)
当然のことながら、誰が誰と登っているかを知らせることは重要。
例えばあなたが怪我をして仲間が救助要請する際、警察が「通報してきたのは誰か」「遭難したのは誰か」を素早く知ることができます。

氏名・年齢・住所・電話番号・血液型などかなりナーバスな個人情報でもあるため、登山口のポストに提出するのをためらう人もいるかも知れません。そんな場合は、後でご紹介する電子申請を利用しましょう。

⑤緊急連絡先

遭難の知らせが「青天の霹靂」にならないために
出典:PIXTA(遭難の知らせが「青天の霹靂」にならないために)
遭難事故発生時に捜索・救助活動と並行して、警察は緊急連絡先に提出者が山で遭難したことを知らせ、場合によっては現地の搬送先病院などへ駆けつけるよう連絡します。

この警察からの連絡が「青天の霹靂」にならないために、緊急連絡先に指定した人には必ず登山計画書のコピーを渡すなりして共有しておきましょう。
細田隊長
細田隊長
作成した登山計画書は提出するだけでなく、留守宅の家族や身近な人にも必ず共有してください。
「山梨に登山に行く」という漠然とした情報しか知らない家族からの通報で出動準備をしていた矢先に、本人がひょっこり帰ってくる…という事例も、たくさんありますからね。

これって何を書けばいい?記入に迷う項目を解説!

新潟県 登山届
出典:新潟県警HP(2021年11月1日現在の書式)※クリックすると大きい画像が見れます
登山計画書の書式によっては、何を書けば良いのかわからない項目も。ここでは初心者が記入に迷う代表的な項目を解説。
時代と共に登山スタイルが変わり、場合によっては記入不要な項目もありますよ。

⑥所属団体名

筆者は高校山岳部に所属していました
撮影:washio daisuke(筆者は高校山岳部に所属していました)
かつては学校山岳部や社会人山岳会などの団体に加盟して、その会員とパーティーを組んで登山するのが当たり前でした。現在はこうした山岳団体に所属する人も減少傾向、団体に所属していなければ記入は不要です。

⑦役割・任務

最近は減少傾向にある団体形式の登山
撮影:washio daisuke(最近は減少傾向にある団体形式の登山)
前項の通り団体でパーティーを組んで登山する場合、CL(チーフリーダー)を筆頭にSL(サブリーダー)・気象・記録・食事係など、各メンバーに様々な役割があてられていました。

ソロの場合はもちろん記入不要。少人数のグループであれば、いちばん経験豊富な人をリーダーとしてメンバーの筆頭に記入すると良いでしょう。

⑧共同装備

ガスバーナーが普及するまではガソリンバーナーと燃料となるホワイトガソリンをザックに入れていました
出典:PIXTA(ガスバーナーが普及するまではガソリンバーナーと燃料となるホワイトガソリンをザックに入れていました)
装備については②で記載したのに…と疑問に思う人も多いでしょう。

これまた団体でパーティーを組んで登山し同じテントに複数のメンバーで寝泊まりする場合、Aさんはテントを、Bさんは炊事用品を、Cさんは食糧を、Dさんは燃料を、と共同で使用するものを分担してザックに入れて行動します。

ソロ登山やソロテントが一般的になった昨今、共同装備に記載するアイテムは少ないか皆無かも知れませんね。

⑨行動食と非常食

賞味期限が長く栄養価も高いエネルギーバーは非常食の代表例
出典:PIXTA(賞味期限が長く栄養価も高いエネルギーバーは非常食の代表例)
この違いに悩む人も意外と多いものですが、考え方は簡単です。

おにぎり・お弁当・山ごはんの材料などの食糧に加え、休憩時に頬ばるチョコレートや米菓など「山で食べる」ために持っていくのが行動食。逆にスケジュール通りに下山できれば「山では決して食べない」のが非常食です。

日帰りであれば非常食を持参しない人もいるかも知れません。しかし、救助まで時間がかかる場合を想定し、調理せずに食べられて長期保存できるハイカロリーな食品をぜひ持参しましょう。

⑩エスケープルート

丹沢表尾根・ヤビツ峠から塔ノ岳を縦走する際のエスケープルートは?
地図の出典:YAMAP(丹沢表尾根・ヤビツ峠から塔ノ岳を縦走する際のエスケープルートは?)
縦走などで天候・体調悪化やタイムオーバーでスケジュール通りの登山続行が不可能な場合、なるべく早く山麓に下山できるコースがエスケープルート。もちろん下山の判断をした場所によっても変わります。
往復コースであれば記入は不要ですが、引き返すポイントを予め想定しておくことは大切。

また、例えば陣馬山〜高尾山のような日帰りコースであっても、縦走の場合はエスケープルートを地図上で把握した上で行動するようにしましょう。
もちろん、そのエスケープルートを利用した方が「安全かつ短時間で」下山できるか、また下山場所のバス停の時刻などは把握しておきたいものです。

⑪無線機の有無と周波数

携帯電話の通話可能エリア拡大により無線機を持つ登山者も減少傾向
出典:PIXTA(携帯電話の通話可能エリア拡大により無線機を持つ登山者も減少傾向)
周波数(MHz=メガヘルツ)の文字を見ただけで頭が混乱するこの項目。携帯電話の普及と通話可能エリアの拡大により、最近は無線機を持って登山する人も減少しています。

もちろん持っていなければ記入しないでOK。ただし登山前には、目的とする山(山域)での自分の携帯電話キャリアの通話可能エリアは把握しておきましょう。

NTTドコモ|携帯電話がご利用いただける登山道au|携帯電話がご利用いただける登山道SoftBank|登山道マップ

また最近は、ココヘリなどの電子捜索機器のID番号を記入する書式も増えてきました。
所持していれば、登山計画書に記入欄がなくても備考欄に「ココヘリID=012345-678」のように記入しておくと、スムーズな捜索活動に役立ちますよ。
細田隊長
細田隊長
本人とスマホや無線で直接会話できる状況であれば、登山計画書を探さずに救助へ直行します。
ココヘリは所持しているに越したことはありませんが、万能ではありません。
例えばココヘリ受信機を搭載していないヘリが出動することもありますし、ヘリが飛べず徒歩で救助に向かう場合も隊員全員が受信機を持っている訳ではないからです。

電子申請が簡単でオススメ!GPSアプリで効率的に提出も可能

コンパスTOP画面 スムーズかつ迅速な捜索・救助活動のために、最近では電子申請が推奨されています。様々なシステムがありますが、現在多くの自治体が利用しているのが「コンパス〜山と自然ネットワーク〜」。2021年10月現在、全国37の警察・自治体と連携しています。

コンパスの登場は、従来の“提出するだけ”だった登山計画書の概念を根本的に変えました。その特徴は大きく分けて3つあります。

登山計画の共有〜警察・自治体だけでなく家族・友人にも登山計画を共有可能〜

コンパス 登山計画の共有が可能 コンパスに登山計画書を登録すると、緊急連絡先に指定した家族や友人にその情報がメールで届きます。いつ・どの山に・どんなルートとスケジュールで登るのか…という情報が、警察・自治体だけでなく“待つ側の人”にも予め共有されるため「どこに登山に出かけたのかわからない」という心配がなくなりますね。

下山通知〜無事に下山したかが瞬時に把握可能〜

コンパス 下山通知が可能 コンパスには登山計画書を提出した登山者が下山した際に、下山通知を行うというステップを採り入れています。

この下山通知は緊急連絡先に指定した家族や友人にもメール共有され、下山予定時刻から一定時間を超過した際には「下山が確認できません」というメールが届きます。すなわち登山者自身が救助要請できない状況でも、家族や友人がこの連絡を受けて警察に捜索を依頼することが可能。

木曽御嶽山噴火のような大規模な自然災害が発生して大勢の登山者が巻き込まれた際には、誰が下山して誰が下山していないかを迅速に割り出し、捜索・救助活動にも役立つシステムですね。

相互扶助〜同じ時間に同じ場所に居たかも知れない登山者との情報共有〜

コンパス 登山者との共有 さらに心強いのが、行方不明者の捜索活動の際に「同じようなスケジュールで登山していた他の登山者の登山計画書も閲覧している」こと。当該する登山者にコンタクトを取り、目撃情報がないかなどを聞き込む際にも活用されているのです。

捜索の“手がかり”をいち早く入手できるため、早期発見にも心強いバックアップ体制と言えるでしょう。
細田隊長
細田隊長
登山口のポスト投函や郵送・FAXで提出された登山計画書は、県に集約されます。
電子申請システム「コンパス~山と自然ネットワーク」と、山梨県登山計画書専用メール・FAX宛に提出された計画書は、警察が即時にアクセスできます。


会員登録は必要ですが、上記の通り捜索・救助活動にあたる警察がすぐに登山計画書にアクセスできるコンパス。
紙に記入する項目をWEB上で入力することになりますが、ここまでの項目を理解していれば比較的簡単に入力できますよ。

コンパス〜山と自然ネットワーク〜

GPSアプリでも簡単に作成&提出可能!

GPSアプリからも登山計画書が作成可能
撮影:washio daisuke(GPSアプリからも登山計画書が作成可能)
最近はGPSアプリで登山計画を作成してから、登山開始時にアプリを起動するスタイルが一般的になってきました。

ヤマレコは登山計画を作成しながら前述のコンパス〜山と自然ネットワーク〜に登山計画書を提出することが可能。YAMAPへ提出された登山計画も長野県においては、コンパス〜山と自然ネットワーク〜同様に扱われています。

登山計画の作成はすなわちスケジュールの作成、同時に登山計画書まで作成・提出してしまうのが効率的ですよ。
細田隊長
細田隊長
捜索・救助活動の際に登山計画書やGPSアプリが役立つ場合があります。
そもそもGPSアプリをしっかり確認しながら行動すれば、少なくとも道迷い遭難の可能性は大きく減らせますよ。


低山でも日帰り・トレラン・山菜採りでも…登山計画書の作成・提出を!

山に入る」時は、どんな時も登山計画書を提出しましょう
出典:PIXTA(「山に入る」時は、どんな時も登山計画書を提出しましょう)
わかりにくい項目も多く、紙での記入はハードルが高い登山計画書。しかしそれぞれの項目にきちんとした必要性があることを理解できたでしょうか。

さらに現在はGPSアプリを使いながら、比較的簡単に作成可能。無理なスケジュールや装備・食糧の不足などがないか、自身の登山計画を客観的にチェックすることにも役立ちますよ。

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から外出や移動がはばかられる昨今、近くの低山だからと登山計画書を提出しない「お忍び登山者」も増えているようです。

けれどもこの記事を読んだ方なら、その重要性はご存知ですよね。低山でも日帰りでもリスクは同じ、ぜひ登山計画書の作成・提出を登山前の習慣にしてくださいね。
細田隊長
細田隊長
登山計画書を作成することは、その登山スケジュールに無理がないか、装備や食糧は十分か、事前にセルフチェックする意味でも大きなメリットがあります。
登山の成否を決める大半の要素は、計画段階にありますからね。
この記事から正しい記入方法を知ってもらい、ぜひどんな時にも登山計画書を記入・提出するようにしてください。

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washio daisuke

登山の総合プロダクション・Allein Adler代表。 登山ガイド・登山教室講師・山岳ライターなど山の「何でも屋」です。 得意分野は読図(等高線フェチ)、チカラを入れているのは安全啓蒙(事故防止・ファーストエイド)。 山と人をつなぐ架け橋をめざしています。

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登山専用コミュニティサイト「ヤマレコ」