ごはんのお供をプラスして!いつもの”おにぎり”を格上げ
山ごはんといえば、日本人のソウルフード”おにぎり”。定番だからこそ、とりあえずおにぎりを選んでと、マンネリになりがち……。できることなら、いつものおにぎりを簡単にブラッシュアップしたいですよね。
そこで見つけ出したのがこちら!
「スティックタイプ」のごはんのお供たち
これならコンパクトで持ち運び便利な上に、おにぎりにつけるだけで美味しさアップすること間違いなし。
山で汎用性の高いスティックタイプたち。これはおにぎりにとどまらず、山ごはんのちょい足しとしても活躍しそう!
というわけで、今回チョイスしたネットで買える4種類のスティックとそのアレンジレシピを紹介していきます。クオリティ高いごはんのお供をプラスするだけで、いつもの山ごはんが美味しく早変わり。
最後にスティックタイプではありませんが、個性的なふりかけも見つけたのでそちらも2種類登場しますよ。
本格的な味わいカレー|森下仁丹「仁丹の食養生カレー」
健康食品を多く製造販売している森下仁丹と漢方専門店の薬日本堂とのコラボによって誕生した「仁丹の食養生カレー」。カレーがペースト状になっているタイプで、温めなくてもそのままおにぎりにつけていただけます。
個人的に、温かくないカレーはちょっとなぁ…と思っていましたが、そんなことはまったく気にならない美味しさ。果物や野菜の旨味がしっかりと感じられる甘口ですが、後からじわじわとスパイシーさが追いかけてくる本格カレーです。
しかも、おにぎりひとつしか食べていないのに満足感たっぷり。パンやクラッカーなどにつけておつまみにしても良さそうですね。
【簡単アレンジ】ボリューム満点ちからカレーうどん
【材料・1人分】
【作り方】
■調理のポイント
ガッツリとカレーを感じたい場合は上記通り、贅沢2本使い。さっぱりと食べたい場合は1本で作るといいでしょう。カップうどんはあらかじめカップから出して、ラップなどに包んで鍋に入れて持っていくと省スペースです。
つぶつぶ感がたまらん|ふくや「味な油漬け どこでも明太子」
生の明太子を油漬けにし加熱したことで常温保存が可能となった、画期的な商品。賞味期限は常温保存で240日間と長いのも嬉しいポイントです。さらに、明太子は運動する身体には欠かせない動物性タンパク質なので、炭水化物であるおにぎりと一緒に摂れば登山時の栄養補給にもぴったり。
そもそも明太子とお米は相性抜群。明太子の辛味がオイルでまろやかになり、コクのある味わい。しっかりとした粒感は健在で、プチプチがクセになりそうです。
【簡単アレンジ】茹で汁なしの明太子パスタ
【材料・1人分】
【作り方】
■調理のポイント
茹で汁の処理を無くすためには、水はサラダスパゲティの2.5倍に(100gに対し水は250ml)。どこでも明太子に塩気がしっかりとあるので、茹でる際には塩ではなくだしの素を入れて味のバランスを整えるのがポイントです。
海の旨みを凝縮|鳴門千鳥本舗「淡路島 しらす生のり」
淡路島産の良質なしらすと生のりを使用した佃煮。磯の香りと旨味がしっかりと感じられる豊かな味わいです。ミネラルとカルシウムも摂れ、栄養満点。
海苔の佃煮というと濃いめの味を思い浮かべますが、このしらす生のりは上品な味付け。しらすの存在感は控えめながら、生のりの香りが抜群で飽きることなくいくらでも食べられそうです。これぞ正統派ごはんのお供!
【簡単アレンジ】生のりチーズミニピザ
【材料・ピザ生地2枚分】
【作り方】
(ピザ生地をメスティンで焼いた場合。使用する調理器具によって焼き時間は調整しましょう)
■調理のポイント
蓋をして焼くことでチーズが早くとろけます。また、クッキングシートを敷いて焼けば焦付き防止に。
甘め味噌はごはん泥棒|三島食品「減塩 いりこみそ」
瀬戸内海のいりこ、大豆、ごま等をすり潰し食べやすくした「いりこみそ」。減塩タイプで身体にも優しい。鉄分配合なので、山で摂りにくい栄養素が美味しく摂れるのも嬉しいですね。
【簡単アレンジ】味噌バター焼きおにぎり
【材料・おにぎり1個分】
【作り方】
■調理のポイント
焼く際にくっつかないように、バターは多めが◎。バターといりこみそはしっかりと混ぜ合わせ、おにぎりにすべて吸わせて焼き上げましょう。
番外編『世界のふりかけ』シリーズがおもしろい
スティックタイプのごはんのお供を探していたら、思わず二度見してしまった食品があったのです。
その名も『世界のふりかけ』……これは気になりますね。
ふりかけもごはんのお供ということで、番外編として『世界のふりかけ』も紹介します!
注目したのは「トムヤムクン」&「四川風麻婆豆腐」
『世界のふりかけ』は、佃煮と煮豆の老舗・玉木屋が展開する世界の味をギュッと詰めた半生タイプの本格ふりかけ。「グリーンカレー」や「イタリアントマト」、「ベーコンエッグ」など世界各国の料理がふりかけで再現されています。
今回は、あまりにもふりかけという概念が似合わない「トムヤムクン」と「四川風麻婆豆腐」をチョイス。
気になるお味は……さっそく食べてみました。
爽やかな酸味がクセになる「トムヤムクン」
そもそもトムヤムクンってスープなんですが、おにぎりにかけて食べてもトムヤムクンを食べているかのような錯覚に。レモングラスなども入っていて、ほどよい酸味がクセになる味わい。口に入れた瞬間はあまり感じませんが、噛み締めるほどに辛さがじんわりとくるので、辛いものが苦手な方は気をつけてくださいね。
▼【トッピングするだけアレンジ】トムヤム風ヌードル
【材料・1人分】
インスタントラーメンを作って、世界のふりかけとレモンをトッピングするだけ。レモンを加えることで酸味をキリッと効かせます。さっぱりとしているので麺がすすみますよ。
山椒がいいアクセント「四川風麻婆豆腐」
こちらもふりかけをご飯にかけただけなのに、料理を食べている気分に。大粒の具材には、お肉や高野豆腐が入っていてまさに麻婆豆腐です。辛味もあり、山椒がピリリと効いていていいアクセント。
▼【トッピングするだけアレンジ】四川風麻婆豆腐ラーメン
【材料・1人分】
通常通りに作ったインスタントラーメンに、世界のふりかけとラー油などをトッピング。これだけで味噌ラーメンがあっという間に旨辛麺に変身です。
ちょい足しするだけでおにぎりが格段に美味しくなる!
みなさん、気になるごはんのお供はありましたか?「スティックタイプ」は、山で簡単にアレンジおにぎりを食べたい!という人にはもちろんですが、山ごはんのアレンジ調味料としてのポテンシャルも高いと感じました。自分なりの山ごはんアレンジを楽しんでみてくださいね。