テーブルストックおいしさにこだわった保存食

山ごはんのニューフェイス!TABLE STOCK「おいしさにこだわった保存食」を実食レポート

食品ブランド<TABLE STOCK(テーブルストック)>より、「おいしさにこだわった保存食」が新登場。なんと、これまでにはなかった、麺と具材、ソースやスープが一緒に入ったレトルト保存食ということで、さっそく試食をさせてもらいました。気になるその味は!?

目次

テーブルストックの「おいしさにこだわった保存食」に注目!

テーブルストック「おいしさにこだわった保存食」

提供:テーブルストック株式会社

「暮らし美味しくストック」をコンセプトに、食品ロスの問題に向き合い、美味しさにこだわった保存食を提供するべく2021年3月に始動したブランド<TABLE STOCK(テーブル ストック)>。

そんな新進気鋭ブランドから「おいしさにこだわった保存食」シリーズが発売されました。

常温で5年の長期保存が可能。食品ロスが叫ばれる現代において、災害に備えながら環境にも配慮し、日常的に使いきる、食べきる、理想的な「ローリングストック」を実現するための進化系レトルト麺です。

※ローリングストックとは:災害に備え常に最小限備えるべき品目・量を保ちながら、多めに備えているものを日常の中で消費していく考え方

 

「おいしさにこだわった」と謳っているだけあり、従来の保存食とは一線を画す製品なんです!

開発に10年!保存料なしで長期保存、しかも“おいしい”を実現

テーブルストック「おいしさにこだわった保存食」

提供:テーブルストック株式会社

「おいしさにこだわった保存食」は湯煎で温めるタイプで、ボロネーゼ、ナポリタン、カレーうどん、ほうとうの4種類。麺と具材、ソースやスープのオールインワン設計です。

最大の特長は、生麺なのに保存料や合成着色料不使用、常温で5年間の保存が可能、しかも麺がのびることもなくおいしいということ。

おいしさの秘密

テーブルストック「おいしさにこだわった保存食」

提供:テーブルストック株式会社

スープの中にでんぷん質の食材を入れることで麺をコーティング。湯煎して温まってくると、でんぷんが溶けて、麺にスープが絡まるという仕組みです。

小麦からできているパスタとうどんの麺は、ソースやスープと同じパッケージに入れてしまうと麺が伸びてしまい味が落ちるため、これまで商品化されていませんでした。

しかし「おいしさにこだわった保存食」は、この独自新製法により、温めるだけでおいしい麺を楽しむことができるのです。開発には10年を費やし、うどんは特許を取得、パスタは特許出願中なのだそう。

いずれも生麺を使用しているのですが、パッケージ内は無菌化のため、保存料や合成着色料などは一切使われていません。

【実食】 本当においしいの?

レトルト食品をはじめ、今やおいしい保存食が数多く出ているので、「おいしさにこだわった」と言っても他の製品と同じ感じでしょ?なんて思っていました。

しかし、サンプルを試食させてもらってびっくり!これまでの保存食のイメージをおもいきり覆してくれました。

ボロネーゼ

おいしさにこだわった保存食ボロネーゼ

撮影:YAMA HACK編集部
生麺を使っているので、麺がもっちもち。ゴロゴロのひき肉がたっぷりと入っていて、レトルトとは思えないほどソースも本格的でした。肉のカットの仕方など、ソースもこだわって一から工場で作っていると聞いて納得です。

ナポリタン

おいしさにこだわった保存食ナポリタン

撮影:YAMA HACK編集部
素朴な味が人気のナポリタンですが、これは良い意味で素朴さがありません(笑)。昔ながらの洋食屋ではなく、小洒落たカフェで出てきそうな味。太めの生麺もそうですが、やはりソースがおいしいからでしょうか。定番のソーセージ、ピーマン、マッシュルームも入っていました。

カレーうどん

おいしさにこだわった保存食カレーうどん

撮影:YAMA HACK編集部
これまたカレースープが絶品!程よくとろみがあり、平麺によく絡みます。残ったスープもおいしく飲めました。山で食べるなら、最後におにぎりを投入したいですね。

ほうとう

おいしさにこだわった保存食ほうとう

撮影:YAMA HACK編集部

レトルト食品の具材は小さくて溶けてしまっていることが多いので、“あってないようなもの”というイメージだったのですが、かぼちゃや里芋、にんじんがゴロッと入っていて感激しました。味噌仕立てのスープは、なんだか心が落ち着きますね。

<TABLE STOCK>は山梨県の会社ということで、野菜と炭水化物をしっかりとれることから、山梨の郷土料理でもある「ほうとう」にしたのだそう。

編集部
800ml容量のクッカーでは下の方しか湯に浸りませんでしたが、温まって麺がほぐれてくるとパッケージを折り曲げやすくなり、問題なく湯煎できました。裏表をひっくり返す手間はあります。

おいしさにこだわった保存食湯煎

撮影:YAMA HACK編集部(サンプルのためパッケージに印字なし)

4種類ともボリュームがあって、腹持ちもいい印象。しっかりエネルギーをとれるよう、一般的なものよりも1.3~1.4倍ほど量を多くしているのだそう。そのぶん、やや重量があって山への持ち運びにはかさばります。

とはいえ、3分湯煎するだけで手軽においしいごはんが食べられるのはうれしいですね。テント泊登山のときなんかに、このクオリティのレトルト食品を楽しめたらきっと元気が出ると思います。

おいしさにこだわった保存食

撮影:YAMA HACK編集部(サンプルのためパッケージに印字なし)

味付けもあえて濃いめにしているのだとか。どれも本格的な味で、お皿で出されたらレトルトだと気づかない人もいるかもしれません。

なんだか褒めすぎて胡散臭いと思うかもしれませんが、一度食べたら共感してもらえるはずです(笑)

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