驚きのフィット感!”丸いけど尖っている”今までにないバックパック<パーゴワークス バディ33>

2021/08/12 更新

登山用のバックパックってなかなか自分にベストなものがありません。軽くて高機能で背負いやすいものなんて無いとおもっていたら、ありました!<パーゴワークス>のバディ33。”丸いけど尖っている”、いい意味で裏切られたバディ33を徹底レビューします。


アイキャッチ画像撮影:筆者

軽くて背負いやすくて高機能なバックパックってある?

登山では、自分にぴったりのバックパックを見つける事は永遠のテーマ。なかなか、ベストなバックパックって出会えないものです。
世の中にはたくさんのバックパックがありますが、軽くても背負いにくいとか、高機能だけど重いとか・・・。

そんな中、私の理想に近いバックパックを見つけました。それが、パーゴワークスの「バディ33」

”丸いけど尖っている”バディ33の特長をチェック!

バディ バディ33は、商品画像からもわかるように、背中に沿った丸い形状が特徴。いかにも縦長登山用バックパックのイメージではなく、トップローダーでありながらパネルローダーのような気軽なイメージ。登山はもちろん、街歩きや通勤通学にも使えそうなデザインです。
同社の商品開発コンセプトである”丸いけど尖っている”というのがなんとなくわかります。

生地
撮影:筆者
生地の素材はナイロン。しかし、化繊っぽい雰囲気がありません。
アースカラーの色とともに帆布のような優しい風合い・素朴なロゴといい、旅行や街歩きにも使えそうです。
サイズ600x250x250 mm
容量33L
重量1100g
主素材ナイロン 330D テフロンコーティング
カラーダークベージュ/アーバングレー
税込価格20,900円

フィット性抜群!背負い心地をチェック

バディ
撮影:筆者
バックパックに一番大切な”背負い心地”。身体へのフィット感や動きやすさなどをチェックしてみました。
ちょっと意外なフィット感に驚きが。

身体に吸い付くフィット感が気持ちいい!

フィット
撮影:筆者
トップリッドのストラップを前方にグイッと引くと、肩付近にピタッと貼りついてきます。上の画像のように、見た目でも身体にフィットしたのがわかります。
バディを背負った時、ここが一番気持ちいい瞬間。これだけ、背中にキレイに密着するバックパックも珍しく、バディとの一体感を感じます。

フィッティング
撮影:筆者
フィッティングした画像がコレ。特に肩付近が身体に沿っているのがわかります。

バックパックの負荷を軽減する基本は、重心を上にして身体に寄せること。
バディ33は、逆台形型のパック形状とこのフィッティング方法で、その状態を実現しています。

フォット性
撮影:筆者
この画像は、フィッティングしたバディをそのまま下に降ろしたところ。トップリッドがショルダーハーネスに引っ張られ、肩に被さる感じがよくわかると思います。
こんな風に、背中から肩にピタッとフィットします。

今回のレビューで一番驚いたのが、このフィット感
筆者は今まで様々なバックパックを背負いましたが、この背中に貼りつく感覚は初めてで、とても新鮮でした。

しっかりとしたフレームで背中が安定している

バディ背中
撮影:筆者
それなりに荷物を入れてみました。肩甲骨付近を中心に、背中全体に荷重が分散している感じがします。
フレーム
撮影:筆者
その要因の1つは、このしっかりとしたフレーム。
UL系のバックパックは樹脂製のパネルが多い中、バディは本格的な金属製。これだけしっかりとしたフレームが入っているから、背中全体が安定しているのだと納得しました。

適度なクッション性のショルダーハーネス

ショルダーハーネス
撮影:筆者
ショルダーハーネスのクッション性は、薄くも無く、特に厚くも無く、中ぐらいのクッション性。これだけあれば十分でしょう。

上下に移動可能な薄めのヒップベルト

ヒップベルト
撮影:筆者
バディのヒップベルトは薄め。厚いクッションフォームが入った、いわゆる腰で支えるタイプではありません。

ヒップベルト
撮影:筆者
このあたりは好みが分かれるところですが、幅は広いので、腰にしっかりと固定することができます。

ヒップベルト
撮影:筆者
さらに、このヒップベルトは上下に移動可能。自分の背面長に合わせることができ、より、フィット性を高めることができます。

かなりの収納力!パッキング性能をチェック

収納性
撮影:筆者
背負い心地も大切ですが、バックパックの基本はパッキング性能。収納容量や種類、使い勝手はどうでしょうか?

収納
撮影:筆者
収納
撮影:筆者
バディ33の収納スペースは、メインルーム、トップポケット、フロントポケット、サイドポケット(左右)、ボトムポケット、トップポケット内のメッシュポケット、メインルーム内の小物ポケットの計8カ所。
それぞれのポケットが十分な容量を持っています。

身体側に開くメインルーム

トップ開閉
撮影:筆者
バディ33の特長で一番に挙げられるのは、メインコンパートメントの開き方。上の画像右のように、身体側に倒れるトップリッド(雨蓋)で閉じられているバックパックが多い中、バディ33は反対側。

メインルーム
撮影:筆者
手前にトップリッドが来ないので、出し入れがとってもスムーズ。
個人的にこの方式の一番の良さは、トップリッドの留め忘れが無いという事。留め忘れは意外とやってしまうミスで、荷室を完全に閉めて無いことのリスクももちろんありますが、ストラップがブラっとぶらさがるので、後から見るとちょっとカッコ悪い…ということも。

メインルームの開閉は合格点

閉める
撮影:筆者
トップリッドを開けた後のメインルームの開閉は、よくある巾着型。
閉めるときは、紐を上に引き上げ・・・

バディ
撮影:筆者
開ける時は、両側のオレンジ色のループを横に広げます。
どちらも、グローブをはめた手でも簡単にでき、操作性としては問題なく合格点!
撮影:筆者
この部分には、荷物の安定性を高めるコンプレッションベルトも装備されています。
メインルーム
撮影:筆者
ちなみにこのメインルームは横からも開けられます。下の方の荷物の出し入れに便利ですね。

思ったより大きかったトップポケット容量。ただし注意が必要

トップポケット
撮影:筆者
トップポケットは、上の画像の赤点線に位置します。
トップリッドが完全独立している形状では無いので、トップリッドのポケットというより「メインルームの背中に付いているポケット」と考えたほうが正解です。
トップポケット
撮影:筆者
このポケット、結構深く、また、大きく開くことができます。意外と容量があり、レインウェアなども入れておくことができます。
撮影:筆者
ただし調子に乗ってたくさん入れすぎると、上の画像のようにメインルームの出入口が圧迫され、荷物出し入れがやりにくくなります。ほどほどに・・・。

意外と珍しいサイドポケットのコードロック

サイドポケット
撮影:筆者
サイドポケットは深めのメッシュ。意外と珍しいのは、コードロックで絞る事が出来る開口部。使っていると、割と早くユルユルになってしまうところなので、コードで絞ることができるのは長く使えそうでいいですね。

ヒップベルトのポケットは無いのでご注意

ヒップベルト
撮影:筆者
ヒップベルトにはポケットがありません。最近のバックパックのヒップベルトには、ほとんどポケットが付いているので、無いのは逆に新鮮。
ヒップベルトのポケットは、地図やコンパスを入れたり、携帯食や飴などを携帯したりなど、割と便利に使えるので、個人的には次期バージョンでぜひ、期待したいところです。

ちょっとだけコツが必要なフロントポケットのフック

フック
撮影:筆者
フロントポケットのフックはカラビナ式。ゲートを開けながら、ストラップに掛けますが、はじめのうちは手こずりました。外す時も、フックのカギになっているところが引っ掛かり、ちょっとイラっと来ましたが、生地を抑えてストラップに隙間を作ってやると割とスムーズ。このあたり、慣れが必要ですね。

レインカバーの収納に便利なボトムポケット

ボトムポケット
撮影:筆者
レインカバーは付属していませんが、ボトムにはレインカバーの収納に便利そうなボトムポケットがあります。市販のレインカバーを別途購入し、ここに収納しましょう。

かなり個性的!機能性をチェック

機能性
撮影:筆者
そのほか、便利機能や、ちょっと気になる箇所をチェック。触れば触るほど、個性的なアイデアが続々と見えてきました。

サイドストラップの位置を変えられるのは画期的

ストラップ
撮影:筆者
上の画像の赤点線の部分は、スリットが連続して入ったテープになっています。ここでサイドストラップを固定しますが、取り外しが可能。
ストラップ
撮影:筆者
固定パーツをスリットから簡単に付け外しできるので、好きな位置にサイドストラップの移動ができます。
ストラップ
撮影:筆者
バックパックのコンプレッションの仕方を変えることができるほか、短めのモノをサイドに固定したときなど、適切に場所を変えることができます。このようにサイドストラップ位置を変えることができるのは、かなり画期的。
フック
撮影:筆者
なお、このスリットは、フックなどを掛ける事も可能。例えば、同社のバッグ「スイッチ」を取り付けるときも、これを使用します。

いつでも清潔を保てる!外せるパッド類

外せるパッド
撮影:筆者
大量の汗を吸い込む背中のパッドやヒップベルト。簡単に外すことができ、乾かしたり洗うことができます。これも、かなりユニークな発想です。

背面
撮影:筆者
特に背中のパッドは簡単に、ペリっと剥がれます。これなら、汗を掻く夏の長期縦走などで、山小屋につくたびに、干してもいいぐらいです。反面、ヒップベルトは、スタビライザーストラップを外したり、ちょっと面倒なので、たまに洗ったりするのに適しています。

スイッチやパスファインダーを付けるとさらに便利に

スイッチパスファインダー
撮影:筆者
バディ33のもう一つの魅力は、同社の小物バッグ「スイッチM/L(画像左)」や「パスファインダー(画像右)」を付けられる事。カラーバリエーションや生地が同じなので相性バッチリです。

スイッチパスファインダー
撮影:筆者
前にパスファインダー、後ろにスイッチM/Lを付けてみました。
スイッチ
撮影:筆者
特にスイッチは、取り付けるバリエーションが多く、前に付けたり、横に付けたりなど、アイデア次第です。カラーを合わせると、まったく違和感ないですね!

▼スイッチ、パスファインダーについての詳細はコチラの記事をチェック!


軽くて背負いやすくて高機能なバックパックありました!

まとめ
撮影:筆者
最初に見た感じは、軽量で取り回しが楽そうだけど、正直なところ、背負い心地は期待していませんでした。しかし、このフィット感と背中の安定性は、上位クラスのバックパックと同じかそれ以上で、いい意味で裏切られました。また、よく考えられた収納性や、優れた機能満載なのに、1.1kgと軽い!
日帰り~小屋泊まり程度のバックパックを検討中の人には、ぜひ、候補にして欲しいバックパックです。
ITEM
パーゴワークス バディ33

個性的なザックで、これから山に登る際の頼りになる相棒になってくれそうです☆


パーゴワークス公式|バディ33
▼サイズ違いもチェック!
ITEM
パーゴワークス バディ22


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パーゴワークス バディ33
パーゴワークス バディ22
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黒田猫太郎

IT関連の超インドア人間が、パートナーの影響で山人間に。今では、パートナーよりも山にはまってしまいました。九州を中心に山歴20年。なのに、一向に上級者になる気配が無い、猫好き酒好きのヘタレ山ヤです。パートナー&猫3匹と同居中。愛車ジムニーで山を徘徊中。

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