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パタゴニア2026春夏が凄すぎる!名作フーディニ・R1の“新モデル”を展示会で見つけました【前編】

2026年春夏も見どころ満載のパタゴニア展示会に行ってきました。
会場にはフィールドでの使いやすさを追求した新作が揃い、次の山行で早く試してみたくなるものばかり。

大定番「フーディニ」に加わった『フーディニ・ロック・ジャケット&パンツ』や、「R1」シリーズの新モデルを展示会レポート前編としてお届けします!

目次

撮影:すべてYAMA HACK編集部|

※本記事の情報は、2026年1月23日時点のものです
※記事で紹介している製品は、予告なく仕様変更や発売延期・中止になる可能性がございます。あらかじめご了承ください

2026年春夏<パタゴニア>注目の新作をチェック!

“私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む”。
そんなミッションを掲げるパタゴニア2026年春夏の展示会に行ってきました。

展示会レポート前編となる今回は、過酷な環境を想定しながらも、実際の山行での使いやすさを徹底的に考え抜いたウェア群にフォーカス。
パタゴニアらしい思想が色濃く反映された、新しいウェアリング『Free Wall Kit(フリー ウォール キット)』の中から気になる新製品を紹介します。

▼Free Wall Kit(フリー ウォール キット)とは
登ること、守ること、回復すること。ライト&ファストだけを追うのではなく、最も長く続く、最急傾斜なマルチピッチルートにおける行動を見据え、ルート上での「休息と回復」までを含めて考えたウェアリング思想。
動きやすさを重視しながら、風や寒さから体を守り、短い休憩でも次の一歩に向けて気持ちと体を整える、パタゴニアが考える「行動し続けるための装備」。

【Free Wall Kit】から注目の新製品をピックアップ

【新製品①】フーディニ・ロック・ジャケット&パンツ

メンズ・フーディニ・ロック・ジャケットとフーディニ・ロック・パンツ

まず紹介したいのが、『フーディニ・ロック・ジャケット』。
軽量で携行性に優れた名作「フーディニ・ジャケット」をベースに、マルチピッチのロッククライミングといった、止まっては動くを繰り返すシーンを想定して設計されたウェア。風を防ぎながら行動を妨げない新モデルです。

左:胸の下まで大きく開くジップによって着脱も容易、右:カラーによっては胸ポケットの内側に「Multi-Pitch」ロゴが潜んでいます

ヘルメット対応のフードは2通りで調整可能。ジッパーを閉めたままでも片手で操作でき、動きを止めたくない場面でもストレスがありません。
長めのフロントジッパーは換気と着脱をスムーズにし、ヘルメット着用時でも無理なく脱ぎ着が可能。左胸の縦型ジッパーポケットは本体を収納できるパッカブル仕様で、カラビナループも備えています。

パンツはユニセックスでの展開|フーディニ・ロック・パンツ

足元はアルパインスーツに採用されているスパイラルジップ仕様

コンパクト性を重視したシンプルな軽量ゴムパンツ。さっと履ける手軽さに加え、伸縮性のある生地でマルチピッチをはじめとした登山シーンでの行動を妨げません。
裾にはスパイラルジップを採用し、シューズを履いたままでもスムーズに着脱可能。しっかり閉めておけば風の吹き込みも防いでくれます。
サイドポケットは省きつつ、ハーネスと干渉しにくい位置に斜めカットのジッパーポケットを腿に配置。ジャケット同様に本体を収納できるパッカブル仕様でカラビナループ付き。

「フーディニ」シリーズラインナップ

アイテム名メンズウィメンズユニセックス
フーディニ・ジャケット
フーディニ・スタッシュ・1/2ジップ・プルオーバー
NEW】フーディニ・ロック・ジャケット
NEW】フーディニ・ロック・パンツ

胸ポケットの内側にあった「Multi-Pitch」ロゴとは?

渦巻き状の「Multi-Pitch」ロゴは、フリー ウォール キット誕生の背景にある会話から生まれたグラフィック。
フーディニ・ロック・ジャケットでは胸ポケットの内側にさりげなく、ほかの製品ではバックプリントとして大胆に配されているものもあります。
次の一手に集中するために気持ちを整える——そんなパタゴニアらしい思想を、控えめながらもしっかり感じさせるディテール。
同じロゴを採用した製品を探してみるのも、ちょっとした楽しみです。

【新製品②】R1 ウルトラライト・フーディ

左側がメンズ・R1 ウルトラライト・フーディ、右側がウィメンズ・R1ウルトラライト・フーディ

新たにR1シリーズのラインナップに加わった『R1 ウルトラライト・フーディ』は、保温性・通気性・耐久性のバランスに優れたテクニカルフリース。ベースレイヤーに近い薄さと軽さながら、表面は耐摩耗性を備え、岩などとの擦れにも配慮されています。
位置づけとしては、最も暖かいベースレイヤー「キャプリーン・サーマル」と定番R1の中間といったところ。ベースレイヤー感覚で着られて、行動着としても頼れる——幅広い山行で活躍してくれそうな、新しいR1です。

肌側は細かなグリット構造

表面はなめらかですが、裏地は細かなグリット構造。寒い環境下でハードな動きをしても汗がこもりにくく、行動中の不快感を抑えてくれます。着たまま行動し続けることを想定したウェアであることが、この素材使いからも伝わってきます。

左:長めのフロントジッパー設計、右:肩まわりは縫い目を減らしたラグランスリーブ仕様で腕を上げたときの動きを妨げません。

フードはヘルメットの下にも収まりやすい設計で、首元までしっかりカバー。風を受けやすい場面でも、さっと被れて保温性を高められます。
フロントジッパーは長めに設計され、換気と着脱がスムーズ。体が温まったら素早く熱を逃がせて、ヘルメット着用時でも無理なく脱ぎ着できます。なお、フーディタイプのみの展開です。

【新製品③】デュラブル・ダウン・パーカ

さらに新製品が続きます。

高い保温力を備えながら、タフな表地でしっかりと身を守る、頼もしさのあるインサレーションの『デュラブル・ダウン・パーカ』。止まった瞬間にさっと羽織れて、体をしっかりプロテクトしてくれる一着です。

左:ハリのある表面、右:ロフト高があって見た目にも暖かそう!

中綿には、ロフトに優れた800フィルパワーのダウンを使用。見た目にもふっくらとしたボリュームがあり、「これは暖かい」と直感できる仕上がりです。
表地はハリのある耐久性の高い素材で、岩やギアとの擦れを気にせず使える安心感があります。

フロント中央のジッパーはツーウェイ仕様。内側にはストームフラップを備え、裾のスナップを留めることで、冷気の侵入を抑えたまま手元の操作が可能です。冷えやすいシーンでも、快適さを保ちながら動ける設計になっています。

ただ暖かいだけでなく、風や冷気から体を守り、止まった時間の不安を減らしてくれる——そんなメンタル面まで含めたプロテクションを感じさせるダウンです。

編集部注目!新サイズが加わった万能バックパックが進化

パタゴニアの定番デイパック「レフュジオ・デイパック」が、デザインと使い勝手をアップデート。日常使いからアクティブなシーンまで幅広く対応する万能さはそのままに、細部がより洗練されました。
生地のタフさは従来モデルから継承しつつ、全体のデザインをリフレッシュ。特に両サイドのウォーターボトルポケットは、より耐久性の高い仕様へと改善が施されています。

左:「32Lというサイズ感が絶妙。デイリー使いから旅までカバーできそう!」と、編集部・川尻も気になる様子、右:背面パッドにはフィッツロイモチーフ!

今回、新たに加わったのが32Lサイズ。これまでの26L・30Lに加え、より余裕のある容量が選べるようになりました。30Lと32Lにはメインコンパートメントとは別に独立したPCスリーブを備え、通勤や出張、旅行にも対応。荷物が増えがちな人や週末トリップにも使いたい人にとって、ちょうどいい選択肢になりそうです。なお、26Lにはメインコンパートメント内にPCスリーブが設けられています。

2026春夏シーズンも<パタゴニア>から目が離せない!

アンバサダーをはじめとするアウトドアユーザーの声をもとに、使いやすさ、機能性、そして着心地を徹底的に磨き上げた2026春夏コレクション。クライミング由来の合理性は、山だけでなく日常や旅のシーンでも確かな快適さをもたらします。

さらに、パタゴニア プロビジョンズからは、自然酒『やまもり』(2025年)が日本初となるリジェネラティブ・オーガニック認証を取得。甘さと酸味が共存する奥行きのある味わいは、ナチュラルワイン好きにも支持されています。

後編では暑い季節に欠かせない「キャプリーン・クール」シリーズ新モデルなどをご紹介予定です。引き続きお楽しみに!