70Lで1泊2日テント泊|山だ!酒だ!宴会だ!の食料歩荷派
都内勤務会社員の@yuji_campさん。休日仲間に山でおいしいごはんとお酒を振る舞って楽しむのが、山を登る目的のひとつ。毎回テーマを決めた山メシを用意するのが楽しみとのこと。
先ほどの@yama_jyo_saoriさんが同じ1泊2日だったのに対し、なんと70Lの大型ザックを背負い、八ヶ岳にある「青年小屋」のテント場に行くといいます。
理由は大量の食材やお酒。毎回総重量は19kgを超えるそう。「遠い飲み屋」の異名を持つ小屋で山仲間に「ふるまい」をするのが、大きなザックの秘密でした。
70Lのザックの中身は…
「モンベル/エクスペディションパック 70L」とテント泊とはいえ、1泊2日の山行で使用するにはかなりの大型サイズ。いったい何が入っているのでしょうか?
衣類 | 個数 |
レインウェア(上下) | 1 |
Tシャツ | 1 |
靴下 | 1 |
インナーウェア | 1 |
タイツ | 1 |
手袋/帽子 | 各1 |
レインポンチョ | 1 |
ソフトシェルジャケット | 1 |
宿泊 | 個数 |
テント(ペグ、ガイラインなど含む) | 1 |
寝袋 | 1 |
シュラフカバー | 1 |
シュラフマット | 1 |
枕 | 1 |
カメラ関係 | 個数 |
カメラ本体 | 1 |
レンズ | 1 |
三脚/自撮り棒 | 各1 |
ゴープロ | 1 |
食品・飲料 | 個数 |
食料 | 3食分 |
携行食 | 3食分 |
飲料水 | 3.5L |
粉末ドリンク | 4 |
缶ビール | 1 |
ペットボトルに移し替えた酒類 | 1.3L |
調理器具 | 個数 |
クッカー | 3 |
バーナー | 2 |
カトラリー(箸) | 1 |
ガス缶 | 2 |
マグカップ | 1 |
水筒(ハイドレーション含む) | 2 |
ナイフ | 1 |
保冷バッグ | 2 |
トング・お玉など | 3 |
ティーポット | 1 |
調味料セット | 1 |
小物類 | 個数 |
ヘッドライト | 2 |
モバイルバッテリー/予備電池 | 3 |
ファーストエイドキット | 1 |
タオル・手ぬぐいなど | 1 |
洗面具・メイクなど | 1 |
ライター | 1 |
コンパス | 1 |
サングラス | 1 |
ティッシュペーパー/ウェットティッシュ | 各1 |
トレッキングポール | 1 |
地図 | 1 |
筆記用具 | 1 |
熊鈴/ホイッスル | 各1 |
日焼け止め | 1 |
携帯トイレ | 1 |
ゴミ袋 | 1 |
ハンドライト | 1 |
リペア用ダクトテープ&シート | 各1 |
エマージェンシーシート | 1 |
こだわり①|安定感抜群!「CB缶用ストーブ」
同行者への「ふるまい」は大量の食材を使って大きな鍋で料理をすることが多く、低重心の五徳だと大きな鍋でも安定しやすいそう。またOD缶より安価なCB缶が使えるバナーの方が経済的。
そのため「SOTO/レギュレーターストーブ FUSION」を携行しています。安定感があるので料理の取り分けがしやすかったり、鍋を火にかけたまま、他の調理ができるのもいいとのことです。
30Lで7泊8日テント泊|軽量化命!のロングトレイル歩き
福井在住の専門職@amy.misatoさん。休日はULハイカーとしてフットワーク軽く登山を楽しんでいます。
過去にみちのく潮風ロングトレイルを1人で歩いたときは、80Lのザックが「念のため」と持っていった荷物でいっぱいになり、なんと20kg以上もの重さがあったそう。そのときのつらい経験が軽量化を目指すきっかけになったといいます。もう一度あの道を軽やかに歩きたいと、軽量化に特化したパッキングを目指しました。
とはいえ、ザックの中はただ軽量化しているだけではなく、“テンションが上がる”ギアもあり、ロングトレイルを楽しむ工夫があります。
30Lのザックの中身は…
ザックはULギアブランドとして知られる「OGAWAND/アクペリエンス」。実はこのザックは15〜30Lの可変式。それに約0.9Lの「山と道/Zip Pack」 を側面に装着します。なのでおおよそ30L程度。
80Lから30Lへの減量はすごいですね!
衣類 | 個数 |
レインウェア(上下) | 1 |
フリースジャケット | 1 |
Tシャツ | 3 |
靴下 | 2 |
インナーウェア | 2 |
帽子 | 1 |
ウィンドシェル | 1 |
シェル(上下) | 1 |
宿泊 | 個数 |
テント(ペグ、ガイラインなど含む) | 1 |
寝袋 | 1 |
シュラフマット | 1 |
食品・飲料 | 個数 |
食料※現地調達あり | 2食分 |
携行食 | 8食分 |
飲料水 | 1L |
調理器具 | 個数 |
クッカー | 2 |
バーナー/アルコールストーブ | 各1 |
カトラリー(箸) | 1 |
ガス缶/アルコールボトル | 各1 |
マグカップ | 1 |
水筒(ハイドレーション含む) | 1 |
ナイフ | 1 |
五徳・風防 | 1 |
カッティングボード | 1 |
小物類 | 個数 |
ヘッドライト | 1 |
モバイルバッテリー | 1 |
ファーストエイドキット | 1 |
タオル・手ぬぐいなど | 1 |
洗面具・メイク用品など | 1 |
ライター | 1 |
コンパス | 1 |
サングラス | 1 |
ティッシュペーパー/ウェットティッシュ | 各1 |
トレッキングポール | 1 |
サンダル | 1 |
折りたたみ傘 | 1 |
地図 | 1 |
筆記用具 | 1 |
熊鈴 | 1 |
日焼け止め | 1 |
ゴミ袋 | 1 |
ストラップ | 1 |
メモ用紙 | 3 |
洗濯バサミ・細引き | 1 |
ハッカ油 | 1 |
こだわり①|「折った歯ブラシ、短い鉛筆」で無駄を削る
スタッフサックに洋服を入れて座布団や枕にしたりと、複数の機能をギアに持たせることが多いULスタイル。それでもさらなる減量をと、歯ブラシの柄を切り、鉛筆を短くすることで、1g単位で軽量化していきます。
こだわり②|「折りたたみ傘」を使い、ツェルトに前室をプラス
設営したツェルトのポールにストラップで折りたたみ傘を固定するだけで前室ができるというアイデア。雨の日の出入りがラクになる上に、お気に入りの柄が無機質なツェルトに加わるだけで、雨でもテンションが上がるそうです。また、長期のトレイル山行では雨に降られる確率も高く、傘があるだけで安心。歩行中も使える一石二鳥のギアです。