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【管理栄養士から学ぶ山ごはん#9】「甘酒」の健康パワーがすごい!飲むだけじゃなく”山ごはん”にも取り入れよう(2ページ目)

すき焼き

撮影:芳須勲

すき焼きの味付けに使う割り下は甘辛い味付けでご飯が進みますが、「登山で消化能力が低下した胃にはちょっともたれてしまうな…」と感じた時に考えたレシピです。

砂糖の代わりに甘酒に置き換えることで、”ノンシュガーなのに柔らかい甘さ”のすき焼きに仕上げました。

また、あらかじめ甘酒に牛肉を漬け込んでおくことでしっとりと柔らかい食感に仕上がるので、お肉は高い国産の肉を使わなくても大丈夫です!

材料(2人分)

すき焼き・材料

撮影:芳須勲

牛薄切り肉200g
甘酒:50ml
長ネギ:1本
しいたけ:4個
春菊・水菜等:100gくらい

(A)しょう油:大さじ3
(A)みりん:大さじ3
(A)酒:大さじ3
牛脂:1個

作り方

(下準備)

すき焼き・下準備

撮影:芳須勲

・ジップ付き袋等に牛肉を入れ、甘酒を注いで揉み込んでおく。
今回は小間切れを使用しましたが、肩ロースやもも肉などすき焼きに向く薄切りの肉なら何でもOK!

・(A)は混ぜ合わせて割り下を作っておく。
ここまではあらかじめ家でやっておくと作業がスムーズです。肉は冷凍しておくことも可能ですよ。

・野菜・しいたけは食べやすい大きさに切る。

すき焼き・作り方➀

撮影:芳須勲

【1】鍋に牛脂を入れて中火にかけ、長ネギをすこし焼き目が付くくらいまで両面焼く。

すき焼き・作り方②

撮影:芳須勲

【2】他の野菜としいたけ・割り下を入れ、煮立ってきたら空いているところに肉を広げながら入れて、火が通るまで煮込む。

すき焼き・作り方③

撮影:芳須勲
shihoさん
保冷して持ち運べるのであれば、溶き卵に浸けて食べたり、冷凍うどんで〆を作るのも美味しいです。

これから暖かくなる季節には、こんな飲み方もおすすめ

甘酒炭酸割り

撮影:芳須勲

我が家はヨーグルトメーカーで自家製の甘酒を作って常にストックするほどの”甘酒好き家族”なのですが、家族で低山ハイクするときによく持っていくのも甘酒です。

甘酒・持ち運び

撮影:芳須勲

このように甘酒をジップ付き袋に薄く伸ばして凍らせて、レモン味の炭酸水と共に保冷して持ち運びます。
コップに甘酒を入れ、同量の炭酸水を注ぐだけでシュワシュワと爽やかな甘酒ドリンクの出来上がりです!

甘酒飲んでいる

撮影:芳須勲

麹甘酒はアルコールを含まないので、子供やアルコールに弱い方でも安心ですね!

甘酒習慣始めてみませんか?

まとめ

撮影:芳須勲

いいことづくめの甘酒の魅力伝わりましたか?!唯一デメリットといえば、”山ではなく普段も飲む”と考えると、他の飲料に比べるとカロリーが高いことでしょうか。
ストレートタイプで換算すると、100g当たり81Kcal。牛乳が69Kcal・オレンジジュース42Kcal・コーラ45Kcal と同じ量で比較しても、決して低くないことがわかると思います。

しかし最初に説明したように、普段の食事だけではとり切れないような栄養素も含まれているので、一度に大量に飲むのではなく、毎日コップに1杯、料理にひとさじなど、少しずつ取り入れてみてください!

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