地図上の方向から実際の目的地の方向を把握してみよう
“ガイド鷲尾”
今いるのは公園西側の入口。
では、体育館はどちらの方向かな。
では、体育館はどちらの方向かな。

“登山者Aさん”
えっと…。
①まず現在地と目的地をベースプレートの長辺(縁)で結ぶ
②次に回転盤矢印が磁北線と平行になるように回転盤を回す
こうですね。
①まず現在地と目的地をベースプレートの長辺(縁)で結ぶ
②次に回転盤矢印が磁北線と平行になるように回転盤を回す
こうですね。
“ガイド鷲尾”
オッケー!
そしたら、コンパスだけを持って…。
そしたら、コンパスだけを持って…。

“登山者Aさん”
③回転盤矢印と磁針が重なるまで回る
そして進行線の指す方向が、体育館ですね!
そして進行線の指す方向が、体育館ですね!
実際の目標物が地図上の何なのかを把握してみよう
“ガイド鷲尾”
無事に体育館に到着。
では、あそこに見える煙突は地図上のどこ(何)かわかるかな。
では、あそこに見える煙突は地図上のどこ(何)かわかるかな。

“登山者Aさん”
①まずベースプレートの進行線を煙突に向かってまっすぐ向ける
②次に回転盤矢印が磁針と重なるように回転盤を回す
②次に回転盤矢印が磁針と重なるように回転盤を回す

“登山者Aさん”
③地図の上にコンパスを…
・記入した磁北線と回転盤矢印が平行になるように
・ベースプレートの長辺(縁)が現在地の体育館に重なるように
置くと、体育館とベースプレートの長辺で結ばれたこの建物が、煙突のある清掃工場ですね!
・記入した磁北線と回転盤矢印が平行になるように
・ベースプレートの長辺(縁)が現在地の体育館に重なるように
置くと、体育館とベースプレートの長辺で結ばれたこの建物が、煙突のある清掃工場ですね!
ふたつのランドマークから地図上の現在地を把握してみよう
“ガイド鷲尾”
体育館から少し移動。
では最後に、左に見える病院と右に見える煙突をランドマークに、現在地を特定してみよう。
では最後に、左に見える病院と右に見える煙突をランドマークに、現在地を特定してみよう。

“登山者Aさん”
①まずベースプレートの進行線を病院に向かってまっすぐ向ける
②次に回転盤矢印が磁針と重なるように回転盤を回す
②次に回転盤矢印が磁針と重なるように回転盤を回す

“登山者Aさん”
③地図の上にコンパスを…
・記入した磁北線と回転盤矢印が平行になるように
・ベースプレートの長辺(縁)が目標物の病院に重なるように
置く。
・記入した磁北線と回転盤矢印が平行になるように
・ベースプレートの長辺(縁)が目標物の病院に重なるように
置く。


“登山者Aさん”
煙突に対しても、さっきの病院と同じことをやると…。

“登山者Aさん”
ベースプレートの長辺(縁)が、それぞれ病院と煙突に重なるようにコンパスを置いた時の、直線の交差する場所が、現在地という訳ですね。
“ガイド鷲尾”
ばっちりだね!
実際の現在地は★印の場所なんだけど、この程度の誤差はどうしても出てくる。
実際の現在地は★印の場所なんだけど、この程度の誤差はどうしても出てくる。
周りの景色や地形を頼りに、その誤差を補正するのもコンパスワークには大切なんだ。
“登山者Aさん”
でもなるべく誤差は少ない方がいいですよね。
練習を重ねて、精度を高めよう。
練習を重ねて、精度を高めよう。
“ガイド鷲尾”
それはとてもいいことだよ!
精度が高まれば、より正しい“角度”を計測できる。
“角度を正しく計測すること”が、コンパスワークのキモなんだ。
精度が高まれば、より正しい“角度”を計測できる。
“角度を正しく計測すること”が、コンパスワークのキモなんだ。
コンパスワークは、街の中でも体験可能。普段から練習をして、慣れておくことでいざという時に安心です。何度も繰り返しながら、習得していきましょう。
地図読みは実際にやることが大切です!講習会への参加もオススメ
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