冷凍食品消化試合のため、休んでいました
今週引越しを迎えるにあたって、冷凍庫を地道に片付けていました。もちろん自宅で食事はしていますが、「冷凍うどんをゆがく」だと、さすがに山ごはん記事として出すには微妙すぎる……。
7食目:これ、いままでで最高かもしれない!
そんなわけで、更新を休んでいる間に冷蔵庫はきれいすっきり。さて何かごはんの材料をと思って、たまたまスーパーで目があったのがこれ、「トッポギ」です。
「トッポギ」とは、韓国のスティック状の餅なのですが、もち米ではなく米粉でできています。なので、日本の餅のように熱を加えてビヨーンと伸びず、ドロドロになりにくいので煮込んだり炒めたり、料理の幅が広いのが特徴。肉を入れるといいのですが、冷蔵庫はすでに空なので、余っていた長ネギと玉ねぎから勝手に育っていた青ネギを具材にしました。
地獄の釜のような「レッド」をお楽しみください
水を200mlと、コチュジャン(韓国の唐辛子味噌)、醤油、砂糖をそれぞれ大さじ2、酒小さじ2を入れて、沸騰させます。調味料が溶けたら、トッポギを入れます。
ここからの調理過程は、何というか、地獄の煮込み?
強めの中火でとろみが出るまでトッポギを煮込みます。
とろみが出たので、長ネギを投入します。
袋のレシピどおりに煮込んでるのですが、なかなか水分が減らない。やっとここまで煮詰めました。
調理時間は、13分10秒。意外とかかってしまいました。
一応完成なのですが、なんかパッとしないビジュアル……。袋の完成図はもうちょっと食欲をそそる「赤」なんですが、うちの醤油が「濃口たまり醤油」というのもあってか、「トッポギ」というより、「ビーフシチュー」みたいな色に。
味変に「アレ」を加えたら、激変!!
調理最初から完成まで、一貫して変化が乏しい今日のごはん。写真映えしなさすぎる。
そこで彩りだけでも何とかせねばと、冷蔵庫に残っていた「とろけるスライスチーズ」をのせてみました。
??!!……心のなかで「これは勝ったかも!」と。赤とくれば、白と緑でイタリアみたいだ! 韓国料理なのはさておき、イタリアンカラーでおいしそうではないか。この際、国はどっちでもいい。
ごらんください、このシズル感!
あまり期待していなかったけど、トッポギもチーズも調味料も長ネギも、そこまでセンシティブにならずに山に持っていける材料。夜になると冷え込むテント場でも、唐辛子でおなかはポカポカ。
味はもう見た目通りです。7食分のレシピのなかでいちばんおいしい!
適当にスーパーで買ったトッポギが、まさかのガス消費量で自己ベストを記録。