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ポリエステル100%の生地

ポリエステル100%の服は手洗いOK?生地が長持ちする2つの洗濯方法をチェック

軽くてシワになりづらい素材として、アウトドアウェアやスポーツウェアに多く使用されている「ポリエステル素材」。ただ汚れがたまりやすかったり、毛玉ができやすかったりと弱点も。ただ洗濯方法によって、その弱みを改善でき、長くきれいに使用できるようになります。洗濯機と手洗いでの洗い方をチェックしていきましょう。

目次

アイキャッチ画像出典:naokohara

ポリエステル100%素材に合った正しい洗い方をマスター

ポリエステル衣類タグ

撮影:akko_y

ポリエステルとは、石油を原料として作られる化学繊維のひとつ。軽くてシワになりづらい素材として、アウトドアウェアやスポーツウェアに多く使用されています。

ただ素材の強みや弱みがあるため、それを理解した上で洗濯の仕方を工夫すると、生地にかかる負担を減らせるので長くきれいに使用できるのです。

ポリエステル素材の強みと弱み

そこで今回は、そんなポリエステル素材の弱点を抑えるために、素材に合った洗濯の仕方を紹介していきます。まずは洗濯前に注意すべき3つのポイントをチェック。

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洗濯機での洗い方手洗いでの洗い方

ポリエステル衣類の洗濯、注意する3つのポイントはコレ

ポリエステルの洗濯

出典:PIXTA、編集:akko_y
ポリエステル素材の弱点でもある黒ずみや毛玉の発生を起こさないためにポイントは、画像に記載の3つ。

《1》ポリエステル100%でも洗濯表示を確認

洗濯表示

作成:akko_y、※こちらは平成28年からの洗濯表記になります。詳しくは消費者庁のホームページ「洗濯表示(平成 28年12月1日以降)」をご覧ください。

ポリエステル素材は基本的に洗濯機洗いOK。ただ手洗い表示の場合は、洗濯機で洗うと素材に負担がかかりすぎてしまうので、自分の手でやさしく洗ってあげると生地が長持ちします。なので洗濯表示のチェックは重要です。

《2》黒ずみに注意!汚れがつきやすくたまりやすい

洗濯

出典:PIXTA

ポリエステルの素材は汚れがつきやすく、黒ずんでしまう場合があります。そのため、

・汚れがひどい衣類とは一緒に洗わない
・洗濯機には7割くらいを目安に衣類を入れすぎない
・洗濯時間を長く設定しない

など気をつけましょう。

《3》毛玉が出来やすい!発生しないように気をつけよう

ネットに入れて洗濯する

出典:naokohara

ポリエステルは毛玉ができやすく、その原因の多くは洗濯中の摩擦によるもの。手洗いであればそのリスクは減りますが、洗濯機で洗う場合は、なるべく動かないようにきつめのネットに入れて、ドライや手洗いコースを選択するのがおすすめです。

洗濯機にまるっとお任せ!事前のひと手間が大事

作成:akko_y

まずは洗濯機を使って洗う方法を紹介していきます。まるっとお任せできるので、楽ちんです。

■用意するもの
・弱アルカリ性洗剤
・洗濯ネット
・スポット洗剤

■洗濯方法
①部分汚れはスポット洗剤でつまみ洗い
②ネットに入れて洗濯機へ
③ドライコースか手洗いコースで洗う
④軽くシワを伸ばして干す

1.部分汚れにはスポット洗剤で

スポット洗剤を生地に当てる
画像:naokohara

シミなどがあれば、先にスポット洗剤でつまみ洗いをしておきましょう。薄くなってきたらOKです。

2.ネットに入れて洗濯機に

ネットに畳んで入れる
画像:naokohara

小さめのネットに入れましょう。大きすぎると洗濯中に摩擦が起きて、毛玉ができやすくなります。

3.ドライコースか手洗いコースで洗う

洗濯機のコース選び

画像:naokohara

ポリエステルの繊維は、細かくデリケート。ドライコースか手洗いコースを選びましょう。水は多めに、洗濯物の量はドラムの7割程度にしておくのがおすすめです。

脱水は短めにする

画像:naokohara

シワがつくと取れにくいため、脱水は短めにするのがポイントです。

4.軽くシワを伸ばして干す

シワを伸ばしてから干す

画像:naokohara

シワを伸ばしてからハンガーへ。色が濃い衣類の場合は、色褪せ防止のために日陰で干しましょう。

洗濯表示が手洗いの場合!やさしく押し洗いがポイント

ポリエステルの洗濯

作成:akko_y

つづいて、手洗いで丁寧に洗濯する方法を紹介します。手洗い表示の場合に試してみましょう。

■用意するもの

・洗い桶
・弱アルカリ性洗剤
・スポット洗剤
・タオル2枚
■洗濯方法
①桶などにぬるま湯と洗剤を入れて混ぜる
②15分ほど衣類をつけ置きして、やさしく手洗い
③水ですすぎ、水気を切る
④形を整えて干す

1.桶などにぬるま湯と洗剤を入れて混ぜる

ぬるま湯の準備

画像:naokohara

30℃前後のぬるま湯と洗剤を入れて、洗濯液を作成。

2.衣類を入れて15分程置き優しく洗う

優しく手洗いする
画像:naokohara

衣類を入れたら15分ほどつけ置き、優しく押し洗いをして汚れを落とします。

3.水でよくすすいで水気を切る

衣類の水気をきる
画像:naokohara

洗剤が残らないようによくすすぎます。軽く絞ったらタオルの間に挟み、水気を切りましょう。

4.形を整えて干す

シワを伸ばしてから干す
画像:naokohara

洗濯機洗いと同様、シワを伸ばして形を整えてから干せば完了です。

お気に入りの登山服を長持ちさせよう

洗濯

出典:PIXTA

お気に入りの洋服は長持ちさせたいもの。夏は洗濯回数も増えるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。お気に入りのスポーツやアウトドアの衣服を1着ずつ丁寧に洗って、長く愛用しましょう。

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