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冬山には<グリベル>のアイゼンがおすすめ

そこでおすすめするのが、長年の実績がある<グリベル>社のアイゼン。グリベルは1818年にモンブランの南麓、イタリアのクールマイユールにて農耕具を製作する鍛冶屋から始まりました。
当時、登山者からの依頼を受けて農耕具から登山用ピッケルを製作。それをきっかけに200年後の現在では、アイゼンやアイスアックスなどのギアを製造する登山用品メーカーへと発展を遂げました。
<グリベル>のアイゼンが人気な“ワケ”

雪が付着したままでの歩行は、歩きづらいだけでなく、爪も効かず転倒・滑落などの危険にも繋がります。
<グリベル>のアイゼンには、どんな種類があるの?

ベルトの仕様
グリベルのアイゼンには「ハーネス式」「セミワンタッチ式」「ワンタッチ式」の3パターンの固定・装着方法があります。それぞれメリット・デメリットがあるので、雪山のどんなシーンで使用したいのかに合わせて選びましょう。また、登山靴との相性も重要。登山靴と合わないと歩行中に外れてしまう危険もありますので、購入前にしっかりと確認しましょう。

ハーネス式(ストラップ式)アイゼンは、ほとんどの登山靴に合わせられ、多くの登山者が使用しているタイプです。前後にあるプラスチック部分にベルトを通し、足首や甲に巻きつける方法で装着します。ベルトで固定するため、装着に少し手間が掛かるのと、靴へのフィット感がセミワンタッチやワンタッチ式に比べ劣ります。通常の雪山登山では十分活用することが可能です。

セミワンタッチ式は、かかと部分をレバーで固定し、ハーネスにベルトを通して装着するタイプ。こちらのタイプも良く使用されており、ハーネス式よりも簡単に装着でき、靴とのフィット感もハーネス式より増しています。ただし、登山靴は「コバ」と呼ばれる凹みが後部にあるタイプのみ装着可能。ワンタッチ式に比べはずれにくく、難易度の高いテクニカルな雪山でも活用することができるでしょう。

ワンタッチ式は前後にレバーがついており、スキー靴の様につま先とかかと部分を固定するタイプ。ガッチリと装着でき、脱着もスムーズです。登山靴に固定するので、つま先とかかとの両方にコバがある登山靴のみ装着可能。難易度の高い雪山やアイスクライミングにも対応できるアイゼンです。
爪の素材

爪の本数・形状
アイゼンの爪については、6〜12本のものが多く、本数がグリップ力の違いにつながります。爪が多いほど雪面を捉えることができますが、金額や重量も増すことに。本格的な雪山登山には、必ず10〜12本爪のアイゼンを選びましょう。前方の爪が横を向いているものは、雪面を捉えやすく縦走向き。氷に食い込ませやすい縦爪アイゼンは、アイスクライミングに向いています。
▼アイゼンの選び方の基本はこちら
最初の1つは「エアーテックシリーズ」か「G12シリーズ」がおすすめ

岩場の多い雪山に最適! 汎用性の高い「エアーテックシリーズ」
12本爪ハーネス式|エアーテック ニュークラシック
フロント、ヒール部分共にプラスチックハーネスのベルト式。登山靴を選ばないので、多くの登山者に人気のアイテムです。エアーテックは、歩行時は10本爪が雪面に接し、斜面を登るときには12本爪が食いつき威力を発揮します。重量(片方):445g
価格(税抜き):18,200円
冬山用のモンブラン、スノボブーツのディーラックス、残雪期~用のシャルモGTXすべてで80点以上のフィットだったので、これに決定。使用感はGOODです。
出典: 楽天みんなのレビュー
12本爪セミワンタッチ式|エアーテック ニューマチック
フロント部分はプラスチックハーネス、ヒールはバインディング止めのセミワンタッチ式。ヒール部分の「スプリングプレート」は指で簡単に持ち上げられるので、サイズ調整がスムーズに行えます。重量(片方):470g
価格(税抜き):18,200円
本体は軽く、シーズンの変わり目など、携行が少しは楽になりそうです。
オリジナルケースはきっちり収納でき、当方には助かりました。
ありがとうございました。
出典: 楽天みんなのレビュー
12本爪ワンタッチ式|エアーテック オーマチックナロー
フロント部分はグリベル独自の「クランプ・オーマチック」。スプリング効果によってブーツのコバにしっかりと固定できます。やや細めの「ナローベイル(90mm)」なので、つま先の細いシューズはもちろん、多くの冬用登山靴に対応できます。つま先の細い靴に対応 12本爪ワンタッチ式|エアーテック オーマチックSP
歩きやすい短めの爪で、軽量ワンタッチ式のアイゼンです。フロント部分は幅の狭い「スペシャルナローベイル(82mm)」を採用。最近のつま先が細いアルパインブーツに適した製品です。縦走から険しい氷雪壁まで対応できます。重量(片方):475g
価格(税抜き):18,200円
コバの付いている登山靴用のワンタッチアイゼンです。ワンタッチはやっぱり便利ですね。私は年に4、5回ぐらいしか冬山行きませんので、便利さ優先です。八ヶ岳の赤岳でもこれで十分いけますので、超ハード系で無ければ、これが便利だと思います。
出典: 楽天みんなのレビュー
縦走からアルパインクライミングまで幅広く対応「G12シリーズ」
12本爪ハーネス式|G12 ニュークラシック
フロントやヒールがプラスチックハーネスになっているハーネス式アイゼン。多くの登山靴に対応しているので、手持ちの登山靴や前後にコバのないモデルに合わせたい人におすすめです。重量(片方):510g
価格(税抜き):20,800円
12本アイゼンは今回初めて買いましたので、他の商品との比較出来ないです。とりあえず★4つ
今持っている靴にしっかりと装着出来ています。問題ないので、満足しています。これから雪山でアイゼンの性能を確認したいと思う。
出典: 楽天みんなのレビュー
12本爪セミワンタッチ式|G12 ニューマチック
フロントがプラスチックハーネスなので、甲高アッパーのダブル仕様ブーツもOK。ヒール部分にコバがある登山靴に対応しています。重量(片方):530g
価格(税抜き):20,800円
現在使用している冬用の靴がこれしか合わないので購入。
アイスにも使えるとあって、かなり刺さりがよいです。
多少重いですが、安全に歩行できます。
冬山初心者の私でもこのアイゼンでベテランさんに追いついて進むことが出来ます。
サイズも簡単に合わせられるのでオススメします。
残念ながら?今まで使った日本のメーカーのアイゼンとは比べ物にならないほど優れています。
出典: 楽天みんなのレビュー
12本爪ワンタッチ式|G12 オーマチックナロー
前後のバインディングがブーツのコバに固定されるので、登山靴によりフィットします。前爪が長く深雪を捉え、縦走からアルパインクライミングまで幅広く対応。やや細めの「ナローベイル(90mm)」なので、つま先の細いシューズはもちろん、多くの冬用登山靴に対応できます。12本爪ワンタッチ式|G12 オーマチックSP
フロント部分に、G12 オーマチックナローより幅の狭い「スペシャルナローベイル(82mm)」を採用したモデルです。重量(片方):535g
価格(税抜き):20,800円
エアーテック ニュークラシック後の購入です。オーマチックの装着のし易さ、装着時のシッカリ感は素晴らしい。歯の形状も大きくシッカリ感があり使用するのが楽しみです。ネパールエボへの装着ですが、別売スパーアシンメトリープレートを装着したほうが靴底のセンターに来るような気がします。一度使用してから検討します。
出典: 楽天みんなのレビュー
軽量な10本爪アイゼン、中級雪山縦走山向けの「G10シリーズ」
G10シリーズは、12本爪のG12シリーズに比べ軽量。中間部分に配置された爪の数が12本爪よりも少ないので、長さを調節した際にサイズの小さな登山靴にも合わせやすく、女性にも使いやすいアイゼンです。10本爪ハーネス式|G10 ニュークラシック
中級程度の雪山縦走には十分なアイテム。ジョイントプレートが柔軟性のある「フレックスメタルプレート」なので、底の柔らかいシューズや底が曲がった古い靴にも装着可能です。重量(片方):410g
価格(税抜き):16,200円
バックカントリーでスノーボードブーツに着けましたがピッタリでした他のメーカーのものだと合わない事もあるのでこちらオススメします
出典: 楽天みんなのレビュー
幅広の靴に対応 10本爪ハーネス式|G10 ワイド
フロント部のハーネスの取り付け位置が外側のため、スノーボードブーツやテレマークブーツなどの幅広なものにも装着可能な10本爪アイゼン。前後がプラスチックハーネスで、フレックスメタルプレート付きです。重量(片方):410g
価格(税抜き):16,200円
BCなど滑る際に必要なアイゼンですがグリベルG10ワイドなら28cmの私のサイズでピッタリでした。まだ装着して山行を行っていませんが問題はなさそうです。
出典: 楽天みんなのレビュー
つま先の細い靴に対応 10本爪ワンタッチ式|G10 オーマチック
フロント部分は幅の狭い「スペシャルナローベイル(82mm)」を採用。最近のつま先が細いアルパインブーツに対応した製品です。フロント部をナイロンベルトで固定する「Jシリーズ」
グリベルでは、フロント部を金属やプラスチックではなく、ナイロンベルトのハーネスで固定する「Jシリーズ」も展開。ナイロンベルトは、消耗度を判断しやすく、自分でも交換可能というメリットがあります。「エアーテックシリーズ」「G12シリーズ」「G10シリーズ」それぞれの爪の形状が揃っています。12本爪セミワンタッチ式|G12 Jマチック
ナイロンベルトハーネス仕様のセミワンタッチ式アイゼン。プラスチックハーネスに比べ重量が若干軽く、多くの登山靴に合わせやすくなっています。「フロントベイルバックル」の取付位置を前後に変更することも可能。重量(片方):530g
価格(税抜き):19,500円
本品を購入する前はクライミングテクノロジーのヌプツエを使っていましたが、アイゼンクライミングの講習等も行き始めたこともあり、ヌプツエはゲレンデでのクライミング練習用・本番の山行には
本品を使用しようと思って購入。 重さはありますが、前爪は鋭い(モンベルカジタックスなどの、縦走用アイゼンと比べると一目瞭然)のと、何より良いと思ったのがフロントが新しくなり、幅広い靴に対応したのが一番ですかね(*‘∀‘) 奥多摩・丹沢等の低山積雪期用にゴローのS8 アルプスの残雪期用に、スカルパシャルモプロ 冬靴にガルモントのマウンテンガイドを使用していますが、これ一つで全ての靴に対応できて凄い便利です。 微調整などはもちろん必要ですが。
出典: 楽天みんなのレビュー
12本爪ハーネス式|エアーテック Jクラシック
フロント部分はナイロンベルト、後ろはプラスチックハーネスのベルト式アイゼン。つま先の余りが多くなってしまうので、幅広なタイプの靴には不向きです。12本爪セミワンタッチ式|エアーテック Jマチック
セミワンタッチ式で、ヒール部分には、指で持ち上げながらサイズ調整ができる「スプリングヒールプレート」を装備。10本爪ハーネス式 |G10 Jクラシック
10本爪のアイゼンで、フロントはナイロンベルトでヒールはプラスチックハーネス。ナイロンベルトが長く、冬山用ブーツや大きめの登山靴にも対応できます。10本爪セミワンタッチ式|G10 Jマチック
フロント部分がナイロンベルトで、ヒールがバインディング止めのセミワンタッチ式アイゼン。コバのあるスリーシーズン用ブーツにも対応しています。アイゼンと一緒に準備したいアクセサリー

アコーデオン
アコーデオンとは、土踏まず部分に雪が付着して団子ができてしまうのを防ぐプラスチック器具です。雪団子ができると、歩行の際歩き難かったり滑って滑落の原因にもなるので注意が必要。装着時にアコーデオンが長い場合は、ジョイントの長さに合わせてカットしてください。クランポンセーフ
クランポンセーフとは、アイゼンを収納するケースのこと。鋭い爪を持つアイゼンを収納するので、専用のケースがベストです。グリベルのクランポンセーフは、持ち運びに便利なナイロン布地製。メッシュ窓付き開閉口で、左右にパッドが付いており内側には工具入れポケットもあります。グリベルのアイゼン用に購入。
今まで新聞紙とタオルで包んで持ち運びをしていましたが、脱着が頻繁になると収納が面倒なのと、やはり爪が危険なので購入しました。
実際にはまだ使用していませんが、専用のケースなので当たり前ですがぴったりです。
評価は初めての種類の道具ということもありデフォルトの☆3個としました。
出典: 楽天みんなのレビュー
<グリベル>のアイゼンの修理について

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