コース詳細

荒沢岳登山口を出発。残念ながら、ここからは荒沢岳は見えず、見えるのは前山です。
いきなり急登がスタート。しかも狭く、斜面をトラバースするようなちょっと歩きにくい道。森の中、前山まで標高差約300mをひたすら登り続けます。
登山口か約50分。前山へ到着すると遠くに荒沢岳が。木々の間からは越後駒ヶ岳が少しだけ見えます。ここから数字のプレートが登場するので、目印に利用しましょう。
ここから前グラまでは、細かいアップダウンを繰り返す尾根道歩き。前山までの登りとは違い、広く歩きやすい道です。
前グラの下へ到着。ここからが、荒沢岳の核心部。鎖、ハシゴ、ロープの連続。ヘルメットを着用し、気を引き締めて最初の鎖に取り付きましょう。

ハシゴはやや不安定なので要注意。ハシゴや鎖、ロープはしっかりと固定されているか必ず確認しましょう。
この画像では分かりにくいですが、急登のルートの部分はすべて鎖やハシゴです!荒沢岳の険しいさが伝わってきます。
鎖やハシゴを登り続けて約20分、一旦視界が開けます。ホッとするのもつかの間、その先も危険箇所が連続するので、再度気を引き締めましょう。
切れ落ちた崖や、鎖などの連続。鎖が無いすべりやすい岩場も出現します。3点支持で確実に登りましょう。
前グラを登りきると、目的の荒沢岳はもちろん、越後駒ヶ岳や魚沼方面の眺望が望めます!
荒沢岳までの稜線を望みながら歩きます。紅葉の季節は美しい景色が楽しめますよ。
山頂直下はすれ違いが難しいほどの狭い尾根道。斜面をトラバースする形で続くので慎重に。
前グラから約2時間。ようやく山頂に到着!お疲れさまでした。石造りの立派な山頂標がお出迎えです。
眼下には銀山平、越後駒ヶ岳や中岳、遠くに八海山など越後の名峰を望む絶景。山頂の先には、中ノ岳、越後駒ヶ岳へ通じる縦走路。余裕があれば挑戦することもおすすめです。
事故の多くは、下山時に発生しています。鎖やハシゴをお降りるときは、特に注意しましょう。