コース情報
全行程距離 | トータルコースタイム |
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44.9km | 26時間20分(休憩込み) |
■1日目:ロープウェイを使って旭岳へ。広大なカルデラ「お鉢平」を眺めながら白雲岳を経由して白雲岳避難小屋へ。
行程距離 | コースタイム | 宿泊地 |
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12.0km | 8時間10分(休憩込み) | 白雲岳避難小屋 |
ロープウェイ姿見駅→(20分)姿見の池→(2時間30分)旭岳→ (1時間)間宮岳分岐→(50分)北海岳分岐→(1時間20分)白雲岳分岐→(40分)白雲岳→(30分)白雲岳分岐→(20分)白雲岳避難小屋(宿泊地)
■2日目:これから目指すトムラウシ山を眺めていくつもの広大なお花畑を歩きながら、ヒサゴ沼避難小屋へ。
行程距離 | コースタイム | 宿泊地 |
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16.6km | 8時間45分(休憩込み) | ヒサゴ沼避難小屋 |
白雲岳避難小屋→(1時間)高根ヶ原分岐→(2時間)忠別沼→(50分)忠別岳→(50分)忠別岳避難小屋分岐→(1時間)五色岳→(1時間15分)1897m地点→(15分)化雲岳→(15分)ヒサゴ沼分岐→(50分)ヒサゴ沼避難小屋(宿泊地)
■3日目:日本庭園やロックガーデンを楽しみながら憧れのトムラウシ山に登頂後、トムラウシ温泉へ下山
行程距離 | コースタイム |
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16.2km | 9時間25分(休憩込み) |
ヒサゴ沼避難小屋→(35分)1793m地点→(30分)天沼→(1時間30分)北沼分岐→(25分)トムラウシ山→(15分)トムラウシ分岐→(1時間30分)前トム平→(35分)コマドリ沢分岐→(1時間35分)カムイ天上→(50分)温泉コース分岐→(1時間20分)トムラウシ温泉
見どころ
北海道のてっぺん旭岳からの景色を楽しんだあとはお鉢平へ。大雪山が火山であることを思い出させてくれます。2日目がスケールの広さを一番実感できるコース。花や沼、広がる景色などの神秘的な山の世界を堪能しながら歩めます。3日目の憧れのトムラウシ山からは初日の旭岳も眺められ、歩いてきた距離を実感できますよ。
宿泊情報
大雪山にはプランで紹介している場所以外にも多くの避難小屋やキャンプ指定場があります。時間や体力を考慮して選んでください。
避難小屋・キャンプ場・野営場(大雪山国立公園連絡協議会ホームページ)
■白雲岳避難小屋(1日目)
大雪山の広さを実感できるロケーションに位置する避難小屋。キャンプ場も隣接しているので、テント泊も可能です。小屋は60人収容で、テント場も広々としています。
白雲岳避難小屋(ヤマレコ)
■ヒサゴ沼避難小屋(2日目)
化雲岳を超え、分岐を下って現れるヒサゴ沼を見下ろす場所にある避難小屋です。収容人数が多くなく、湖畔にキャンプ野営地もありますのでテントがあると安心。キツネがよく出没するので水は煮沸するのをお忘れなく。
ヒサゴ沼避難小屋(ヤマレコ)
※2019年6~9月は改修工事が予定されています。その間は使用できません(キャンプ場含む)ので注意をしてください。代替地として以下の避難小屋、キャンプ指定場を利用してください。
ヒサゴ沼避難小屋改修工事について(十勝総合振興局公式ホームページ)
南沼キャンプ指定地(ヤマレコ)
忠別岳避難小屋(ヤマレコ)
「北海道の背骨」日高を制覇!カールが残る難関百名山幌尻岳プラン
北海道の背骨と呼ばれる日高山脈。その日高山脈の最高峰である「幌尻岳」は最難関日本百名山のひとつで簡単に登頂できる山ではありません。時間をかけて登頂することで、氷河時代の名残でもあるカールも十分に楽しみ、戸蔦別岳と北戸蔦別の山々も登頂できる縦走旅です。視界が広がる稜線歩きを堪能できるのもこのプランの醍醐味です。
コース情報
全行程距離 | トータルコースタイム |
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26.9km | 22時間40分(休憩込み) |
■1日目:奥幌尻橋から入って数回の渡渉を行い、日高の山々を眺められる北戸蔦別岳へ。
行程距離 | コースタイム | 宿泊地 |
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11.0km | 9時間10分(休憩込み) | 北戸蔦別岳山頂下 |
奥幌尻橋→(2時間30分)北海道電力取水施設→(2時間10分)幌尻山荘→(40分)六ノ沢→(3時間)幌尻山荘分岐→(50分)北戸蔦別岳(宿泊地)
■2日目:長く気持ちのいい稜線を歩きながら北戸蔦別岳、七つ沼カール、そして幌尻岳を楽しみ、幌尻山荘へ。
行程距離 | コースタイム | 宿泊地 |
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8.2km | 9時間10分(休憩込み) | 幌尻山荘 |
北戸蔦別岳→(40分)幌尻山荘分岐→(30分)戸蔦別岳→(3時間30分※七つ沼カールに立ち寄る場合)肩→(1時間)幌尻岳→(10分)新冠コース分岐→(1時間30分)命ノ水→(1時間20分)幌尻山荘(宿泊地)
■3日目:最難関百名山を制覇した余韻に浸りながら、この山行のスタート地点の奥幌尻橋へ
行程距離 | コースタイム |
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7.7km | 4時間20分(休憩込み) |
幌尻山荘→(2時間)北海道電力取水施設→(2時間20分)奥幌尻橋
見どころ
最難関百名山といわれる所以を感じられる渡渉が1日目の前半に。緊張感が走ります。1日目は日高の広大な景色を眺めながらのテント泊。2日目は今回のメインの七つ沼カールと幌尻岳を満喫。特に七つ沼カールでは、自然の偉大さを感じるとともに、まるで天空の別世界にいるような気分に浸れます。
宿泊情報
■北戸蔦別岳山頂下(1日目)
多少の岩はあるものの比較的平らなスペースがあります。風が吹くと遮るものがないのでしっかりと設置しましょう。また、水場等はありませんので、飲料水の確保はしっかりと。
■幌尻山荘(2日目)
幌尻岳登山の貴重な基地ともなっている幌尻山荘。シーズンになれば、幌尻岳の登山前後の登山客でかなり混雑します。情報収集にもいいですね。完全予約制になっているので、事前に予約を忘れずに。
幌尻山荘(幌尻岳施設予約システム)幌尻山荘(ヤマレコ)
開放感あふれる稜線とお花畑を満喫!飯豊連峰縦走プラン
雄大な稜線歩きが楽しめることで有名な飯豊連峰。日本百名山のひとつ「飯豊山」と飯豊連峰最高峰の「大日岳」を楽しむ2泊3日の縦走旅。飯豊山は花の百名山にも選定されており、固有種のイイデリンドウを中心に可憐な高山植物も楽しめる山。稜線に出るまでは険しい部分もありますが、稜線に出ればそこは別世界!このギャップを楽しめるのもこのプランの特徴です。
コース情報
全行程距離 | トータルコースタイム |
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35.3km | 25時間16分(休憩込み) |
■1日目:鎖場や梯子がある岩場を超え、解放感あふれる稜線へ入ります。三国岳を制覇したあと切合小屋へ。
行程距離 | コースタイム | 宿泊地 |
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9.2km | 7時間50分(休憩込み) | 切合小屋 |
川入→(50分)ゲート →(10分)568m地点→(2時間50分)横峰小屋跡→(40分)1448m地点→(1時間30分)三国岳→(1時間45分)1747m地点→(5分)切合小屋(宿泊地)
■2日目:百名山である飯豊本山、飯豊連峰最高峰の大日岳を制覇し、雄大な景色を堪能したあとは、本山小屋へ。
行程距離 | コースタイム | 宿泊地 |
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14.8km | 9時間41分(休憩込み) | 本山小屋 |
切合小屋→(2時間11分)本山小屋→(20分)飯豊山→(1時間30分)御西小屋→(2時間)大日岳→(1時間40分)御西小屋→(1時間40分)飯豊山→(20分)本山小屋(宿泊地)
■3日目:穏やかな稜線の別世界を楽しんだ後は、気を抜かずに急峻な来た道を戻って川入へ。
行程距離 | コースタイム |
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11.4km | 7時間45分(休憩込み) |
本山小屋→(1時間30分)切合小屋→(5分)1747m地点→(2時間40分)1448m地点→(40分)横峰小屋跡→(1時間50分)5568m地点→(10分)ゲート→(50分)川入
見どころ
1日目は気持ちのいい稜線旅の前の試練に感じられるかもしれません。しかし、花の山の名にふさわしい高山植物を愛でながら乗り越えるとそこは別世界。2日目はその稜線を思いきり楽しみながら道を進みましょう。目的の山々だけでなく朝日連峰を眺めることもできます。3日目は今までの稜線歩きを懐かしみながらの下山になることでしょう。
宿泊情報
■切合小屋(1日目)
7月初旬〜10月初旬は管理人が常駐するテント場や水場もある避難小屋。名物夕飯のカレーライスはなんと食べ放題!これからの長旅に備えて、エネルギーを蓄えておきたい人にはぴったりです。
飯豊連峰「切合小屋」 管理人HP切合避難小屋(ヤマレコ)
■本山小屋(2日目)
見晴らしのいいロケーションが自慢の山小屋。運が良ければ日本海に沈む夕日や朝の雲海も眺められます。広いテント指定場も併設されており、テントでの宿泊も可能です。
本山小屋(ヤマレコ)
稜線は続くよどこまでも…朝日連峰縦走プラン
日本百名山のひとつ「朝日岳」は最高峰の大朝日岳を中心とした複数の山々を総称したもの。また、二百名山のひとつ「以東岳」も登頂しながらのすがすがしい稜線歩きが満喫できる2泊3日の縦走旅です。とにかく稜線がず~っと続くので稜線マニアにはたまりません。また、ヒメサユリやハクサンイチゲなどの数々の高山植物も見られる花の旅になるのも魅力的。