これって私たちだけ?パートナーも登山好きな女子に「あるある話」を聞いてみた!
パートナーとの登山は楽しいけれど、お互い山が好きゆえに悩みも多いはず。山ですれ違うあのカップルやこのカップルは、どんなことを考えながら登山デートを楽しんでいるのでしょうか?今回はパートナーも登山好きの女子3人に集まって頂き、お話を聞いちゃいました。登山女子なら共感ポイントも多いはず。
2022/11/09 更新
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編集者
YAMA HACK編集部
月間350万人が訪れる日本最大級の登山メディア『YAMA HACK』の運営&記事編集担当。山や登山に関する幅広い情報(登山用品、山の情報、山ごはん、登山知識、最新ニュースなど)を専門家や読者の皆さんと協力しながら日々発信しています。
登山者が「安全に」「自分らしく」山や自然を楽しむサポートをするため、登山、トレイルランニング、ボルダリングなどさまざまなアクティビティに挑戦しています。
YAMA HACK編集部のプロフィール
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制作者
仙波 佐和子
縁あってモンブランの麓シャモニーのレストランで働いていた際、様々なハイカーやアルピニストたちに山の魅力を叩き込まれ、目覚めてしまった山女。普段は旅行会社勤務の週末ライター。
仙波 佐和子のプロフィール
アイキャッチ画像提供:めぐみさん
登山が好きな私たち、だけど…

出典:PIXTA
全国の登山女子のみなさん、いつも山って誰と登っていますか?彼氏や旦那さんも山好きであれば、一緒に楽しむ登山デートは最高の時間ですよね。でもちょっと待って、それって本当に楽しめてる?男性と女性は体力的にも精神的にも異なるもの。たとえ同じ趣味であっても、女性にとっては楽しい瞬間ばかりではないはず・・・
と、いうわけで…「パートナーも登山好き」な女子に集まってもらっちゃいました
都内某所にて「パートナーも登山好き」な登山女子に集まってもらい、メリット、デメリットをぶっちゃけトークしてもらいました。
撮影:YAMA HACK編集部
<参加者プロフィール>
めぐみさん(左):職業 広告系/登山歴 3年/好きな山 木曽駒ヶ岳/結婚1年
ちはやさん(中央):職業 編集サポート、営業事務/登山歴 2年/好きな山 北岳/付き合って1年
まゆみさん(右):職業 営業事務/登山歴 6年/好きな山 燕岳/結婚4年
※司会 編集部F:職業 YAMA HACK編集部/登山歴 6年/好きな山 鹿島槍ヶ岳/結婚2年
山好きカップルの出会いは、やっぱり「山」!?イマドキな出会い方も!
では皆さん手始めに…パートナーとどこで出会ったのか、馴れ初めを教えてください!
彼とはもともとお互いインスタでフォローしていて、いいね!する仲でした。ひとりで瑞牆山と金峰山を縦走していた時、下山後に彼からメッセージがきたんです。私が山荘の写真をストーリーズに上げてたのを見たらしくて「俺もいます」って。
一同:ええ〜すご〜い!

撮影:YAMA HACK編集部
でもそのとき私、もうバスに乗ってたんで会えなくて。「山の写真がきれいで面白そうな人だと思ってたので、お会いしたかったです」ってメッセージを送ったら、グループ登山に誘われて。それから二人でもグループでも雪山やボルダリング行くようになって、出会って3カ月くらいで付き合ってました。
インスタがきっかけの山好きカップルって、最近多いですよね。
私は山岳会で出会いました。冬も短パンで過ごしてるような変な人っていうのが旦那さんの第一印象。はっちゃけお笑い系で、雪山で新雪の上にダイブしたりするタイプです。
一同:ああ〜(笑)!男子ってやりがちですよね!
そして私も便乗する、みたいな感じ。たまたま家も近かったから、何回か下界(山以外の場所。すなわち街)でデートもして付き合うようになりました。
私は前の職場です。山好きって聞いてたので、
「山連れてってよ〜」って私から声をかけました。昔会社の同僚と富士山に一度だけ行ったきり山には行ってなくて、せっかく山道具を買ったのにもったいないなと思っていたので。
そのあと同僚と5人で山に行って、2人でも会うようになったんです。山に行ってから半年で付き合いました。

撮影:YAMA HACK編集部
初めに山に行った時から「旦那さんいいな!」と思ってたんですか?
みなさん二人で山に行くようになって、距離がどんどん縮まっていった感じですね!
山と私、どっちが大事?「パートナーも山好き」だからこそのお悩みあるある
同じ山でも十人十色「登山スタイルの違い」
私もパートナーが山好きなんですが、登山スタイルが違うんですよね。私は長い距離をゆっくり歩きたいんですが、夫はとにかく早く歩くのが好きで…。
あ〜わかる!写真を撮りながら歩きたいのに、旦那さんに「ペースが乱れる」って言われることあります。
うちもあります。言わないんですけど「早いよ!」ってオーラ出してるときある(笑)。

撮影:YAMA HACK編集部
うちもそうですね。一緒に行くときは合わせてくれるんですけど…。
うちも使い分けてる感じ。なので、たまに旦那さんはひとりで奥多摩にスピードハイクに行ってます。
山のためならしょうがない!? ウエア&ギア散財問題
お互い山好きだと、ウエアやギアに散財しやすくないですか?
一同:わかるわかる!
お互い理解がありすぎるから「いいじゃんこれ買っちゃいなよ」てなる。でもよく考えたら「着るものに3万」って結構高いですよ…。月一でアルプスに行ってたら交通費もヤバイ。

撮影:YAMA HACK編集部
ですよね。主人から「(このギア)買っていい?」って言われると、モノの良さがわかるからOKを出しちゃう(笑)。我が家は山道具が増えすぎて、山道具用の部屋があるんですよ。
気づいたら買ってますよね。買うのはいいけど、ダンボールは片付けて欲しい・・・
山を知ってるからこそ「パートナーの単独登山」は心配
うちはお互い単独で山に行くこともあるんですが、彼はたまにハードな登山にひとりで行くんです。一回救助されたことがあるので、心配になります。足の打撲と脱水症状で済んだのでよかったのですが。
そのくらいでよかった。もうハードな山に行って欲しくない!って思うことある?
行きたい気持ちはわかるから、ほどほどに・・・って思ってる。

撮影:YAMA HACK編集部
私たちも山やってるから「あそこに行くんだ・・・!」ってリアルにイメージできて不安になるよね。私は旦那さんに下山報告してなくて一回怒られたことあります。「なんで連絡しなかったの!心配したじゃん!!」って。
私たちは今は一緒に登ることが多いんですが、主人がこれからは私がやらないようなトレランや、一緒に登り始める前のスタイルでも登りたいと言っているので、待ってる側からしたら心配だなあ・・・
メリットもたくさん!パートナーも山好きでよかったこと