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今年最後の登山におすすめ! 日帰りで行ける標高1,700m以上の山6座(2ページ目)

【2】鷹ノ巣山(1,736m)

鷹ノ巣山

出典:PIXTA(鷹ノ巣山登山道から望む富士山)

東京都にある鷹ノ巣山は、日帰り登山から雲取山を目指す石尾根縦走までが楽しめる山。東日原から稲村岩尾根を通過するコースは「奥多摩最三大急登」として有名です。12月頃から樹林帯に雪が積もりだし、山頂からは雄大な富士山の姿や丹沢山地の情景を眺めることができます。

鷹ノ巣山/Yippei(2017年12月9日)

鷹ノ巣山の登山道は幅が狭く、落ち葉で埋めつくされいてる箇所もあるため、凍結時は足場の状況をよく確認することが大切です。積雪のある斜面では状況に合わせて、軽アイゼンを装着するようにしましょう。

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【3】乾徳山(2,031m)

乾徳山/kimichin2 (乾徳山山頂、2017年12月30日)

山梨県に位置し、奥秩父山域に属する乾徳山は、かつて臨済宗の僧侶 “夢窓疎石 “が修行した地として伝承も残る山。座禅石や髭剃岩などの奇岩が見どころで、月見岩は絶好のフォトスポットとなっています。山頂は、富士山をはじめ南アルプス、奥秩父の山々が望める大展望。草木も冬の様相に姿を変える12月は、岩場や登山道にも氷が目立ちはじめます。

乾徳山/holy27(2017年12月8日)

カミナリ岩や山頂直下の鳳岩は鎖場となっているため、12月は特に注意したいエリア。凍結して摩擦が効かない場合は、軽アイゼンを装着して登っていきましょう。鳳岩の鎖場に自信のない人は、巻き道を利用できます。

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【4】大菩薩嶺(2,057m)

大菩薩嶺/sato-ciel (2017年12月29日)

山梨県北東部にある大菩薩嶺は、日本百名山の一つで、しなやかな稜線と登山道からの見晴らしの良さが魅力。山頂からの展望こそありませんが、大菩薩峠からのルート中には、富士山や南アルプス、乗鞍岳だけが望めるため、関東周辺の登山者にも人気があります。12月は枯葉が多く寒さも厳しくなりますが、樹林帯から吹く冷たい風を感じながらの登山も悪くありません。

大菩薩嶺/Yasumin(親不知ノ頭から望む富士山、2017年12月10日)

大菩薩嶺の登山道は、道幅も広くて歩きやすいですが、凍結した日陰箇所には要注意。山荘前や轍跡などは特に滑りやすくなっているため、転倒に注意して歩きましょう。

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