ロープウェイから見る絶景!
10分間の優雅な空中散歩は、旭岳を訪れる人々を魅了しています。いきいきとした緑が鮮やかな夏季、見事な紅葉が素晴らしい秋季、上質のパウダーがまぶしい冬季。季節ごとに違った姿を私たちに見せてくれます。
日本で一番早い紅葉が訪れる旭岳。9月上旬からはじまる紅葉は、山頂からだんだんと下に進み、約1ヶ月楽しむことができます。眼下に広がる赤、黄色、オレンジの美しく鮮やかな景色にうっとり。
旭岳ロープウェイのもう一つの見どころが雲海。いつも見上げている雲を抜け、雲を上から見るとまるで別世界にきたような気持ちに。しかし雲海は必ず見られるものではないため、見れたあなたはラッキー!
▼雲海はどんな時に現れやすい?
ロープウェイは使う?使わない?コース紹介
旭岳はロープウェイを使って一気に5合目まで行くことが出来ますが、ロープウェイを使わずに登る事もできます。行きは自力で登って帰りはロープウェイ、というのもいいですね。今回はそれぞれのコースを紹介します。
ロープウェイを使って一気に5合目まで!
最高点の標高: 2266 m
最低点の標高: 1607 m
累積標高(上り): 705 m
累積標高(下り): -705 m
- 【体力レベル】★★☆☆☆
- 日帰り
- コースタイム:4時間55分
- 【技術的難易度】★★☆☆☆
- ・登山装備が必要
・登山経験、地図読み能力があることが望ましい
姿見(20分)→姿見の池(2時間30分)→旭岳(1時間50分)→姿見の池(15分)→姿見
旭岳ロープウェイで5合目まで一気に上がります。眼下に広がる絶景を堪能!
5合目まではロープウェイを使うためスニーカーでも大丈夫!と思う方もいますが、姿見の池を過ぎると山頂までの登山道は岩・石・砂利道が続きます。必ず登山靴で登るようにしましょう。
▼旭岳山頂まではちょっと…という人は散策コースがおすすめ!

距離 | コースタイム | 難易度 |
---|---|---|
1.7km | 45分 | ★ |

さまざまな高山植物が観察できる散策コース。約1.7km、約1時間のコースです。雪が融けはじめる6月頃からは、高山植物と残雪を見ながらの散策が可能。緑や花が綺麗な夏や紅葉が綺麗な秋はもちろん、また違った景色を楽しめる春も魅力的です。
ロープウェイを使わずに山頂まで!
最高点の標高: 2266 m
最低点の標高: 1099 m
累積標高(上り): 1437 m
累積標高(下り): -1437 m
- 【体力レベル】★★★★☆
- 日帰り
- コースタイム:9時間05分
- 【技術的難易度】★★★☆☆
- ・ハシゴ、くさり場を通過できる身体能力が必要
・地図読み能力が必要
旭岳登山口(2時間30分)→姿見(20分)→姿見の池(2時間30分)→旭岳(1時間50分)→姿見の池(15分)→姿見(1時間40分)→旭岳登山口
ロープウェイ乗り場の横にある登山口からスタートします。木道など登山道は整備されていますが、通る人が少ないため草に覆われている箇所も。第一・第二天女ヶ原を抜けると、遠く大雪湖の姿も見る事が出来ます。