福岡県の日帰り登山|海を見に行く?夜景を楽しむ?街近ハイキングを楽しもう

2021/01/15 更新

福岡県には街に近く、日帰りで楽しめる山がたくさんあります。海を望める山、夜景が楽しめる山、歴史ある神社にお参りできる山、と楽しみ方もいろいろ。初級者でもOKな日帰りの人気登山コースをまとめました。複数の登山コースをもつ山もあるので、何度行っても楽しめます。次の週末は、福岡の山を堪能しよう!

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、山小屋営業ならびに交通状況などに変更が生じている可能性があります。 山小屋や行政・関連機関が発信する最新情報を入手したうえで登山計画を立て、安全登山をしましょう。


アイキャッチ画像出典:PIXTA (皿倉山からの眺め)

楽しみ方いろいろ!福岡の山

皿倉山からの眺望
出典:PIXTA(皿倉山からの眺め)
登山初心者でも手軽に楽しめ、日帰りで登頂できる福岡の山を7つを紹介します。山頂から美しい海や夜景を堪能できたり、歴史的にも貴重な史跡や神社にお参りしながらの登山も楽しめます。あなたならどこの山に登りたいですか?

紹介する山


1.脊振山
2.立石山
3.立花山
4.英彦山
5.宝満山
6.金山
7.皿倉山

海が見える人気の登山コース(脊振山・立石山・立花山)

立石山山頂 出典:PIXTA(立石山からの眺め)
山頂から青い海が見渡せる、そんな絶景を求めて週末は山に登ってみませんか。山と海が同時に楽しめ、ハイキング感覚で気軽に行ける山を3つ紹介します。

脊振山(せふりさん)

脊振山山頂 出典:PIXTA
脊振山は標高1055m、福岡県福岡市と佐賀県神崎市の間にそびえる山です。古くから山岳信仰の歴史があり、多くの修行僧が暮らした山岳密教の修験場。山頂には脊振神社が祀られ、 航空自衛隊のドーム型レーダー基地もあります。頂上は眼下に玄界灘や福岡市街の大パノラマを一望できる人気のスポット。

【おすすめ登山コース】
脊振山山頂 出典:PIXTA
距離コースタイム難易度
14.3km約5時間25分★★
 
ルート概要
椎原→矢筈峠→脊振山→矢筈峠→椎原峠→椎原 ※椎原峠から鬼ヶ鼻岩までは往復で約35分かかります。
 

コースの途中には石が多い箇所や川を渡るポイントもありますが、全体的に整備されており歩きやすい山です。矢筈峠からは舗装路に合流して山頂へ。また、山頂まで車でアクセスすることも可能なので、観光客も多く訪れます。

山頂は360度の展望が開け、福岡市街や遠方に玄界灘を見渡せることで有名。椎原峠から鬼ヶ鼻岩まで足を延ばすと、切り立った斜面にある岩の上から絶景が楽しめるのでおすすめです。

【登山口】
椎原または車谷登山口
(車谷登山口からスタートの場合、コースタイムが約1時間短くなります)

【アクセス】
クルマの場合:福岡高速環状線「野多目」IC−国道385号-車谷登山口駐車場

■車谷登山口駐車場
駐車台数:約10台
料金:無料
公共交通の場合:博多バスターミナルより西鉄バス「早良高校行き」乗車−「脇山小学校前」バス停下車、西鉄バス「椎原行き」に乗り換え-「椎原」バス停下車−車谷登山口まで徒歩
西鉄バス|公式サイト


立石山(たていしやま)

立石山
出典:PIXTA
福岡県糸島市にある立石山は 糸島半島の突端に位置し、玄海国定公園に指定された景勝地にあります。山頂から目の前に広がるのは、日本三大玄武洞の「芥屋大門」や美しい弧状をした「芥屋海岸」の絶景です。標高は209mと低山ですが、玄界灘まで見渡せる展望は一見の価値あり。

【おすすめ登山コース】
立石山からの眺望
出典:PIXTA (立石山からの眺め)
距離コースタイム難易度
5km約2時間10分
 
ルート概要
芥屋バス停→登山口→展望台→立石山→芥屋バス停
芥屋バス停から登山口までは徒歩で10分ほど、海抜0mからの出発です。登り始めてしばらくは林道を進み、山腹からは歩きやすい岩場の登山道が続きます。山頂までは立石山の名前の通り、空に向かって立つ岩が点在。頂上からは目の前に芥屋大門や芥屋海岸、眼下には糸島の町並みを一望できます。

下山は往路を戻る以外にも、南登山口側に降りる周回コースもあります。

【登山口】
立石山登山口

【アクセス】
クルマの場合:
西九州自動車道 前原IC-県道54号-立石山登山口


■芥屋海水浴場駐車場
駐車台数:80台程度
料金:無料
公共交通の場合:JR筑肥線「筑前前原」駅−昭和バス芥屋線乗車−「芥屋」バス停下車

昭和バス|公式サイト

立花山(たちばなやま)

立花山からの眺望
出典:PIXTA (立花山からの眺め)
標高367mの立花山は、福岡市東区と新宮町、久山町の境に位置しており、筑前名山のひとつです。山頂周辺には天然記念物に指定されているクスノキが自生しており、樹齢は300年以上。立花山は海上からよく見えることから、海陸交通の目印にもされていました。山頂には立花山城の史跡があり、歴史的にも貴重な山。

【おすすめ登山コース】
立花山クスノキ原生林
出典:PIXTA (登山道のクスノキ原生林)
 
距離コースタイム難易度
4.6km約2時間
 
ルート概要
立花山登山口(立花口)→一本杉→屏風岩→立花山→三日月山→クスノキ原生林→立花山登山口
 

立花山は難所も少なくハイキング気分で楽しめる山です。整備された登山道を進むと、山頂付近から天然記念物のクスノキの原生林が現れます。大クスは次世代への財産として残すべき「森の巨人たち100選」に選ばれ、その姿は迫力満点。

山頂は、立花城の石垣跡や井戸跡が現存しており、博多湾や玄界灘、福岡市街も望める大パノラマ。隣にある三日月山へは尾根づたいに30分ほどで登頂できるので、縦走しても良いでしょう。

【登山口】
立花山登山口(立花口)

【アクセス】
クルマの場合:
福岡都市高速道路「香椎」IC−国道3号−立花山登山口
■立花山登山口駐車場
駐車台数:50台程度
料金:無料
トイレ:あり
公共交通の場合:JR香椎駅−西鉄バス「下原方面行き」乗車−「下原」バス停下車
西鉄バス|公式サイト

▼登山道などの詳細情報はこちら
福岡市東区|立花山・三日月山

登りごたえあり!の人気登山コース(英彦山・宝満山・金山)

英彦山
出典:PIXTA(英彦山)
しっかり1日登山を楽しみたい方には、英彦山、宝満山、金山の三山をおすすめします。貴重な史跡や神社、大自然の息吹きを満喫しつつ、山頂からの眺望も楽しめる充実のコースです。

英彦山(ひこさん)

英彦山
出典:PIXTA
【おすすめ登山コース】
英彦山山頂
出典:PIXTA(英彦山神宮 上津宮)
 
距離コースタイム難易度
5.8km約3時間★★
 
ルート概要
別所駐車場→奉幣殿→中岳→奉幣殿→別所駐車場
登り始めは灯籠が並ぶ石段が続き、まっすぐに伸びた参道は圧巻。石段を進んで行くと中腹あたりに、修験道時代の霊仙寺大講堂(国指定重要文化財)「奉幣殿」が現れます。その後は本格的な登山道になり、急な登りや途中鎖場もあるので慎重に。

中岳山頂には、英彦山神宮の上宮が祀られており、雲仙普賢岳や阿蘇の山々が一望できます。また秋の紅葉や冬の氷瀑も有名で、一年を通して登山者が絶えません。

【登山口】
別所駐車場

【アクセス】
クルマの場合:大分自動車道「杷木」IC−国道386号−国道211号−国道500号−別所駐車場

■別所駐車場
駐車台数:約50台
料金:無料
公共交通の場合:JR「英彦山」駅−添田町バス「英彦山方面行き」乗車−「銅の鳥居」バス停下車
添田町|添田町バス

【リンク】

宝満山(ほうまんざん)

宝満山 竈門神社
出典:PIXTA(竈門神社)
福岡県筑紫野市と太宰府市の境にまたがる宝満山は「御笠山」と「竈門山」という2つの別名を持つ標高869mの山。神が宿る霊峰として昔から崇められた修験道の聖地で、かつて山頂には宝満山城が築かれていました。数々の遺跡が残っていることから、平成25年に国史跡に指定された見どころ豊富な山です。

【おすすめ登山コース】
宝満山からの眺望
 出典:PIXTA(宝満山からの眺め)
 
距離コースタイム難易度
5km約4時間★★★
 
ルート概要
竈門神社→中宮跡→宝満山→中宮跡→竈門神社
竈門神社から登る人気のコースは、修験道の聖地らしく多くの階段や遺跡があります。コース中盤にある「百段ガンギ」の長い階段を上がると少し緩やかになり、中宮跡から先は「女道」と「羅漢道」の二手に分かれています。多くの登山者は女道を進み「稚児落し」といわれる岩場を抜け山頂へ。

頂上からは脊振山地の山々や博多湾、玄界灘の大パノラマの絶景を満喫しましょう。太宰府天満宮から近いので観光客にも人気のある山です。
【登山口】
竈門神社

【アクセス】
クルマの場合:九州自動車道「筑紫野」IC−県道31号−県道35号−竈門神社

竈門神社第一駐車場
駐車台数:約100台駐車
料金:1日400円
公共交通の場合:西鉄「太宰府」駅−コミュティバス「まほろば号」乗車−「竈門神社」バス停下車
太宰府市|コミュティバス利用案内

【リンク】

金山(かなやま)

金山の坊主が滝
提供:ヤマレコ/white-fairy(金山の坊主が滝)
金山は、福岡県と佐賀県の境に位置する標高967mの脊振山地の山。岩場や鎖場はほとんどないので、初心者でも安心して楽しめる人気の山。ルートの途中では有名な「坊主が滝」や「花乱の滝」を眺められるので、ひとときの癒しとなるでしょう。

【おすすめ登山コース】
金山山頂からの眺め
提供:ヤマレコ/white-fairy(山頂からの眺め)
 
距離コースタイム難易度
10.2km約4時間15分★★★
 
ルート概要
多々良瀬→千石の郷コース→金山→アゴ坂峠分岐→花乱の滝→水源地前
 

登山口からほどなくして坊主が滝に到着します。高さ15m、幅3mの野趣あふれる滝は、かつては僧侶たちの修行がおこなわれた神聖な場所。滝から山頂に向けては尾根沿いの急登が続き、頂上からは佐賀県側が一望できます。

下山の登山道は、アゴ坂峠に向けて比較的なだらかで、途中に現れる花乱の滝は福岡市の三名瀑のひとつ。沢を渡るポイントも多く、ちょっとした沢登り気分を味わえるでしょう。

【登山口】
多々良瀬

【アクセス】
クルマの場合:このルートでは駐車場がないため、車谷登山口に駐車し椎原峠登山口より入山となります

公共交通の場合:地下鉄「西新」駅−西新パレス前より西鉄バス「光台行き」乗車−「陽光台」バス停下車-多々良瀬まで徒歩
西鉄バス|公式サイト▼登山道などの詳細情報はこちら
早良区|登山ルート

夜景を楽しめる山(皿倉山)

皿倉山から見る夜景
出典:PIXTA
皿倉山は、北九州市街の美しい夜景が見渡せることで有名な場所。夕暮れからは、宝石箱のようにきらめく夜景が登山者を待っています。

皿倉山(さらくらやま)

皿倉山ケーブルカー
出典:PIXTA(皿倉山ケーブルカー)
皿倉山は標高が622m、福岡県の北九州市中央にあり、山頂からは眼下に「100億ドルの夜景」と称される「新日本三大夜景」が広がります。山頂の展望台まではケーブルカーやスロープカーが利用でき、土日祝は22:00まで運行。ゆったり夜景を満喫してみてはいかがでしょうか。

【おすすめ登山コース】
皿倉山からの眺望
出典:PIXTA(山頂からの眺め)
 
距離コースタイム難易度
6.4km約3時間★★
 
ルート概要
帆柱登山口→大扇望→花尾分かれ→楓杉峡→皿倉平→皿倉山
 

いちばん人気は「皿倉表登山コース」。山麓駅前から山頂に向かう舗装道路と併用しており、約1時間半で山頂に到着できます。昭和12年に選定された登山道の景勝地「帆柱15景」を巡りながら山頂を目指していきます。

頂上は北九州市街、遠方に玄界灘、下関市や関門橋なども一望できる大パノラマ。下りは登りと異なるルートで景色を楽しんだり、体力や時間に合わせてケーブルカーを利用するのもおすすめです。

【登山口】
帆柱登山口

【アクセス】
クルマの場合:北九州市都市高速道「大谷」IC

■帆柱公園立体駐車場
駐車台数:約180台
料金:300円(4時間以上・上限価格)
公共交通の場合:JR「八幡」駅−西鉄バス「八幡製鉄所総合センター行き」乗車−「帆柱登山口」バス停下車

西鉄バス|公式サイト
JR「八幡」駅~皿倉山ケーブルカー「山麓」駅までは無料シャトルバスの運行があります。
皿倉山ケーブルカー|無料シャトルバス

▼登山道などの詳細情報はこちら
皿倉山ビジターセンター|公式サイト

福岡の日帰り山は手軽に登れて見どころがいっぱい!

英彦山の階段
出典:PIXTA(英彦山の階段)
福岡県の日帰りできる人気の山を7座を紹介しました。のんびり山頂から青い海や輝く夜景を眺めたり、修験道の歴史に思いを馳せながら神社にお参りすることができます。コースタイムも短いため気軽に登れるのは、街近登山ならでは。大自然だけではないさまざまな山の魅力を感じてみてください。

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emi

山や自然が大好きで、今までにたくさんの楽しみや感動をもらってます。山で見る満天の星空と朝焼は格別!大自然のパワーを多くの人に感じて欲しいです。読んだ人が、山に行きたくなるような記事を執筆できるよう頑張ります。

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