立花山(たちばなやま)
標高367mの立花山は、福岡市東区と新宮町、久山町の境に位置しており、筑前名山のひとつです。山頂周辺には天然記念物に指定されているクスノキが自生しており、樹齢は300年以上。立花山は海上からよく見えることから、海陸交通の目印にもされていました。山頂には立花山城の史跡があり、歴史的にも貴重な山。
【おすすめ登山コース】
距離 | コースタイム | 難易度 |
---|---|---|
4.6km | 約2時間 | ★ |
立花山は難所も少なくハイキング気分で楽しめる山です。整備された登山道を進むと、山頂付近から天然記念物のクスノキの原生林が現れます。大クスは次世代への財産として残すべき「森の巨人たち100選」に選ばれ、その姿は迫力満点。
山頂は、立花城の石垣跡や井戸跡が現存しており、博多湾や玄界灘、福岡市街も望める大パノラマ。隣にある三日月山へは尾根づたいに30分ほどで登頂できるので、縦走しても良いでしょう。
【登山口】
立花山登山口(立花口)
【アクセス】
クルマの場合:福岡都市高速道路「香椎」IC−国道3号−立花山登山口
公共交通の場合:JR香椎駅−西鉄バス「下原方面行き」乗車−「下原」バス停下車
西鉄バス|公式サイト
▼登山道などの詳細情報はこちら
福岡市東区|立花山・三日月山
登りごたえあり!の人気登山コース(英彦山・宝満山・金山)
しっかり1日登山を楽しみたい方には、英彦山、宝満山、金山の三山をおすすめします。貴重な史跡や神社、大自然の息吹きを満喫しつつ、山頂からの眺望も楽しめる充実のコースです。
英彦山(ひこさん)
【おすすめ登山コース】
距離 | コースタイム | 難易度 |
---|---|---|
5.8km | 約3時間 | ★★ |
登り始めは灯籠が並ぶ石段が続き、まっすぐに伸びた参道は圧巻。石段を進んで行くと中腹あたりに、修験道時代の霊仙寺大講堂(国指定重要文化財)「奉幣殿」が現れます。その後は本格的な登山道になり、急な登りや途中鎖場もあるので慎重に。
中岳山頂には、英彦山神宮の上宮が祀られており、雲仙普賢岳や阿蘇の山々が一望できます。また秋の紅葉や冬の氷瀑も有名で、一年を通して登山者が絶えません。
【登山口】
別所駐車場
【アクセス】
クルマの場合:大分自動車道「杷木」IC−国道386号−国道211号−国道500号−別所駐車場
公共交通の場合:JR「英彦山」駅−添田町バス「英彦山方面行き」乗車−「銅の鳥居」バス停下車
添田町|添田町バス
【リンク】