宝満山(ほうまんざん)
福岡県筑紫野市と太宰府市の境にまたがる宝満山は「御笠山」と「竈門山」という2つの別名を持つ標高869mの山。神が宿る霊峰として昔から崇められた修験道の聖地で、かつて山頂には宝満山城が築かれていました。数々の遺跡が残っていることから、平成25年に国史跡に指定された見どころ豊富な山です。
【おすすめ登山コース】
距離 | コースタイム | 難易度 |
---|---|---|
5km | 約4時間 | ★★★ |
竈門神社から登る人気のコースは、修験道の聖地らしく多くの階段や遺跡があります。コース中盤にある「百段ガンギ」の長い階段を上がると少し緩やかになり、中宮跡から先は「女道」と「羅漢道」の二手に分かれています。多くの登山者は女道を進み「稚児落し」といわれる岩場を抜け山頂へ。
頂上からは脊振山地の山々や博多湾、玄界灘の大パノラマの絶景を満喫しましょう。太宰府天満宮から近いので観光客にも人気のある山です。
【登山口】
竈門神社
【アクセス】
クルマの場合:九州自動車道「筑紫野」IC−県道31号−県道35号−竈門神社
公共交通の場合:西鉄「太宰府」駅−コミュティバス「まほろば号」乗車−「竈門神社」バス停下車
太宰府市|コミュティバス利用案内
【リンク】
金山(かなやま)
金山は、福岡県と佐賀県の境に位置する標高967mの脊振山地の山。岩場や鎖場はほとんどないので、初心者でも安心して楽しめる人気の山。ルートの途中では有名な「坊主が滝」や「花乱の滝」を眺められるので、ひとときの癒しとなるでしょう。
【おすすめ登山コース】
距離 | コースタイム | 難易度 |
---|---|---|
10.2km | 約4時間15分 | ★★★ |
登山口からほどなくして坊主が滝に到着します。高さ15m、幅3mの野趣あふれる滝は、かつては僧侶たちの修行がおこなわれた神聖な場所。滝から山頂に向けては尾根沿いの急登が続き、頂上からは佐賀県側が一望できます。
下山の登山道は、アゴ坂峠に向けて比較的なだらかで、途中に現れる花乱の滝は福岡市の三名瀑のひとつ。沢を渡るポイントも多く、ちょっとした沢登り気分を味わえるでしょう。
【登山口】
多々良瀬
【アクセス】
クルマの場合:このルートでは駐車場がないため、車谷登山口に駐車し椎原峠登山口より入山となります
公共交通の場合:地下鉄「西新」駅−西新パレス前より西鉄バス「光台行き」乗車−「陽光台」バス停下車-多々良瀬まで徒歩
西鉄バス|公式サイト▼登山道などの詳細情報はこちら
早良区|登山ルート