【ウン千円から数百万まで!?】有名な海外の山の入山料ってどれくらいかかるの?

2018/04/24 更新

「いつかは海外の山に行ってみたい・・・!」でもやっぱり気になるのはお金のハナシ! ご存知かもしれませんが、海外には入山料が設けられている山が数多くあります。読んで字の如く「山に入るためのお金」なのですが、これは果たして何に使われているのでしょうか?併せて、有名な海外の山の入山料と、それ以外にかかる費用をあわせて紹介していきます。やっぱり世界一のあの山は、かかる費用も世界一だった!?


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山に入るためのお金、入山料

海外の入山料
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2014年より環境保全や登山者の安全対策を目的として、協力金のかたちで富士山の入山料制度が実施されるようになりました。しかし海外の山ではこの“入山料”という制度はもっと一般的。導入されている山はかなり多く、登頂できるかできないかに関わらず支払う必要があります。

入山料って何に使われるの?

海外の入山料
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海外の山を見てみると、とりわけ有名で人気の高い山に入山料が設けられていることが多いようです。環境保全のためもありますが、人気の山はそれだけ登山者が多くなるのでトイレの維持費や登山道の劣化など環境の悪化が考えられます。この維持・修繕費も大きな使いみちの1つ。富士山でも、その登山者の多さから特にゴミ問題が深刻になっています。



海外の山 入山料
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また海外では、入山料を取っているのは地球上でもっとも標高の高い地域・ヒマラヤ山脈(ヒマラヤ山脈はパキスタン・インド・チベット・ネパール・ブータンの国境付近)に集中しています。なかでも、多くのヒマラヤ山脈に接しているネパールは、この地域へ観光・登山に来る人が落とすお金が現地民の雇用と収入源。そのため入山料はネパールという国にとって欠かせないものと言えるのです。

いったいどれだけかかるの?海外の入山料、一部を紹介!

海外の登山は遠い国の話で、他人事のように感じてしまうかもしれませんが、中には「いつかは行ってみたい!」と思っている人もいるのでは? では、実際にどれくらいのお金がかかるものなのでしょうか。入山料は変動がありますが、有名な山について見ていきましょう。

まずはこの山! 世界最高峰のエベレスト

エベレスト 入山料
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世界最高峰、標高8,848mのエベレスト。一般的な登頂ルートはネパール側のルートで、現在の入山料は約110万円です。(中国側からの入山料は約73万円)以前は単独の場合は約250万円でしたが、今は一律の値段になっています。入山料以外に、1人当たりにシェルパを1人つけることも必須で最低でも40万、その他装備代100万以上、保険代なども含めて、ザっと700万円弱かかる見込みです。世界最高峰に立つためならこれくらいかかるのも当然でしょうか。

ちなみに、ヒマラヤ山脈一体の8,000m峰(K2やマナスル、ローツェなど)は、一帯が国立公園のためすべてこの値段となっています。

南米最高峰・アコンカグア

アコンカグア 入山料
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アルゼンチンとチリの国境にある、6,962mのアコンカグア。標高の高い山ですが、年間6,000人以上が訪れている人気の山です。入山料は、登山(登頂)かトレッキングか、また住んでいる国、ハイシーズンかそうでないかで入山料が変わり、ハイシーズンで日本人は8万5千円ほど。その他、登山許可証約9万、航空券約30万、登山道具約30万などもろもろ含めて、ザっと100万円弱。自前の装備を持って行ったり安い航空券を探せたら、もっと抑えた金額で行くことができそうです。

アフリカ大陸最高峰・キリマンジャロ

キリマンジャロ 入山料
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タンザニア北部にある、標高5,895mの山。高山病対策は必須ですが、登山家ではなくても体力と準備があれば山頂まで登れる山として、多くの人が訪れています。入山料は、約8万9000円。現地人ガイド同行が義務付けられているため、基本的にはツアーに申し込む人が多いようです。ツアーにもよりますが、日本からのツアー代金は航空券含め50万円ほど。特別な道具が必要ないので、旅行の一部で行く人も多いようですね。

北米最高峰・デナリ(マッキンリー)

デナリ 入山料
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標高6,190m、緯度が高いため気温が低く、氷河やクレバス、切れ落ちた雪の斜面などがあり、気象条件も厳しい山。冒険家・植村直己が眠る山としても知られています。入山料は約3万8,000円。航空券などを含め、ザっと50万円ほどになりそうです。ただし、気象条件が厳しいのでコンディションが良い日を狙うとなると、その分現地滞在が長くなるので費用はさらにかかる見込みです。

東南アジア最高峰・キナバル

キナバル 入山料
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マレーシアボルネオ島にある標高4,095mの山。技術的に困難な箇所も少なく、よく整備された登山道で、高山のわりに登りやすい山とされています。入山料は約5,000円。その他、必須のガイド代や送迎代、航空券や宿泊費などを含めるとザっと20万円ほど。格安航空券や現地でツアーを探せばもう少し安く行けそうです。初の海外登山にも良さそうですね。

ヨーロッパは入山料がない

モンブラン
出典:PIXTA(フランス・シャモニーのモンブラン)
ヨーロッパの山には入山料がありません。モンブランやマッターホルンなどの高山も同様です。ただし、マッターホルンは事故が絶えないため事前にテストを受けることが義務づけられています。

エルブルース・ビンソンマシフも入山料ナシ

七大陸最高峰の中でも、エルブルースとビンソンマシフの2座は入山料がありません。しかし、アクセスがとんでもなく大変で、かなりの費用と日数がかかります。先日イモトアヤコさんが登頂したビンソンマシフは南極大陸最高峰の山。一般的には、ガイドなしでも約500万ほどかかるようです。

海外の山に登ってみたい!

海外の山 入山料
出典:PIXTA
いつかは行きたい憧れの海外の山ってありますよね。日本の山とは見える景色、感じるスケール感が異なるので感動すること間違いなし! でもかかる費用が高い山は、貯金ができてから…。いつか出かけるその時のために、出来るだけ山へ登って体力を蓄えておきたいところですね!

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nao
nao

両親の影響で子供の頃から山に登り、大きなザックを背負う人を見て自分には無理だなあと思っていたらいつの間にかそうなっていました。歩き続ける縦走が好き。下山後の温泉とビールも大好きです。どうぞよろしくお願いします。

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