登山キャップ

登山用キャップはどんな時にいいの? 被りたいシーンとおすすめモデル10選

目立たない存在ながら、実は登山に欠かすことのできない重要なアイテム・帽子。今回は登山におすすめのキャップをまとめてみました。その前に、まず帽子を用意する際にハットとキャップどちらがいいのか迷う方もいるかと思います。それぞれメリット・デメリットがありますので、キャップを選ぶめやすや特徴もあわせて紹介します!いったいどんなシーンにキャップが適しているのか?あなたが行く山にあわせて、快適な帽子を選びましょう!

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山に行くなら、絶対忘れたくない帽子

晴れた日の低山登山のようす(ハットをかぶった登山者)

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登山やアウトドアシーンといった、大自然の中で遊ぶ時には忘れてはならない帽子。日中ずっと太陽の下に晒されているわけですから、日よけ対策は必須です。

ところで、ハットとキャップはどっちがいいの?

キャップ ハット

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ハットは頭が入る部分の周囲につばがあるタイプの帽子。日差し除けはもちろん、つばが後方にも付いていることで後方からの日光を防ぐことができ、首周りの日焼け防止にも効果があります。特に、晴れた日や暑い季節、日差しが強い時はハットがおすすめ!

ハットをかぶった登山者

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しかし一方で、日光をしっかり遮ってくれるハットの後方のつばは、「上を見上げづらい」「フードとの相性が悪い」といった弱点も抱えています。反対に、前方につばが付いているキャップタイプの帽子は、首周りの紫外線対策は必要ですが、雨のときフードを被るのにも相性が良く、また、首が動かしやすいことから真上を見上げるシーンなどでも問題がないというメリットがあります。

標高の高い山、天気が変わりやすい山はキャップがおすすめ!

キャップをかぶった登山者

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・フードを帽子の上から被れる
・首が動かしやすい

というキャップのメリットは、数日間の縦走のような悪天候に見舞われる可能性の高い山行や、梯子を登ったり岩場を登るような急峻で勾配のある難易度の高い山の登山で特にその強みを発揮します。そうしたことから、中級者以上の山行にはキャップが特におすすめです。

平地と山の天気の境目のめやす

ガスってきた山

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「山の天気は変わりやすい」とよく言いますが、「それって標高何mの山よ?」という疑問にたいして、日本山岳会は下記の様に述べています。

気象庁や民間気象会社が、テレビやネットで発表する天気予報は、平地を対象とした標高が低いところの天気予報です(標高2000mぐらいまで)。

あくまで1つのめやすですが、2,000m以上の山へ行く場合は平地の天気予報があてにならない=天候が急変するかもしれない、と考えることができます。この場合、登山口では晴れていても、急に雨が降ってきた時のことを考えて、レインウェアのフードと相性の良いキャップを選ぶ、という選択ができますね。

かっこよく決まる!登山におすすめのキャップ10選

ここでは、2つのグループにわけておすすめの登山用ハットを紹介していきます。ご自身の登山ファッションにあわせて最適なものを探してみましょう。

シンプルに決めよう!無地のキャップ

モンベル リバーシブル バードビルキャップ

超耐久撥水加工の素材が採用されています。ヘルメットやフードの下にもかぶりやすいフィット感の高いキャップです。ツバの形を自由に変えることができます。

モンベル リバーシブル バードビルキャップ

出典:モンベル

サイズ:S/M(54~58cm)、M/L(57~61cm)
カラー:全4色
素材:70デニール・フルダル・スパンライク・ナイロン・タッサー
モンベル リバーシブル バードビルキャップ

ザ・ノース・フェイス テックハイクキャップ

常にドライである事を目指し、開発されたキャップ。軽量で速乾性に優れているため、様々なアクティビティで活躍できます。ドライメッシュの素材を仕様しているので、汗をかくスポーツでも重宝するモデルです。

ザ・ノース・フェイス テックハイクキャップ

サイズ:F
カラー:全2色
素材:<本体>APEX Aerobic Dry Light(ナイロン51%、ポリプロピレン38%、ポリウレタン11%)<ツバ部>Swallowtail Nylon Doubleweave with DWR(ナイロン100%)<額裏>FlashDry™ 3D Light DWR Backer(ポリエステル70%、ポリプロピレン30%)

マムート POKIOK SOFT SHELL CAP

優れた透湿性を発揮するソフトシェル素材が使われたワークキャップスタイルの帽子です。小雨を弾き、乾燥までの時間も短縮できるDWRコーティングが施されています。また、紫外線防止指数 (UPF) 50+とUVプロテクション機能も優れています。

マムート POKIOK SOFT SHELL CAP

サイズ:S-M、L-XL
カラー:全4色
素材:ポリエステル91%、エラステン9%

ミレー ランドネ メッシュ ワークキャップ

後方と内側がメッシュパネルとなったワークキャップスタイルの帽子です。濃淡2色で織られた杢生地がおしゃれな雰囲気を演出。3シーズンのアウトドア使用はもちろん、タウンユースもできますよ。

ミレー ランドネ メッシュ ワークキャップ

サイズ:フリー
カラー:全3色
素材:ポリエステル100%

ザ・ノース・フェイス ゴアテックスキャップ

ゴアテックスを採用した防水キャップ。シームシーリング加工で雨も安心。一見山用とは思えないベーシックなデザインは街でも活躍間違いなし!

ザ・ノース・フェイス ゴアテックスキャップ

サイズ:ONE SIZE
カラー:全4色
素材:ナイロンスパンタッサーGORE-TEX Fabrics(表:ナイロン100%、中間層:ePTFE、裏:ナイロン100%)

フーディニ アクションツイルキャップ

ソフトな肌触りのMetropolis Action Twill生地を採用し、透湿性や速乾性、耐摩耗性に優れたアーバンスタイルのキャップに仕上げています。つばはしっかりした堅さがあります。

フーディニ アクションツイルキャップ

サイズ:S(54-56cm)、M(56-58cm)
カラー:全4色
素材:Metropolis Action Twill

コーディネートのスパイスに!柄ものキャップ

ダックビル・トラッカー・ハット

つばとフロントの一部以外の広い範囲がメッシュ状になっており、内側には吸湿発散性を備えるクールマックス・ファブリック製ヘッドバンドを装備。通気性にとても優れたキャップです。フォームは弾力性があるため、丸めてポケットやリュックに入れても形を維持してくれます。

ダックビル・トラッカー・ハット

提供:patagonia

サイズ:ワンサイズ(55-58cm)
カラー:全3色
素材:ナイロン100%
パタゴニア ダックビル・トラッカー・ハット

パタゴニア エアディニキャップ

28gという超軽量性が特徴的!後部のバックパネル部分には鍵やカード類など小物を収納するスペースまであります。DWR(耐久性撥水)加工済みブーディニ素材のつばや速乾性や通気性に優れたエアシェッド素材のサイドパネルで、耐候性や快適性もしっかりと備えています。

パタゴニア エアディニキャップ

提供:patagonia

サイズ:S(55-58cm)、L(58-61cm)
カラー:全4色
素材:ナイロン100%
パタゴニア エアディニキャップ

マーモット ライト ビーコン ワーク キャップ

コットンオックスを素材に採用し、ワークキャップスタイルにデザインしたモデル。つばの縁取りやジャバラ部分の配色がアクセントになり、よりおしゃれになっているのが特徴的です。また、ビン皮部には吸水速乾機能も備わっています。

マーモット ライト ビーコン ワーク キャップ

サイズ:ワンサイズ(56-59cm)
カラー:全5色
素材:表地 Cotton Ox(綿 100%)、裏地 ポリエステル

カリマー ベンチレーションキャップ ST +d

撥水性のある素材を使った、UVカット仕様のキャップです。ベンチレーションを備え、ムレを効果的に発散します。

カリマー ベンチレーションキャップ ST +d

サイズ:フリーサイズ
カラー:全8色
素材:ナイロン100%、<裏>ポリエステル100%

遠くまで見渡せるキャップで、山の景色を楽しもう

キャップを被った登山者

出典:PIXTA

キャップ・ハット共にそれぞれの得意とする部分や弱点があります。本格的な登山ならやはりキャップがおすすめで、シンプルな見た目のモデルやかっこいいおしゃれなモデルまで種類が豊富にあるので、是非1つ自分に合うのを選んでみてください!今回紹介したおすすめモデルはどれも手の届きやすいお値段のものばかりなので、そちらも参考に選んでみてくださいね。