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水晶岳

水晶岳|縦走でしかたどり着けない北アルプスの秘境!人気4コース

水晶岳は北アルプスの中でも特に山深いところに位置しており、直接登るコースはありません。2日以上かけて縦走でしか訪れられない山です。そんな水晶岳に登るコースを登山口別にまとめました。行くのに3日かかる秘湯情報も!

目次

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、山小屋営業ならびに交通状況などに変更が生じている可能性があります。
山小屋や行政・関連機関が発信する最新情報を入手したうえで登山計画を立て、安全登山をしましょう。
アイキャッチ画像出典:PIXTA

水晶岳(すいしょうだけ)ってどんな山?

水晶岳

標高山頂所在地山系最高気温(6月-8月)最低気温(6月-8月)
2986m富山県富山市北アルプス12.4℃3.6℃
参考:ヤマレコ

水晶岳(すいしょうだけ)は、北アルプス中央部にある日本百名山にも選定されている山で、山頂は切り立った岩の双耳峰となっています。東側は黒部川支流が流れ、すり鉢状のカール地形で、西側は険しく切れ落ちています。

別名:黒岳

水晶岳の別名は黒岳

撮影:nao

水晶岳の名は水晶が採取されることからきていますが、周囲が明るい山稜の中で、水晶岳の上部のみが黒っぽいため「黒岳」とも呼ばれています。深田久弥の日本百名山では「黒岳」の名で紹介されています。

直接登るコースはない!縦走で訪れよう

水晶岳に縦走で訪れる登山者

出典:PIXTA(鷲羽岳から水晶岳へ向かう登山者)

北アルプス中央部に位置する水晶岳は、麓から直接登るコースがなく、他の山を縦走して訪れるしかありません。そのため登山者が比較的少なく、奥深い北アルプスの自然を満喫することができます。

水晶岳の天気

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山と高原地図


昭文社 山と高原地図 槍ヶ岳・穂高岳 上高地

新穂高温泉からスタートする水晶岳縦走コース

比較的アクセスしやすい新穂高温泉から水晶岳を目指すコースです。コース上に小屋が多いので体力に自信のない方は途中の小屋での宿泊を増やして歩くこともできます。水晶岳までのコースをご紹介しています。

①新穂高温泉~双六岳~鷲羽岳~水晶岳

合計距離: 23.68 km
最高点の標高: 2942 m
最低点の標高: 1098 m
累積標高(上り): 4079 m
累積標高(下り): -2260 m
【体力レベル】★★★★☆
1泊2日
コースタイム:13時間57分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★★★☆
・岩場、雪渓を安定して通過できる技術が必要
・ルートファインディングの技術が必要

【1日目】
新穂高温泉→(60分)中崎橋→(10分)笠新道登山口→(10分)わさび平小屋→(20分)小池新道登山口→(60分)秩父沢出合→(90分)シシウドヶ原→(60分)鏡平→(60分)弓折分岐(乗越)→(70分)双六小屋(泊)

新穂高温泉

出典:PIXTA

新穂高温泉よりほぼ水平の林道を歩き、わさび平小屋を過ぎて小池新道登山口に入ります。鏡平から弓折岳は急登となるので、手前の鏡平山荘で休憩して行きましょう。池糖に槍ヶ岳が映り、迫力ある穂高連峰の眺めを見られます。

鏡平

出典:PIXTA(鏡平)

弓折分岐から稜線を歩いて双六方面へ向かうと、遠くに双六小屋と広いテント場が見えてきます。双六小屋に到着したら1日目は終了です。

【2日目】
双六小屋→(20分)巻道分岐→(50分)双六岳→(15分)中道稜線分岐→(50分)三俣蓮華岳→(45分)三俣山荘→(90分)鷲羽岳→(87分)水晶小屋  →(40分)水晶岳

双六小屋から稜線ルートを歩いて双六岳に登り三俣蓮華岳へ向かいます。広くて気持ちの良い尾根歩きですが、視界が悪いと迷いやすいので注意しましょう。三俣山荘から鷲羽岳までは九十九折りの急登が続きます。三俣山荘は展望が良く、テラスの食事も人気なので休憩していきましょう。

鷲羽岳

出典:PIXTA(鷲羽岳と三俣山荘)

鷲羽岳山頂では目の前に水晶岳が見え、360度の大パノラマが広がります。稜線を歩いてワリモ岳、水晶小屋を経て水晶岳へ。水晶岳手前は岩場のヤセ尾根となるので、しっかり3点支持を確認して登りましょう。

水晶岳

出典:PIXTA(水晶岳へ続く稜線)

①コース中に利用できる山小屋・テント場

わさび平小屋
わさび平小屋

新穂高温泉から林道を1時間ほど歩いた場所にある。登山の拠点の他、周辺の自然を楽しみにトレッキングに来る人も多い。夏は巨木をくりぬいた水槽でトマトやキュウリ、スイカなどを清流で冷やしているのが有名。

営業期間:7/10~10/20
収容人数:60名
テント設営数:30張

料金
1泊2食8,800円
1泊3食9,600円
素泊まり5,800円
テント800円/人

わさび平小屋のHPを見る

鏡平山荘

 鏡平山荘
出典:PIXTA

弓折岳直下に見える箱庭のような場所に建つ。小屋のそばにある鏡池は名前のごとく山々を映しだし、テラスは正面の槍ヶ岳や穂高連峰の絶好の展望台です。

営業期間:7/10~10/15
収容人数:120名
テント場:なし

料金
1泊2食9,800円
1泊3食10,700円
素泊まり6,800円

鏡平山荘のHPを見る

双六小屋

 双六小屋
出典:PIXTA

双六岳直下の広い鞍部に建ち、北アルプス最奥の山々の起点となる小屋で利用者も多い。水が豊富で、正面には迫力のある鷲羽岳があり、周辺はお花畑が見事です。

営業期間:6/10~10/20
収容人数:200名
テント設営数:60張

料金
1泊2食9,800円
1泊3食10,900円
素泊まり6,800円
テント1,000円/人

双六小屋のHPを見る

三俣山荘

三俣山荘
出典:PIXTA

黒部源流の稜線上、三俣蓮華岳と鷲羽岳の鞍部に建つ小屋で、地下水が豊富。小屋の展望食堂は北アルプス奥地の山々や槍・穂高連峰の眺めが素晴らしい。

営業期間:7/1~10/15
収容人数:80名
テント設営数:約70張

料金
1泊1食(朝)7,600円
1泊1食(夕)8,400円
1泊2食10,000円
素泊まり6,000円
昼弁当1,100円
テント1,000円/人

三俣山荘のHPを見る

水晶小屋
水晶小屋

水晶岳の南肩、裏銀座縦走路上に建つ小さな小屋。標高が2,900mと高く小屋の前からは360度のパノラマが広がり、ご来光と夕日を楽しむことができます。強風が吹く場所のためテント場はありません。

営業期間:7/15~9/30
収容人数:30名
テント場:なし

料金
1泊1食(朝)7,800円
1泊1食(夕)8,600円
1泊2食10,200円
素泊まり6,200円
昼弁当1,100円

水晶小屋のHPを見る

折立からスタートする水晶岳縦走コース

日本最後の秘境と呼ばれる雲ノ平または黒部五郎岳を経由して水晶岳に向かうコースです。北アルプスの山々にすっぽりと抱かれるような山歩きを楽しめます。水晶岳までのコースをご紹介しています。

②折立~雲ノ平~水晶岳

合計距離: 20.74 km
最高点の標高: 2942 m
最低点の標高: 1357 m
累積標高(上り): 3100 m
累積標高(下り): -1533 m
【体力レベル】★★★★☆
2泊3日
コースタイム:14時間6分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★★★☆
・岩場、雪渓を安定して通過できる技術が必要
・ルートファインディングの技術が必要

【1日目】
折立→(210分)五光岩ベンチ→(90分)太郎平小屋(泊)

折立から初めは樹林帯の中を歩きます。樹林帯を過ぎると石がごろごろと歩きにくい道もありますが、石畳や木道も整備された道で太郎平小屋へ向かいます。ベンチがあるので休憩しながら進みましょう。

太朗平小屋

出典:PIXTA(太郎平小屋)
1日目は太郎平小屋で宿泊です。

【2日目】
太郎平小屋→(75分)左俣出合→(60分)薬師沢出合→(130分)木道末端→(25分)アラスカ庭園→(49分 (※推定値) )祖母岳→(22分 (※推定値) )雲ノ平(泊)

太郎平小屋から木道を歩いて薬師沢を下っていきます。薬師沢出合の吊り橋を渡り梯子を下るといったん河原に出て、分岐を雲ノ平方面へ進みます。石がごろごろした急登が続いた後、傾斜の緩い木道となり、雲ノ平へ続いています。時間があれば庭園のような祖母岳にも寄りましょう。

雲ノ平のチングルマと水晶岳

出典:PIXTA(雲ノ平のチングルマと水晶岳)
2日目は雲ノ平で宿泊です。
【3日目】
雲ノ平→(51分 (※推定値) )祖父庭園→(30分)祖父岳→(40分)岩苔乗越→(50分)水晶小屋→(40分)水晶岳

雲ノ平からハイマツ帯と岩がごろごろした斜面を進み祖父岳を目指します。祖父岳山頂は広く、目の前に水晶岳、北アルプスの山々が周囲を取り囲むように鎮座している北アルプス中央部ならではの眺望が広がります。水晶岳までは、岩苔乗越、ワリモ北分岐と分岐が続くので、注意しましょう。

祖父岳のケルンと水晶岳

出典:PIXTA(祖父岳のケルンと水晶岳)

③折立~黒部五郎岳~鷲羽岳~水晶岳

合計距離: 26.71 km
最高点の標高: 2942 m
最低点の標高: 1357 m
累積標高(上り): 3924 m
累積標高(下り): -2357 m
【体力レベル】★★★★☆
2泊3日
コースタイム:17時間57分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★★★★
・岩場、雪渓を長時間継続して通過できる技術が必要
・ルートファインディングの技術に加え、撤退などの判断能力ができる

【1日目】
折立→(210分)五光岩ベンチ→(90分)太郎平小屋(泊)
折立~太郎平小屋までは②と同じコースを歩きます。

太朗平小屋

出典:PIXTA(太郎平小屋)

【2日目】
太郎平小屋→(115分)北ノ俣岳(上ノ岳)→(30分)赤木岳→(30分)中俣乗越→(110分)黒部五郎岳(中ノ俣岳)→(100分)黒部乗越(泊)

太郎平小屋から木道を歩いて北ノ俣岳を目指します。眺めの良い稜線歩きですが、小さなアップダウンを繰り返す長い道なので体力配分に注意しましょう。黒部五郎岳に登ったらいったん戻って黒部五郎カールを下るコースに入り、カールの底を歩いて黒部乗越まで進みます。

黒部五郎岳からの水晶岳

撮影:nao(黒部五郎岳からの水晶岳)
2日目は黒部乗越で宿泊します。

【3日目】
黒部乗越→(150分)三俣山荘→(90分)鷲羽岳→(87分)水晶小屋→(40分)水晶岳

黒部乗越を出るとすぐに三俣蓮華岳への急登が始まります。三俣山荘までの下りはガレ場の急な下りとなるので注意しましょう。三俣山荘からは①のコースで水晶岳まで登ります。

三俣山荘

出典:PIXTA(三俣山荘)

②コース中に利用できる山小屋・テント場

太郎平小屋

太郎平小屋
出典:PIXTA

薬師岳が目の前にある太郎兵衛平に建つ小屋。北アルプス奥地への縦走路の起点となる位置で多くの登山者でにぎわいます。テント場は小屋から約10分歩いた薬師峠にあり、売店やトイレも完備しています。
営業期間:7/1~10/10
収容人数:150名
テント設営数:100張(薬師峠キャンプ場)

料金
1泊2食9,500円
お弁当1,000円
テント700円/人

太郎平小屋のHPを見る

薬師沢小屋

薬師沢小屋
出典:PIXTA

黒部川本流と薬師沢の出合に建つ小屋。登山客の他、岩魚釣りや赤木沢の沢登り客などにも人気があります。
営業期間:7/1~10/10
収容人数:80名
テント場:なし

料金
1泊2食9,700円
お弁当1,000円

薬師沢小屋のHPを見る

雲ノ平山荘

 雲ノ平山荘
出典:PIXTA

日本最後の秘境と呼ばれる黒部源流域の雲ノ平に建つ小屋。周辺のハイマツ帯やお花畑にはところどころ池塘や火山岩があり、まるで庭園のような美しさです。

営業期間:7/10~10/10
収容人数:70名
テント設営:50張

料金
1泊1食(朝)7,600円
1泊1食(夕)8,400円
1泊2食10,000円
素泊まり6,000円
お弁当1,100円
テント1,000円

雲ノ平山荘のHPを見る

水晶小屋
コース①を参照ください。

③コース中に利用できる山小屋・テント場

黒部五郎小舎

黒部五郎小舎
出典:PIXTA

黒部五郎カールを下ったところにある小屋。小屋の周りは広々とした草原で、夏はコバイケソウやイワイチョウなどが咲き誇り、秋の紅葉も美しい場所です。

営業期間:7/10~79/30
収容人数:60名
テント設営数:30張

料金
1泊2食9,800円
1泊3食10,900円
素泊まり6,800円
テント1,000円

黒部五郎小舎のHPを見る

太郎平小屋
コース②を参照ください。

三俣山荘・水晶小屋
コース①を参照ください。

高瀬ダムからスタートする水晶岳縦走コース

裏銀座コースを歩いて水晶岳を目指すコースです。人が少なく静かな山歩きを楽しめます。水晶岳までのコースをご紹介しています。

④高瀬ダム~烏帽子岳~野口五郎岳~水晶岳

合計距離: 18.09 km
最高点の標高: 2942 m
最低点の標高: 1256 m
累積標高(上り): 3550 m
累積標高(下り): -1913 m
【体力レベル】★★★★☆
1泊2日
コースタイム:13時間34分
参考:ヤマプラ
【技術的難易度】★★★★☆
・岩場、雪渓を安定して通過できる技術が必要
・ルートファインディングの技術が必要

【1日目】
高瀬ダム→(40分)水場→(70分)権太落シ→(130分)三角点→(80分)烏帽子小屋→(30分)烏帽子岳分岐→(20分)烏帽子岳→(15分)烏帽子岳分岐→(30分)烏帽子小屋

高瀬ダムから烏帽子岳までは、北アルプス三大急登の一つ、ブナ立尾根を登ります。よく整備された登山道ですが、休憩しながら登りましょう。烏帽子山頂は岩場のため、烏帽子小屋に荷物をデポして往復するのがおすすめです。山頂からは高瀬ダムを見下ろすことができ、目指す水晶岳の稜線も見ることができます。

縦走コース途中の烏帽子岳

出典:PIXTA(烏帽子岳)
1日目は烏帽子小屋で1泊しましょう。

【2日目】
烏帽子小屋→(90分)三ッ岳→(120分)野口五郎岳→(30分)真砂分岐→(80分)東沢乗越→(40分)水晶小屋→(40分)水晶岳

烏帽子小屋から少しアップダウンがありますが、気持ちの良い稜線歩きが続きます。三ッ岳手前で急登があり、三ッ岳を過ぎるとお花畑ルートを通って野口五郎岳へ進みます。

三ツ岳からの野口五郎岳

出典:PIXTA(三ツ岳からの野口五郎岳)

野口五郎岳から真砂岳へ向かいます。稜線がずっと続く気持ちの良いコースで、東沢乗越から急坂を登ると水晶小屋です。ここからは①と同じコースで水晶岳に登ります。

水晶岳から見る笠ケ岳、三俣蓮華岳、双六岳

出典:PIXTA(水晶岳から見る笠ケ岳、三俣蓮華岳、双六岳)

④コース中に利用できる山小屋・テント場

烏帽子小屋

烏帽子小屋
出典:PIXTA

創業は大正12年。ブナ立尾根を登りきった林の中に建つ素朴な小屋。テント場は小屋から三ッ岳方面へ5分ほど歩いたところにあります。

営業期間:7月上旬~10月上旬
収容人数:70名
テント設営数:20張

料金
1泊朝食7,500円
1泊夕食8,500円
1泊2食9,500円
素泊まり6,500円
おにぎり2個700円
テント800円

烏帽子小屋のHPを見る

野口五郎小屋
野口五郎小屋

野口五郎岳の直下にある小屋。周辺は強風がふくためテント場はありません。小屋手作りのアイスクリームがひそかな人気です。

営業期間:7月上旬~9月下旬
収容人数:45名
テント場:なし

料金
1泊2食9,500円
素泊まり6,000円
お弁当1,000円

野口五郎小屋のHPを見る

水晶小屋
コース①を参照ください。

水晶岳コースの登山口へのアクセス・駐車場情報

水晶岳に縦走できる登山口へのアクセス方法をご紹介します。直通のバスも出ているので利用しましょう。

①新穂高温泉へのアクセス

【車の場合】
<関東方面から>

①中央自動車道:高井戸IC→松本IC
②関越自動車道:練馬IC→松本IC
国道158号→(平湯)国道471号→(栃尾)県道475号

<大阪・名古屋方面から>
①名神高速道路・吹田JCT(名古屋方面へ)→松本IC
②名神高速道路・吹田JCT(名古屋方面へ)→高山IC
国道158号→(平湯)国道471号→(栃尾)県道475号
<駐車場>
新穂高温泉駐車場

駐車可能台数:230台
料金:500円


鍋平高原駐車場

台数:790台
料金:乗用車600円(※ 鍋平高原登山者用駐車場は300円)

【電車・バスの場合】
<東京方面から>
①中央本線経由:新宿駅→松本駅→バス・タクシーに乗換え
②長野新幹線経由:東京駅→長野駅→松本駅→バス・タクシーに乗換え

<大阪・名古屋方面から>
①中央本線経由:新大阪駅→名古屋駅→松本駅→バス・タクシーに乗換え
②高山本線経由:大阪駅→高山駅→バス・タクシーに乗換え
③北陸本線経由:大阪駅→富山駅→高山駅→バス・タクシーに乗換え

松本・高山から新穂高温泉へのバスの詳細を見る

【高速バスの場合】
各都市から高速バスで「高山」「平湯」まで直行します。くわしくは以下リンクよりご確認ください。

直行バスの詳細をを見る

②折立へのアクセス

【車の場合】
<富山方面から>
北陸自動車道 立山IC-有峰林道 小見線-折立駐車場

<松本方面から>
国道471号-大規模林道 高山大山線-有峰林道 東谷線-折立駐車場

<駐車場>
折立駐車場
駐車可能台数:100台
料金:無料
トイレ:あり

【電車・バスの場合】
JR富山駅-富山地方鉄道 直通バス-折立(※直通バスは予約が必要です)
富山地方鉄道 電鉄富山駅-富山地方鉄道 有峰口駅-有峰林道 路線バス-折立

直通バス・路線バスの時刻表を見る

③高瀬ダムへのアクセス

【車の場合】
長野自動車道 安曇野IC-国道137号-県道326号-七倉山荘前でタクシーに乗換-高瀬ダム

<駐車場情報>
七倉山荘前

駐車可能台数:約50台
料金:無料
トイレ:あり

【電車・バスの場合】
高瀬渓谷へはバスの運行がありません。渓谷入り口のエネルギー博物館までは、市民バスが運行しています。

たどり着くのに3日かかる!?北アルプスの秘湯、高天原温泉

水晶岳から行ける高天原温泉

撮影:YAMA HACK編集部

水晶岳のふもと、黒部谷割にある温泉で、どの登山口からも距離があるため「日本一遠い温泉」と呼ばれることもある温泉。白濁した単純硫黄泉で、沢沿いに露天風呂が3つあります。長く歩いた先にある秘境の温泉…いつか行ってみたい場所です!

詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック!

水晶岳を縦走しよう!

水晶岳と高山植物

出典:PIXTA

どの登山口からも遠い北アルプスの奥地にある水晶岳。時間がかかる分、たどりついた達成感もありますし、美しい景色をたくさん見ることができます。どのコースも北アルプスの魅力を十分に味わえるコース。いろんな登山口から水晶岳を目指してみたいですね!

【登山時の注意点】
・登山にはしっかりとした装備と充分なトレーニングをしたうえで入山して下さい。足首まである登山靴、厚手の靴下、雨具上下、防寒具、ヘッドランプ、帽子、ザック、速乾性の衣類、食料、水など。
・登山路も複数あり分岐も多くあるので地図・コンパスも必携。
・もしものためにも登山届と山岳保険を忘れずに!
・紹介したコースは、登山経験や体力、天候などによって難易度が変わります。あくまでも参考とし、ご自身の体力に合わせた無理のない計画を立てて登山を楽しんで下さい。


National Parks of Japan

水晶岳 は 中部山岳国立公園 に含まれています。