約4,000本!弘法山古墳の桜がすごい!
弘法山古墳は長野県松本市の市街地南東部にある、標高650mの弘法山の山頂にある古墳です。周囲の街並みを一望できる小高い丘といった風情があり、山全体にソメイヨシノや八重桜などが数多く植えられているので桜の名所として有名です。また、映画『orange -オレンジ-』の舞台にもなったことでも知られています。
山岳県ならではの絶景!
桜が咲く季節に弘法山古墳から見渡す景色は、桜のピンク色を基調として、松本の街並みと北アルプスの山々を一望することができるので特におすすめです。春先の爽やかで気持ちよい晴れ空の下、山を眺めながら花見を楽しむのもなかなか乙なものではないでしょうか。
弘法山古墳って?
弘法山古墳は3世紀~4世紀にかけて築造されたとされる全長約63mの前方後方墳です。東日本で最も古い古墳と言われ、長野県指定文化財の1つに選ばれています。古墳の埋葬施設から出土した埋蔵品は松本市立考古博物館で見ることができます。
見ごろはいつ?開花状況
桜はオオヤマザクラ、コヒガンザクラを中心として約4,000本が植えられています。最盛期には山全体がピンク色で包まれている光景を見ることができるでしょう。4月上旬~4月中旬にかけて見頃を迎えます。
弘法山古墳の桜 2つの楽しみ方
弘法山古墳ではただ咲いている桜を見るだけでなく、地域の人による催しや演出によって、桜をさまざまな視点から楽しむことができます。ここでは弘法山古墳ならではの桜の楽しみ方を2つご紹介します。
毎年開催!桜まつり
毎年桜の開花時期に合わせて、弘法山古墳とその周辺地域にて「桜まつり」が開催されています。桜写真コンクール、「桜の弘法山」を題材とした短歌の募集、地元の小学生による弘法山古墳の桜絵画コンクールなど文化的なイベントが約3週間行われている他、弘法山古墳をステージとした音楽祭も盛況です。
音楽祭では満開の桜に囲まれた舞台で、民謡や小学生のスクールバンドを楽しむことができます。
ライトアップで夜桜を楽しむ
桜まつりの期間中は、ライトアップされた夜桜を楽しむことができます。光に照らされて暗闇の中を白く光る桜は幻想的な雰囲気を醸し出しています。松本城の桜ライトアップと同時開催なので、夜桜のはしごをするのもおすすめです。
松本市公式観光情報 新まつもと物語
アクセス情報
弘法山古墳は長野県松本駅から南東部に位置しています。電車やバスなどの公共交通機関によるアクセスもよいので、他の予定と合わせて経路の計画をするのがおすすめです。