登山用ガスバーナー10選!初めてのバーナー選びのポイントを徹底解説

登山の楽しみを広げてくれるガスバーナー。次の登山からは頂上で料理をして山ごはんを楽しみたい!でも、種類が多すぎてどれを選べばよいのかわからない、とお困りのあなた。湯沸しから調理まで使える一体型、安定性の高い分離型、その違いやおすすめのシングルバーナーを紹介。また、抑えておきたい注意点も解説いたします。ぜひ、お気に入りのガスバナーを見つけて、おいしい山ごはんで登山を楽しんでください。


アイキャッチ画像出典:Facebook/Primus JP

ガスバーナーを選ぶためのポイント

ガスバーナー 登山
出典:PIXTA
気温の低い山で、温かいラーメンやコーヒーを楽しんでいる人を見たことはありませんか?ガスバーナーがあれば、コンビニのおにぎりに温かい汁物をプラスできるなど、普段の山ごはんも簡単にレベルアップします。慣れてきたら鍋料理など、仲間と本格的な調理を楽しむこともできますよ。

登山で使うならどういうものが良いの?

ガスバーナー登山用  山で使うガスバーナーを選ぶ主なポイントは
①コンパクトさ
②軽量さ
③火力
④安定性
の4点です。パッキングの観点からコンパクトで軽量なものが望ましいですし、必ずしも平らな地面で使うとは限らないため安定性も重要。また、標高のある場所で使うとなると、ガソリンバーナーよりもガスバーナーの方が火力が安定するため扱いやすいです。

2種類のガス缶の違いを知っていますか?

ガスバーナー OD缶 山でバーナーを使う場合、燃料として使用するガスカートリッジは主に2種類。OD缶(アウトドア缶)とCB缶(カセットボンベ缶)があります。それぞれ特徴が違いますので、使用シーンを考慮して選びましょう。

OD缶

ガスバーナー OD缶 OD缶とは、アウトドアで使用することを前提に作られたガスカートリッジです。そのため、寒さに強く火力も安定しています。燃料缶自体が安定したデザインになっており、口にバーナーを取り付けるだけで使用できるため、コンパクトなガスバーナーが欲しい方はOD缶がおすすめ。ただ、CB缶と比べると値段が高く、アウトドアショップなど購入できる場所が限られるという面もあります。

CB缶

ガスバーナー CB缶 CB缶とは、家庭のいわゆるカセットコンロ用にデザインされたガスカートリッジです。価格もOD缶より安く、コンビニやスーパーでも入手可能な手軽さがあります。ただ、燃料缶自体に安定性が無いため、バーナーは脚付きのものが必須。安価なCB缶では寒さに弱く、火力も安定しにくいという面があるので注意が必要です。

OD缶シングルバーナー比較7種類



OD缶用のシングルバーナーはとにかく選択肢が豊富です。今回は中でも人気の高いおすすめ製品を、携行性,ゴトクの安定感や火力などをポイントにご紹介します。

OD缶ガスバーナー比較表
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プリムス P-153 ウルトラバーナー

ITEM
プリムス P-153 ウルトラバーナー
■収納サイズ:7.5×8.8×3.0cm
■重量:116g
■出力:4.2kW/3,600kcal/h(T型ガス使用時)
■ゴトク径:大148mm/小90mm

『とても良いですが、高山では点火装置が作動しないことも。』
持っていたプリムスバーナーが古くなったため、買い換えです。火力、コンパクト性、信頼性ともに不動の製品ですが、富士山など標高の高い山では、点火装置が作動しない場合がありますので、必ずライター等は携行したほうが良いです。


コンパクト,軽量,高火力とバランスの取れた安定の人気製品です。本体は小さめのクッカーにも難なく収まるサイズ。点火スイッチ付きで操作も容易です。

プリムス 2243バーナー

ITEM
プリムス 2243バーナー
■収納サイズ:10.7×10.7×5.9cm
■重量:253g
■出力:4.2kW/3,600kcal/h(T型ガス使用時)
■ゴトク径:120mm

『定番商品です』
定番商品ですので今更コメントすることはないのですが・・・
使っていて安心感があります。
山用品にとことん軽いことを要求する人には、
重さがマイナス評価につながるのかもしれませんね。


安定感のあるXゴトクは風の影響を受けにくい設計。ぐるりと広範囲に火が出るタイプは鍋底全体に火が回るため、調理が容易です。点火スイッチは無いのでライター必携です。

イーピーアイ REVO-3700

ITEM
イーピーアイ REVO-3700
■収納サイズ:H89×D52×W54mm
■重量:111g
■出力:3700kcal (230Rカートリッジ使用時)
■ゴトク径:152mm

『軽量大火力』
プリムスのイージークッカーNSソロセットMにソフトケースごと横にスタッキングできます。
極小火力のトロ火いけます。扱いやすく火力もあり、選んで良かった一品です。


コンパクトながら3,700kcal/hと今回ご紹介しているバーナーの中で最も高出力。火加減の調整も容易で、強火からとろ火まで自在です。耐風設計もうれしいです。

イーピーアイ BPS-III STOVE

ITEM
イーピーアイ BPS-III STOVE
■収納サイズ:H83×D52×W94mm
■重量:165g
■出力:3200kcal (230Rカートリッジ使用時)
■ゴトク径:142mm

『無骨』
CSSAストーブが不調になり、後継を検討。普通ならREVOにするのでしょうが、炎が広く広がるタイプが欲しかったのと、昔ながらのデザインも好きでこれにしました。火力は必要十二分。イグナイターが無い点については、思ったより不便に感じませんでした。


シンプル・イズ・ベスト。EPIgas®のロングセラーモデルです。点火スイッチなどの複雑な機能を一切省いているので抜群の耐久性と携行性があります。

スノーピーク ギガパワーストーブ 地 オート

ITEM
スノーピーク ギガパワーストーブ 地 オート
■収納サイズ:45×37×82(h)mm
■重量:90g
■出力:2,500kcal/h
■ゴトク径:106mm

『使いやすい』
コンパクトでかさばらず使いやすい。購入して正解です。


今回ご紹介しているバーナーの中で最もコンパクトなモデルです。コンパクトながら点火スイッチ付きなのはうれしいポイント。世界中に愛用者のいる人気製品です。

スノーピーク ギガパワーマイクロマックスウルトラライト

ITEM
スノーピーク ギガパワーマイクロマックスウルトラライト
■収納サイズ:67×34×80(h)mm
■重量:56g
■出力:2,800kcal/h
■ゴトク径:125mm

『とてもコンパクトです』
火力は十分でコンパクトなので非常に便利です。
また中央も炎が出るので炒めものもむらなく焼けます。


本体重量56g(点火スイッチなし)と今回ご紹介しているバーナーの中で最軽量。ギリギリまでギアを軽量化したいウルトラ・ライト志向の方におすすめのモデルです。

ジェットボイル PCS FLASH

ITEM
ジェットボイル PCS FLASH
■収納サイズ:φ104mm×高さ180mm
■重量:470g (ガスカートリッジを除く)
■出力:1134kcal/h
■ゴトク径:104mm

『高速湯沸し機を実感しました』
登山、トレッキング用に購入しましたが確かに凄く早く沸騰するので大変満足してます。カップヌードル、コーヒと大活躍です。もっと早く購入すれば良かった
でも、もう少し値段が安ければ最高かな?でも大変満足してます。


クッカー自体に独自の保温装置「フラックスリング」を付けることでバーナーの熱を最大限にクッカーに伝えるジェットボイル。高速湯沸かしと省エネが特徴のクッカーとバーナーのセットです。パッキングも容易です。

CB缶シングルバーナー比較3種類



続いてCB缶のおすすめバーナーをご紹介します。各社からCB缶の弱点をカバーする機能を搭載した製品が出ていますので、参考にしてみてください。
CB缶ガスバーナー一覧
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ソト レギュレーターストーブ

ITEM
ソト レギュレーターストーブ ST-310
■収納サイズ:幅140X奥行70X高さ110mm
■重量:350g
■出力:2.9kW(2,500kcal/h)
■ゴトク径:166mm

『CB缶カセット使うならこれがベストかな』
安定感有り,火の調整バルブが金属なので溶ける心配がない.ただ足がかなり熱くなるので,素手で触れないよう注意は必要.


外気温が低いと火力が安定しないCB缶ですが、独自の技術で気温の低い環境でも安定した火力を発揮してくれます。大きなゴトク径も特徴で、19cmの鍋まで使えます。

ソト シングルバーナー

ITEM
ソト シングルバーナー ST-301
■収納サイズ:幅160×奥行100×高さ90mm
■重量:690g
■出力:3.7kW(3,200kcal/h)(ST-760使用時)
■ゴトク径:190mm

『収納袋だけ惜しい』
日本製のバーナーで安心感があります。火力調整も弱火~強火と問題ありません。本体とガス缶が離れているタイプなので、ガス缶が熱せられて危険な事にもならないと思います。収納時は折り畳めてコンパクトになるのですが、付属の収納袋は更にコンパクトで、、。もう少し大きい袋だと良かったかなぁと思います。バーナー自体は大変満足しています。


まるで自宅のキッチンのような使用感が人気のモデルです。大きく安定したゴトクで直径25cmの鍋まで使えます。低重心なのでテーブルに載せて使うのにもぴったり。

イワタニ カセットガス ジュニアコンパクトバーナー

ITEM
イワタニ カセットガス ジュニアコンパクトバーナー
■収納サイズ:幅82×奥行68×高さ109mm
■重量:274g
■出力:2.7kW(2,300kcal/h)
■ゴトク径:18cm(鍋底16cm以下)の鍋まで可能

『非常に使いやすい』
とてもコンパクトで、ガスボンベの取り付けも簡単です。火力も十分だと思います。当たり前ですが、風のあるところではお湯を沸かすのに時間が掛かるので、風のない日か、風の当たらないところでの使用をお勧めします。


CB缶バーナーながらコンパクトにまとまった使用サイズ感が人気のモデルです。底径16cmの鍋まで使えます。防風設計のゴトクも大きなポイント。

使用の前に注意しておきたい6つのこと



登山用ガスバーナー
出典:PIXTA
ひとつあると便利なシングルバーナー。いざ山で使うとなると平地で使うのとは勝手が変わってきます。実際に使う時に戸惑わないための注意点をご紹介しますので参考にしてみてください。

【1】登山前にガスの残量の確認をする

せっかくバーナーを持って行っても燃料が無いことには使えません。必ずガスの残量を確認してから出掛けることを習慣にしましょう。ガス缶を軽く振ってみるとわかりやすいですよ。

【2】初めて使用する時は、事前に使い方を確認

慣れない道具を慣れない場所でいきなり使うのは不安ですよね。特にバーナーは火器ですので危険を伴います。実際に山で使う前に、自宅やキャンプ場などで使い方を確認しておきましょう。

【3】火をつけられるものを携帯しておく

点火スイッチ付きのモデルであっても、気温や標高によってスイッチが動作しない場面は多々あります。点火スイッチの有無にかかわらずライターやマッチを準備しておきましょう。

【4】ガス缶とバーナーは同じメーカーを使う

ひと昔前まではメーカーによってガス缶の接合部の形状が異なっていました。現在では規格化が進んでいますが、絶対安全という保障はありません。ガス缶とバーナーは同一メーカーのものを使いましょう。

【5】使用する山の気温を確認しておく

ガスバーナーのモデルによっては外気温が低すぎると火力調整のできないものもあります。バーナーと燃料を選ぶ際にはどの山でどの季節に使いたいのかも考慮に入れておきましょう。

【6】道具をきちんとメンテナンスしておく

ガスバーナーにもメンテナンスが必要です。点火スイッチ付きのモデルは点火スイッチに油などの汚れがたまると動作しなくなりますし、ガス缶接合部のOリングは消耗品です。適宜メーカーに点検を依頼するなどして安全水準を保ちましょう。

ガスバーナーを使って山ごはんを楽しみましょう!

ガスバーナー 調理 ガスバーナーでできる山ごはんのレパートリーはかなり豊富です。山でも温かい食事を手軽に楽しみたいですね!

山ごはんの定番”山ラーメン”

山ラーメン
出典:YAMAHACK編集部
カップ麺ならお湯を沸かすだけでOK。袋ラーメンなら卵やわかめを持参するだけで簡単でおいしいラーメンができます。野菜と生麺と固形調味料で鍋風煮込みラーメンというのも絶品です。

おしゃれな山ごはんを楽しむならやっぱり”パスタ”

山パスタ
出典:YAMAHACK編集部
山でパスタ!かなりテンションが上がります。山では湯切りができないので、乾麺と塩を密閉容器入れ、食べる1時間以上前にひたひたの水を入れて登るのがおすすめ。残った水ごと鍋に空けてソースと共に2〜3分加熱すればOK。以下のページを参考に色々なバリエーションを楽しんでください。

山パスタに関する記事はこちら

カレーに雑炊、バリエーション豊かな”ごはんもの”

山ごはん 
出典:YAMAHACK編集部
最もお手軽なのはパックのご飯とレトルトのカレーですよね。山で食べるとまた格別。温かい汁物と共にいただきたい場合は雑炊風にして楽しむのもおすすめです。以下のページでは手軽に楽しめるレシピをご紹介していますので、参考にしてみてください。

山ごはんに関する記事はこちら

他にも色々試せる山ごはんレシピを作ってみよう!


バーナーを持つと登山がもっと楽しくなる!

バーナー 山ごはん 山頂のご飯はそれだけで格別!温かいスープやコーヒーがあると更に幸せな気分になることは間違いありません。でも、バーナーの魅力はそれだけではありません。もっと長い行程の登山になると必要なポイントに食事のできる山小屋があるとは限りません。そんなときバーナーがあれば自炊が可能。挑戦できる山のバリエーションも広がりますよ。バーナーを持って登山をもっと楽しみましょう!

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ガスバーナー 登山用
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hiroko.ozaki
hiroko.ozaki

お酒と音楽と自然が好き。 ワイン屋を営む傍ら、ヒマさえあれば登山ルートを調べ、週末に行く山の天気に一喜一憂する日々。 いつかどこかで偶然お会いしましょ。

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