目次
ガスバーナーを選ぶためのポイント

登山で使うならどういうものが良いの?

①コンパクトさ
②軽量さ
③火力
④安定性
の4点です。パッキングの観点からコンパクトで軽量なものが望ましいですし、必ずしも平らな地面で使うとは限らないため安定性も重要。また、標高のある場所で使うとなると、ガソリンバーナーよりもガスバーナーの方が火力が安定するため扱いやすいです。
2種類のガス缶の違いを知っていますか?

OD缶

CB缶

OD缶シングルバーナー比較7種類
OD缶用のシングルバーナーはとにかく選択肢が豊富です。今回は中でも人気の高いおすすめ製品を、携行性、ゴトクの安定感や火力などをポイントにご紹介します。

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プリムス P-153 ウルトラバーナー
軽量コンパクトでも、しっかりとした五徳もほしい方に。コンパクト,軽量,高火力とバランスの取れた安定の人気製品です。本体は小さめのクッカーにも難なく収まるサイズ。点火スイッチ付きで操作も容易です。
■重量:116g
■出力:4.2kW/3,600kcal/h(T型ガス使用時)
■ゴトク径:大148mm/小90mm
プリムス 2243バーナー
鍋底全体に安定した火力。山ごはんにこだわりたいなら。安定感のあるXゴトクは風の影響を受けにくい設計。ぐるりと広範囲に火が出るタイプは鍋底全体に火が回るため、調理が容易です。点火スイッチは無いのでライター必携です。
■重量:253g
■出力:4.2kW/3,600kcal/h(T型ガス使用時)
■ゴトク径:120mm
少し重量はあるが、火力は申し分なし。使いやすくて便利。
出典: 楽天みんなのレビュー
イーピーアイ REVO-3700
稜線での調理も安心。風に強いバーナーならコレ。コンパクトながら3,700kcal/hと今回ご紹介しているバーナーの中で最も高出力。火加減の調整も容易で、強火からとろ火まで自在です。耐風設計もうれしいです。
■重量:111g
■出力:3700kcal (230Rカートリッジ使用時)
■ゴトク径:152mm
バーナー、小さくて火力強くて最高です。やはり日本製ですね。
出典: 楽天みんなのレビュー
大型ゴトクで大鍋対応。グループ登山の調理に便利。
極小のとろ火にも対応でき、ゴトクも大きな山ごはんにぴったりのアイテム。2~3人の登山でまとめて調理する際などに活躍する火力を備えています。
■重量:185g
■出力:4000kcal (230Rカートリッジ使用時)
■ゴトク径:205mm
スノーピーク ギガパワーストーブ 地 オート
収納サイズは最小!持ち物をできるだけ少なくしたいミニマリストへ。今回ご紹介しているバーナーの中で最もコンパクトなモデルです。コンパクトながら点火スイッチ付きなのはうれしいポイント。世界中に愛用者のいる人気製品です。
■重量:90g
■出力:2,500kcal/h
■ゴトク径:106mm
『使いやすい』
コンパクトでかさばらず使いやすい。購入して正解です。
出典: 楽天みんなのレビュー
スノーピーク ギガパワーマイクロマックスウルトラライト
超軽量バーナー。1gでも削りたい高所登山や長期縦走に。本体重量56g(点火スイッチなし)と今回ご紹介しているバーナーの中で最軽量。ギリギリまでギアを軽量化したいウルトラ・ライト志向の方におすすめのモデルです。
■重量:56g
■出力:2,800kcal/h
■ゴトク径:125mm
ハイキング用に購入しました。思ったより小さくてびっくり! 軽いので便利持ち運びにはとっても良かったです。 小さくてもパワーはすごいです。外でお茶するのが楽しみです。
出典: 楽天みんなのレビュー
ジェットボイル FLASH
調理はしない、お湯を沸かせればいいという方はコチラ。クッカー自体に独自の保温装置「フラックスリング」を付けることでバーナーの熱を最大限にクッカーに伝えるジェットボイル。高速湯沸かしと省エネが特徴のクッカーとバーナーのセットです。パッキングも容易です。
■重量:440g (ガスカートリッジを除く)
■出力:2269kcal/h
■容量:1.0L
CB缶シングルバーナー比較3種類
続いてCB缶のおすすめバーナーをご紹介します。各社からCB缶の弱点をカバーする機能を搭載した製品が出ていますので、参考にしてみてください。

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ソト レギュレーターストーブ
冬期登山でもCB缶を使えます!外気温が低いと火力が安定しないCB缶ですが、独自の技術で気温の低い環境でも安定した火力を発揮してくれます。大きなゴトク径も特徴で、19cmの鍋まで使えます。
■重量:350g
■出力:2.9kW(2,500kcal/h)
■ゴトク径:166mm
ワカサギ釣りで使用しましたが、寒さの中でも安定した火力でお湯の湧き上がりも早く大満足です。 購入してとても良かったので、これからは周辺機材を増やしていこうと思います。
出典: 楽天みんなのレビュー
ソト シングルバーナー(製造終了)
安心の安定感。山でグツグツ鍋料理もできる。まるで自宅のキッチンのような使用感が人気のモデルです。大きく安定したゴトクで直径25cmの鍋まで使えます。低重心なのでテーブルに載せて使うのにもぴったり。
イワタニ カセットガス ジュニアコンパクトバーナー
風が強い場所でも手軽なCB缶を使いたいなら。CB缶バーナーながらコンパクトにまとまった使用サイズ感が人気のモデルです。底径16cmの鍋まで使えます。防風設計のゴトクも大きなポイント。
■重量:274g
■出力:2.7kW(2,300kcal/h)
■ゴトク径:18cm(鍋底16cm以下)の鍋まで可能
グラグラする事もなくしっかり安定しますし、火力も充分です!
出典: 楽天みんなのレビュー
使用の前に注意しておきたい6つのこと

【1】登山前にガスの残量の確認をする
せっかくバーナーを持って行っても燃料が無いことには使えません。必ずガスの残量を確認してから出掛けることを習慣にしましょう。ガス缶を軽く振ってみるとわかりやすいですよ。【2】初めて使用する時は、事前に使い方を確認
慣れない道具を慣れない場所でいきなり使うのは不安ですよね。特にバーナーは火器ですので危険を伴います。実際に山で使う前に、自宅やキャンプ場などで使い方を確認しておきましょう。【3】火をつけられるものを携帯しておく
点火スイッチ付きのモデルであっても、気温や標高によってスイッチが動作しない場面は多々あります。点火スイッチの有無にかかわらずライターやマッチを準備しておきましょう。【4】ガス缶とバーナーは同じメーカーを使う
ひと昔前まではメーカーによってガス缶の接合部の形状が異なっていました。現在では規格化が進んでいますが、絶対安全という保障はありません。ガス缶とバーナーは同一メーカーのものを使いましょう。【5】使用する山の気温を確認しておく
ガスバーナーのモデルによっては外気温が低すぎると火力調整のできないものもあります。バーナーと燃料を選ぶ際にはどの山でどの季節に使いたいのかも考慮に入れておきましょう。【6】道具をきちんとメンテナンスしておく
ガスバーナーにもメンテナンスが必要です。点火スイッチ付きのモデルは点火スイッチに油などの汚れがたまると動作しなくなりますし、ガス缶接合部のOリングは消耗品です。適宜メーカーに点検を依頼するなどして安全水準を保ちましょう。ガスバーナーを使って山ごはんを楽しみましょう!

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