ジェットボイル サミットスキレット

ジェットボイルから待望の新作!第2のフライパン『サミットスキレット』

登山者の中ではもはや知らない人はいないのでは?!というほど人気のあるジェットボイル。そのジェットボイルから新作が!しかもそれは…「フライパン」との噂が…。どんな商品なのか、実際に手に取って確かめてみました!

目次

撮影:YAMAHACK編集部

ジェットボイルから新しいフライパンが発売されたらしい

多くの登山者が愛用しているブランド、ジェットボイル。クッカーとバーナーが一体化しており、優れた熱効率でも素早く沸騰できるクッキングシステムです。そんなジェットボイルから、新しいフライパンが発売されるとの噂が!その名も「サミットスキレット」。

サミットスキレットの特徴とは…?

サミットスキレット

撮影:YAMAHACK編集部

サミットスキレットには、ターナー(へら)とスタッフバッグが付属されています。
このターナーは取って部分に収納することが出来るため、移動している最中もスタッフバッグの中でガタガタなる事がなく、持ち運びが便利。表面はセラミックコーティングされており、焦げ付きにくいのも特徴。また、底面が厚手に作られているので熱が均一に伝わります。耐久性と耐熱性に優れたフライパンなのです。

「フラックスリングフライパン」とはなにが違うの…?

フラックスリングフライパンとの違い

出典:モンベル(左:サミットスキレット、右:フラックスリングフラパン

「ジェットボイルのフライパン」と聞くとまず思い出すのが、フラックスリングフライパンではないでしょうか。ジェットボイルファンにとっては、違いが気になるところ。まずはホームページで二つのフライパンを検索してみました。

重量サイズ素材
サミットスキレット300g
(ターナーを含む重量)
203mm×216mm×48mm
(本体サイズ)
フラックスリングフライパン280g205mm×57mm(収納時)アルミニウム(本体)

スペックだけを見ると、重量・サイズにはそこまで差はない模様。ただ、写真をみると…サミットスキレットはジェットボイルシリーズの特徴・フラックスリングがついていない…?

サミットスキレットの裏

撮影:YAMAHACK編集部

実際に比べてみると、やはり裏にフラックスリングは付いていませんでした。フラックスリングフライパンは、クッキングシステム付属のゴトクとの併用が必要でしたが、新しいサミットスキレットはフラックスリングが付いていないため、他社製のバーナーでも使う事ができます。また、フラックスリングが付いていない分、フライパンをあおる事ができます。これなら本格的なチャーハンも作れる?!

サミットスキレットの取手

撮影:YAMAHACK編集部

また、サミットスキレットの取っ手はしっかりと固定されるため、調理中にグラグラする事がありません。調理しやすいのが嬉しいですね。

シーンに合わせて選ぼう!

やはり大きな違いは、使うバーナーの違い。フラックスリングが付いていない分少しコンパクトではありますが、ジェットボイルの特徴である加熱方法ではありません。サミットスキレットとフラックスリングフライパンは「どちらが良い」という物ではなく、まったくの別シーンに向けて作られていることがわかりました。今持っているバーナーに合わせて選ぶと良いですね!

”サミットスキレット”を実際に使ってみた

サミットスキレットで調理

撮影:YAMAHACK編集部

実際にこのサミットスキレットを使ってみました。ジェットボイルは”フラックスリングが付いていないと火力が落ちてしまうのか?”といった点もあわせて検証!

サミットスキレットでチャーハン作り
撮影:YAMAHACK編集部

今回は冷凍チャーハンを調理。うっかり油を持っていくのを忘れてしまったので…何も引かずに炒めます。しかし表面のセラミックコーティングのおかげで焦げ付くことなく調理する事ができました!
さらにうっかり、汚れをふき取るためのティッシュも忘れてしまったのですが、家に帰ってきてからでも簡単に汚れを落とすことが出来ました。
山でチャーハン

撮影:YAMAHACK編集部
フラックスリングがない事により、実際熱伝導スピードは少し劣るのかもしれませんが、温める分には火力不足もそこまで感じる事はありません。また、厚さが少し薄いため、ザックに入れるのはいくらか楽でした!
スピードや火力を重視したい時はフラックスリングフライパン、他のバーナーでの使用やさらにコンパクトさを求めるのであればサミットスキレット、など、選択肢がいくつもできたのが嬉しいですね。

サミットスキレットは3月に新発売。気になった方は店舗へ急げ!

ジェットボイル サミットスキレット

撮影:YAMAHACK編集部

新商品が出るたび話題になるジェットボイルですが、今回は初めて”専用ゴトク”を使わなくても良い、というモデル。今後のジェットボイルにも注目ですね。気になった方はHPをチェック!
モンベル サミットスキレット

ジェットボイル サミットスキレット

■重量:300g (ターナー(21g)を含む重量)
■サイズ:20.3cm×21.6cm×4.8cm(収納時)