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スノーシューとは?

スノーシューは、日本でいう”かんじき”のこと。スキーやスノーボードと違い、特別な技術が必要ではないため、初心者や子どもでも気軽に始めることができ、近年、雪深い場所をスノーシューを履いて歩くツアーが多く開催されています。
一歩奥へ入ると大自然がそこにはあり、時には、野生動物と遭遇したり樹氷や氷曝のような自然の造形美を見ることができたりと、一味違った冬の楽しさを味わえます。
初心者おすすめスノーシュー体験ツアー13選(現地開催)

スノーシューを始めてみたいけど、何をどうやってどこで始めたらよいか悩みますよね。初心者はまず、スノーシュー体験ツアーに参加してみましょう!スノーシューのレンタルもできて、ガイドさんも同行するので気軽に始めることができます。
ここでは、初心者におすすめのスノーシューツアーを紹介します。
北海道エリア
【北海道 札幌周辺】

札幌近郊をフィールドに様々なスノーシューツアーを開催しています。車がなくても送迎があるので安心。その他、北海道全域のスノーシューツアーも。
■開催期間:12月上旬~4月上旬
■開催場所:北海道各所
■参加料金:7,000円/1人~
■料金に含まれるもの:ガイド料、保険代、スノーシューレンタル代など(ツアーによる)
■ツアー所要時間:約2時間から
■電話番号(北海道宝島旅行社/北海道体験.com編集部):011‐252-2111
【北海道 ニセコ周辺】

平地のイメージが強いスノーシューですが、このツアーではゴンドラで上がりダウンヒルを楽しめます。
■開催期間:12月~3月
■開催場所:ニセコ山系、羊蹄山麓
■参加料金:
【通常ツアー】7,150円/1人
【プライベートツアー】22,000円/1グループ2名まで(3人目以降は7,150円/1人)
■ツアー所要時間:約2時間
■料金に含まれるもの:スノーシュー・ブーツ・ストックのレンタル代
■電話番号(ニセコアウトドアセンター):0136‐44-1133
東北エリア
【山形県 蔵王周辺】

蔵王といえば、”モンスター”といわれる樹氷群が有名。2日間かけてスノーシューを存分に味わえるツアーです。
■開催期間:1月中旬〜3月中旬
■開催場所:山形県蔵王ライザスキー場
■参加料金:大人18,500円/1人 ※リフト代別途
■ツアー所要時間:2日間
■料金に含まれるもの:宿泊費(1泊2食)、ガイド費、スノーシューレンタル代
■電話番号(Outdoor Sports Club ZAC):03-6671-0201
OutdoorSportsClubZac公式HP
【青森県 八甲田山周辺】

SAJ公認の八甲田山スキースクールで、スノーシューハイキングツアーも開催。
■開催期間:2024年12月21日(土)開校 ※レッスンは3月末日まで。水曜定休
■開催場所:八甲田山周辺
■参加料金:10,000円/1人〜 ※ロープウェー代別途
■ツアー所要時間:約3時間
■料金に含まれるもの スノーシュー、ポール、ウェア等のレンタル
■電話番号(八甲田パーク):017-738-8589 / E-Mail:office@hakkouda-p.com
八甲田パーク公式HP
【福島県 裏磐梯周辺】

硫黄成分や鉄分が水にしみ込み氷結したイエローフォールは珍しく、圧巻の滝を体験できるツアー。
■開催場所:裏磐梯スキー場
■電話番号(裏磐梯スキー場) : 0241-32-2177
関東・甲信越エリア
【群馬県 谷川岳周辺】

日本百名山のひとつでもある谷川岳山麓のスノーシュートレッキング。ガイド手作りのランチも楽しめる1日ツアーが魅力です。
■開催期間:12/23~3/24まで毎日開催
■開催場所:谷川岳山麓ほか
■参加料金:大人1名:6,500円〜(2〜3名向け半日プラン)、9,500円~(4名以上の貸切1日ツアー)
■ツアー所要時間:半日コース・・・3時間半前後(集合時間: 8:50or12:30)、1日コース ・・・9:00~16:00(集合時間: 8:50)
■料金に含まれるもの:スノーシューセットのレンタル、ガイド料、保険代
■電話番号(Forest&Water):0278-72-8017 / FAX:0278-72-8189
【山梨県・長野県 八ヶ岳周辺】

晴天率も高く快適なスノーシュー体験ができる、冬の八ヶ岳。ペンションでの宿泊がセットになっていて、参加者に合わせてコースを組んでもらえる少人数制のツアーがおすすめです。
■開催期間:※2024年度は未定
■開催場所:北八ヶ岳
■参加料金:大人15,800円/1人(1人参加の場合は16,500円)、子ども13,500円(小学校3〜6年生)
■料金に含まれるもの:宿泊代(1泊2食付き)・ガイド代・ロープウェイ乗車券・保険料 ※1,500円でレンタルスノーシューあり
■電話番号(ペンション山の朝):0266-67-4640
ペンション山の朝
【長野県 入笠山】

入笠山山頂からは八ヶ岳やアルプスの山々など、360度の大パノラマが広がります。斜面もなだらかで初心者にも◎。
■開催期間:2025年1月8日(水)〜2月27日(木)の水木開催 ※休館日は除く
■開催場所:入笠山
■参加料金:4,000円/1名(9歳以上) ※ゴンドラ代別途
■ツアー所要時間:【1/8〜1/9】①9:30~12:00、②13:20~15:50 【1/29〜2/27】13:20~15:50
■料金に含まれるもの:スノーシューセットのレンタル、ガイド料、保険料
■電話番号(リゾナーレ八ヶ岳):050-3134-8093
【長野県 白馬周辺】

栂池スキー場でスキーを楽しんでもよし、その先の広大な栂池自然園のスノーシューハイクを楽しんでもよし。大迫力の北アルプスを眺めながらのツアーは魅力的。
■開催期間:2025年1月9日(木)~2025年3月30日(日)
■開催場所:白馬岩岳スノーフィールド山頂 ねずこの森
■参加料金:大人7,400円 / 小児(小学生)6,000円(小学生5年生以上)
■ツアー所要時間:9時〜11時30分(午前の部)、13時〜15時30分(午後の部)
■料金に含まれるもの:白馬岩岳ゴンドラ・リフト往復乗車券、ガイド料、スノーシュー&ストックレンタル、ツアー途中休憩時のお飲み物、主催旅行保険
■電話番号(白馬山麓ツアーズ):026-172-6050
【長野県 軽井沢周辺】

雪上ティータイムが付いてくる、うれしいツアーを開催しています。案内してくれるのは、プロのネイチャーガイド。
■開催期間:2024年12月21日(土)~2025年3月30日(日)
■開催場所:軽井沢周辺
■参加料金:大人5,000円、中高生4,500円、子ども(4歳~小学生)4,000円 ※スノーシュー&ストックレンタルセット1,500円
■ツアー所要時間:2時間
■料金に含まれるもの:ガイド料金・雪上ティータイム
■電話番号(Asama Field Network):090-1431-5265
関西エリア
【滋賀県 マキノ高原周辺】

初級から中・上級コースもあり、力量によって選択できます。ステップアップしたい人にもおすすめ。
■開催期間:2024年度は開催なし
■開催場所:滋賀県比良山系
【滋賀県・琵琶湖周辺】

滋賀県高島市にあるZeroGravity現地事務所集合で、琵琶湖周辺のスノーシューツアーをいくつか開催。以下は初心者向けのツアーです。
■開催期間:12下旬~3下旬
■開催場所:琵琶湖周辺
■参加料金:10,000円/1人
■ツアー所要時間:8時間
■料金に含まれるもの:ガイド料、サブランチ、レンタル装備(スノーシュー、ストック)※ご自身のスノーシュー&ストック持ち込みの場合¥1,000キャッシュバック(要事前連絡)
■電話番号(ゼログラビティー滋賀事務所):075-702-9330
中国地方エリア
【鳥取県 大山周辺】

西日本を代表する大山で楽しむスノーシューツアー。絶景スポットやダウンヒルを取り入れたコースもあり、バラエティに富んでいます。
■開催期間:12月下旬~3月中旬
■開催場所:大山周辺
■参加料金:7,000円/1人〜
■ツアー所要時間:5時間~6時間のコースあり
■料金に含まれるもの:ツアー代、保険料 ※別途、スノーシュー&ポールセット 2,000円、ボード用ブーツ1,500円/1日(要予約)
■電話番号(森の国):0859-53-8036 / FAX:0859-53-8004(9:00~17:30)
初心者おすすめスノーシューツアー2選(都市圏出発)

スノーシューツアーは、現地で開催している場合も多いですが、大手旅行会社などでも企画しています。都市圏から出発するので雪道の心配がないうえ、交通費や宿代、ガイド代、スノーシュー代も込みの場合が多く便利です。
モンベル
東京・名古屋・大阪・京都発着でツアーを多数企画。
■開催期間:ツアーごとによる
■開催場所:上高地、谷川岳山麓など
■参加料金:26,000円/1人〜
■ツアー所要時間:日帰り or 2日間
■料金に含まれるもの:ガイド料、保険料、往復のバス代など
■電話番号(モンベル フリーコール):0120-936-007 ※携帯電話からの場合は06-6538-0208
クラブツーリズム
東京発着を中心に、北海道・東北から八ヶ岳周辺まで多くのスノーシューツアーを開催。日帰りプランも充実しています。
■開催期間:ツアーごとによる
■開催場所:北八ヶ岳・坪庭、千畳敷など
■参加料金:19,900円/1人~
■ツアー時間:日帰り〜3日間
■料金に含まれるもの:スノーシュー・ストックのレンタル代、集合地点からの交通費など
■電話番号(クラブツーリズム):03-5323-5566
ツアーに参加するときは、これを準備していこう!

初心者がスノーシューツアーに参加するのに、何を準備したらよいのでしょうか?ツアーでは、スノーシューとストックはレンタルできる場合がほとんどですが、ウェアや靴、靴下、スパッツ(ゲイター)、リュックなどは自分で用意しなければなりません(ツアー会社によってはウェアも有料でレンタルあり)。
基本的にはスキーウェアの感覚で問題ありませんが、長く歩く場合はトレッキングウェアなど動きやすくて脱ぎ着できるものがいいでしょう。
■スノーシューに向いている靴
スノーシュー専用の靴は特にありません。トレッキングや登山をする人ならば、足首まであるハイカットの登山靴(完全防水)で大丈夫です。しかし、足元が冷えるため、あれば冬用登山靴か防寒防水性のスノーブーツが最適です。
■サングラス・ゴーグル
雪目防止にもサングラスやゴーグルは必携。
■服装
・長袖アンダーウェア(速乾性のあるもの)
・中間着下
・中間着上
・アウタージャケット&パンツ(完全防水)orスキー・スノボウェア
・厚手靴下
・ニット帽
・薄手ダウン
・グローブ(防水)
・スパッツ(ゲイター)
ステップアップして自由に楽しむなら、マイ・スノーシューを
ほとんどの初心者向けツアーでスノーシューのレンタルサービスがありますが、ステップアップして自由に楽しむならスノーシューは必須。あらゆるアウトドアブランドのスノーシューの中から、代表的なブランドのアイテムを紹介します。
MSR EVO アッセント
サイズ | 21×56cm |
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重量(ペア) | 1.84kg |
本格的な山岳スノーシューを扱う代表的ブランド、MSRのスタンダードモデル。入門者向けながらも機能性に優れ、快適に歩くことができます。
MSR ライトニング アッセント
サイズ | 20×56cm(22インチ)、20×64cm(25インチ)、20×76cm(30インチ) |
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重量(ペア) | 1.84kg(22インチ)、1.91kg(25インチ)、2.20kg(30インチ) |
急斜面など、EVO アッセントよりも幅広い地形に対応したモデル。グリップ力と剛性に優れ、安定感があります。
スノーシューは新たなウィンターエンターテイメント!

スノーシューは、スキーやスノーボードとは違い個人の実力差を気にしなくていいので、ファミリーや友達同士で気軽に楽しめます。この冬、新たなウィンタースポーツとしてスノーシューを体験してみてはいかがですか?